春分の日の今日(笑)はまず、こちらから。
この署名、まだまだ賛同者が足りません。この件、最低でも100万人くらい集まってもよいのではないでしょうか。いや、1000万人集まって当然でしょ(笑)。
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— 特別な1日 (@giornata34) 2020年3月19日
さて、春らしい陽気になってきました。東京では、桜が咲き始めました。
●木曜朝の桜
木曜の昼間からは、本当に暖かくなって一気に花が咲き始めました。
例年4月第1週に予約しているお花見用のレストランを、今年は昨年より1週間早い3月最終週に予約したんですが、予想以上に開花が早い。花はその頃まで残っているでしょうか。
●木曜夕方の桜
ウィルスの件は日本どころか世界中が大変なことになってますが、良いこともあります。
毎年3月に頭を悩まされる歓送迎会や宴会が軒並み中止になりました。実に嬉しい。中止の知らせを聞くたびに自分でも驚くくらい心が明るくなるのが判ります。
本当に嬉しくて(笑)、自分が如何に仕事関連の宴会が嫌いなのか、改めて実感しました。
一方 ゴルフ場は混んでいるそうです。今 学校に行けない子供たちで竹下通りは埋まっているそうですが(笑)、行くところがないオヤジたちは屋外なら、とゴルフ場へ殺到しているらしい(笑)。
今週 そんな話をしていたら、社外の人(一部上場の役員さん)から『ゴルフはやらないんですか』と言われて、思わず絶句してしまいました。そんなことを言われたのは何年ぶりだったんです(笑)。
ゴルフなんかやるわけないだろ(笑)。
普段から勤務先では、ボクは周囲に聞こえるように飲み会やゴルフの悪口ばかり言ってるので(笑)、流石に行事とかビジネス以外では誘われることはなくなりました。
だから事情を知らない社外の人から質問されてビックリしたんです。世間一般、特に役員くらいの人からすれば、まだそんなものなんですね。
なんでお休みの日に仕事関係の連中と会わなきゃいけないんだ。冗談じゃありません。
仕事をスムーズに進めるために長時間一緒に過ごして人間関係を構築する、という理屈は判るし、それくらいの費用なんて安いとは思いますけど、限りある時間はそうはいかない。そこまで滅私奉公する筋合いはありません。
こういう馴れ合いの男社会、ボーイズ・クラブ(BOYというより小汚いオヤジ連中の寄り合い)をホモソーシャルっていうんです。人間関係の同質性を担保するために宴会とかゴルフとかで、プライベートや家庭を犠牲にして滅私奉公させる。キモい。
例えば、これがその典型です。
2018年当時の経団連の正副会長19人は(1)全員男性で女性ゼロ、(2)全員日本人で外国人ゼロ、(3)全員60代以上。30代、40代はおろか50代もいない、(4)転職経験ゼロ、(5)19人中18人が東京・横浜の大学出身。
日経ですら『この恐るべき同質集団』と評しています。今の顔ぶれは当時と多少変わっているでしょうが、本質は変わってない。
www.nikkei.com
このようなホモソーシャルな男社会、ボーイズ・クラブは経歴で選別したあとも宴会やゴルフで同質性を担保する代わりに、女性とか外国人など異質なものを排除する。
上野千鶴子氏によるとホモソーシャルの特徴は男同士の絆を追求する一方、ミソジニー(女性嫌悪)、ホモフォビア(同性愛嫌悪)が顕著だそうですが、まさに連中のことでしょう。余談ですが、女性野党議員の質問には露骨に無礼な態度をとる安倍晋三はミソジニーだとボクは思っています。
仕事が終わったらさっさと帰宅して夕飯作りに勤しんだり、映画を年間100本以上観たり、いい歳こいてコロナ禍の最中 東京ドームへPerfumeを見に行くボクも間違いなく排除される側です(笑)。
ボク自身は滅私奉公同好会(笑)の仲間になんか入りたくありませんけど、日本はまだまだ、ホモソーシャルな滅私奉公の馴れ合いが幅を利かせています。これは風土というか、根強いですよ。
組合とかオールド左翼とかの連中だってホモソーシャルなところは同じじゃないですか。組織の上層部は実質的にジジイばかりだし、構成員だって動員されたデモや集会で組織名を大書した幟を担いでいる時点で脳味噌が腐ってるでしょう。
ウィルスは困りますけど、宴会みたいな、仕事絡みでプライベートを削る滅私奉公なんて悪習はウィルスを機会に減らしていけないでしょうか。
でれでれと、男同士で酒を飲みたきゃ自分たちだけでやってろ。
311の節電ブームでネクタイだって殆ど無くなりました。微力ですが、ボクは宴会殲滅のために少しでも戦っていこうと思います(笑)。
宴会が減っているのは良いことですが、経済面では、企業の行事は軒並み全滅ですから、ホテル業界は大変で、オークラも帝国も軒並み10~20%台の稼働率だそうです。
