今日の午前中発表されたアカデミー賞、『ワン・バトル・アフター・アナザー』(作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞他)と『罪人たち』(主演男優賞、脚本賞他)が主要部門を総なめにしました。どちらも政治的なテーマを正面から描いた圧倒的な完成度の名作でした。
今年のアカデミー賞の作品賞候補『ワン・バトル・アフター・アナザー』はICEと戦う左翼活動家、『罪人たち』はKKKと戦う黒人兄弟、さらに『スーパーマン』はガザ虐殺およびテック富豪と戦う移民の話で、どれもワーナー映画だった。それがシオニストでトランプ支持のテック富豪に買収されるなんて! pic.twitter.com/JD6G4iBFBl
— 町山智浩 (@TomoMachi) 2026年2月27日
どちらも日本では興行収入が奮わなかった、というのも日本人の民度を反映しています。今朝の日本のTVニュースではメイクアップ賞にノミネートされた『国宝』ばかり取り上げてましたけど、世界中の人は誰も気にしていないんじゃないでしょうか(笑)。
いつも日本映画がアカデミー賞にノミネートされると、日本スゴいって、まるで自分の手柄のように喜ぶ無邪気な人達は何処行ったんだろうな? https://t.co/DbnpXNY4aY
— 愛国心の足りないなまけ者 にきめっ! (@tacowasa2nd) 2025年2月27日
それにしても、メローニと高市、同じ極右でもずいぶん違うもんですね。知能指数の違いかな。
イタリアのメローニ首相、自国の国益を冷静に判断しアメリカ主導の戦争から撤退。保守一流のバランス感覚です。高市首相も同じ保守政治家として、イラン戦争めぐってはアメリカに与しないという決断をされることを願ってやみません。国際法違反の戦争に自衛隊や自国民の命を差し出す必要はないのです。 https://t.co/N93xyO5qyY
— Ikuo Gonoï (@gonoi) 2026年3月15日
メロー二は最初からアメリカと一線を画してましたからね。こういうのを『判断力』って言うんです。
トランプの足の裏を舐めるしか能のない高市とは雲泥の差。 https://t.co/BlcdJlG20w
— seal (@4RygOC0vJEwjTpl) 2026年3月12日
勝手に戦争を始めておいて、軍隊を派遣しろ、なんてとんでもない話です。まず、お前が侵略戦争をやめろ、って主張するべきです。事実なんだから。
トランプ「ウクライナ戦争を24時間で終わらせると言ったがこんな複雑だったとは」
— 愛国心の足りないなまけ者 にきめっ! (@tacowasa2nd) 2026年3月13日
いやみんなそう言ってたろ
トランプ「中国が貿易戦争にここまで反撃してくるとは」
いやみんなそう言ってたろ
トランプ「イランがホルムズ海峡閉鎖するとは思わなかった」
いやみんなそう言ってたろ
ボケ老人かな?
𝐀𝐒𝐄𝐀𝐍「米国とイスラエルによる対イラン侵略行為の即時停止を要求」
— ぼくちゃん (@djR61A2bmS4AOP0) 2026年3月15日
どこかの国のバカ首相とは、大違いですね😆https://t.co/dWqkcKBg3k
高市政権になってからの約半年、アホを選ぶと結局自分たちに跳ね返ってくる、の典型です。
ここまで、高市さんは、三つの失言ミスをおかしていて、①台湾失言 ②外為特会円安ホクホク発言 ③イランのみ悪い発言
— 笹山登生 (@keyaki1117) 2026年3月12日
この三つが、現時点では、いずれも、日本経済にとっては裏目に作用している。
それだけでなく、このタイミングでわざわざ中東の外交官との面会を『風邪』で断るという判断力のなさ。
中東情勢悪化でガソリンが足りなくなる、と言われているのに、中東諸国との外交日程をドタキャンするって、はっきり言って「なんでそんな人間が首相やってるんだよ」という感想しか湧いてこないんだわ。国益よりも、自己都合を優先してるんだからな。
— 芻狗 (@justastrawdog) 2026年3月13日
高市早苗、外交日程キャンセルしたのにもう風邪治ったんだ。
— 愛国心の足りないなまけ者 にきめっ! (@tacowasa2nd) 2026年3月13日
まるで予防接種が嫌で朝だけ熱がてて昼からは普通に遊べる小学生みたいな風邪だな。
戦争は長期化する匂いがプンプンしてきました。
もう2,3週間したら『ネオンを消せ』みたいな騒ぎになるんじゃないですか。ネオンなんかどうでもいいけど、物価は更に上がっていく。
アホだ。アホに世界が壊される。 https://t.co/lfGyq0U59p
— こたつぬこ🌾木下ちがや (@sangituyama) 2026年3月13日
今はガソリンや灯油だけですが、1~2か月後は電気代、3か月後以降は食料品も値上げでしょう。
さて、フランスはトランプ大統領の要請を正式に拒否し、ホルムズ海峡に軍艦を派遣しないそうです。日本もフランスと足並みを揃たらよいと思います。アメリカの弾除けになるのは国益に反します。 https://t.co/93Nxc8DF2i
— Ikuo Gonoï (@gonoi) 2026年3月15日
アホの高市が余計なこと言っちゃったから、抜けられない。またアメリカで余計なことを言ってくるんじゃないですか。
自民党内でも嫌われ者で安部派にすら入れてもらえなかった高市が性格が悪くて、しかもバカなのは知ってたけど、ここまでアホだとは思わなかったなあ
面白半分で民間人死者が出るのも厭わず他国を攻撃する稀代の悪者とその為政者をいち早く支持してしまって後戻りできなくなっている我が国の首相の愚かさよ……。 https://t.co/88RLezgIay
— 津田大介 (@tsuda) 2026年3月16日
と、いうことで、六本木で映画『レンタル・ファミリー』
かつて歯磨き粉のTVCMで一世を風靡したものの、俳優業を細々と続けながら東京で暮らすアメリカ人俳優フィリップ。そんなある日、フィリップは『レンタル・ファミリー』の会社を経営する多田から仕事を依頼される。“レンタル家族”として他人の人生の中で“仮の”役割を演じる仕事に出会い、想像もしなかった人生の一部を体験する。最初のうちは見ず知らずの他人の人生に深く関わることに戸惑うフィリップだったが
2020年に公開されて評判の高かった『47セカンズ』(超暗そうだったのでボクは見なかった)の日本人監督、HIKARIがブレンダン・フレイザーを迎えて日本で撮影したハリウッド映画です。
と、言っても小中規模の佳作ばかり作るフォックス・サーチライト作品。小規模で地味な作品ながら、先行公開されたアメリカでは興行収入トップ5に入るヒットを飛ばしています。
かって『ハムナプトラ』などでアクションスターだったブレンダン・フレイザーがセクハラを受けて表舞台から消えた後 大傑作『ザ・ホエール』で復活、アカデミー主演男優賞を受賞してから初めて主演した映画でもあります。共演は主にアメリカで活躍する俳優、山本真理や平岳大、それに柄本明など。
『中年の危機』を迎えた外国人俳優が異国である日本で過ごすお話は、ボクの大好きなアカデミー脚本賞受賞作『ロスト・イン・トランスレーション』を思い起こさせます。サントリーがハリウッドスターを日本に招いてCMを撮る、という設定の映画ですが、あの頃の日本にはまだまだカネがありました(笑)。落ちぶれた今