飲食業も大変とは聞きますけど、このところボクが行った店、自由が丘のイタリアンも三田のフランス料理『鰆の燻製』と映画『彼らは生きていた』と『1917 命をかけた伝令』 - 特別な1日]も新橋のモンゴル料理も満席だったし、先日のイタリアンも客の入りは普段通りでした。
●料理写真の蔵出し。三田で食べた牛の尻尾の煮込み。骨付きですが肉はふわふわ~。
これらは変わった人しか来ない特殊な店だからかもしれませんが(笑)、外国人観光客の比重が高い店じゃなければ思ったほど消費は悪くないのかもしれません。デパートやショッピングモールは壊滅だけど、ドラッグストアや食品スーパーは売上絶好調って聞きますし。
●手の消毒液が品切れ、という話ですが、道端でも見かけるようになりました。
それでも、これだけ株価が下がり、国と国との行き来がなくなれば、どう考えても不況になると思います。
アメリカも欧州もこれから景気が悪くなるでしょうし、日本もこれから利いてくる。
一方 現地の話を聞くと中国の工場はすごい勢いで立ち上がっているようですから、中国が経済の立ち直りは世界で一番早いかもしれない。リーマン・ショックの際は中国が世界的に不況脱出のエンジンになりましたが(日本のGDPもその時期 中国に抜かれた)、今回も中国がその役割を果たすのかもしれません。
もはやオリンピックの開催は絶望的です。
●海外で広まっているというオリンピックマーク。安全のために五輪の輪も距離を取っています。
会場などのスケジュール調整が大変なため、1年延期じゃなく、冬季オリンピックと同年開催の2年延期、という声もあるようですが、できれば中止してもらいたいです。うるさくてかなわん。
観光業者などの経済的打撃はあるかもしれませんが、観客が集まることによるウィルス拡散の物理的・経済的リスクやそれに伴う医療崩壊リスクだってあるから、どっちが得か一概には言い切れない。その一方 食事やグッズに観光客が落とす金だって今週の東洋経済によると約8000億円、と言ってますから、GDPの0.2%くらいしか影響がない。
過去の東京五輪しかり、 アテネ、バルセロナ、リオ、ロンドンと、オリンピック後に不況になることは判っていましたが、開催する以前に不況になってれば文字通りバカ丸出しです。それだけ日本経済の病は深い、ということなのでしょう。
おまけに日本はウィルスに伴う経済対策のスピードも遅いし、規模も全然小さい。
●これは少し前の話ですが、今週トランプは1兆ドル(110兆円!)出すって言いだしましたね。
www.nli-research.co.jp
追加対策も固定資産税減免とか1万2000円配るとか、セコい話ばかり。
あと、相変わらず、消費税を減らせ、とか言ってる山本太郎信者が居ますけど、消費税を下げてもウィルスを防げるわけじゃないから消費が急に増えるはずがない(笑)。
それに消費税下げは法律改正の時間もかかるし、買い控えも起きるし、事務作業の手間もかかる。
ボクだったら消費税が下がったら、その分 節約、貯金しますよ(笑)。アホか。
今やらなきゃいけないのはまず中小企業の資金繰り支援、期限を決めた消費喚起策、それに頑張ってもらっている保育士や介護などの労働者支援でしょう。
●必要な人・会社に素早く資金繰りを支援するという点では、この『納税の1年猶予』は一理あるかも。もう1か月すると一刻の猶予もならない状態になると思う。
野口悠紀雄さんによる緊急経済対策の提案は、必読です。大規模な納税猶予によって、企業と個人の資金ショートを防ぐことが、最優先です。先日示された立憲民主党の対策も同じ考え方。野口提案と立憲提案を組み合わせれば、相当に多くの企業と個人が苦境を乗り切れるでしょう。緊急経済対策のお手本。 https://t.co/YQgfJXyUFO
— 田中 信一郎 (@TanakaShinsyu) 2020年3月18日
●この議員は嫌いだけど、フリーランスの当事者ならでは意見だと思う。
なんでもかんでも消費税を下げれば済むと思ってるバカは気楽でいいです。羨ましい。
ノンキですね。
— MAY19 (@slKpX08yz0l1zaK) 2020年3月18日
消費税が廃止されると選挙で野党はボロ負けします。
安倍政権の目的は憲法改正ですからなんでもやりますよ。
東京五輪は2年延期、五輪に代わって7月に解散・総選挙https://t.co/wW1BwRPsGs
「消費税ゼロで信を問う。立憲も国民も乗れないから自民が圧勝します」
5%でも野党は負ける
とにかく今回のウィルス騒ぎを奇貨として、
仕事絡みの宴会もゴルフも、甲子園も大相撲もオリンピックも全部やめろ。
ボクはそう言いたいです。
大勢の国民がそんなくだらないことにかまけてTVの前に座っている限り、この国は奈落の底へ落ちていくんじゃないでしょうか。
ボクの知ったことではありませんけどね、フン(笑)。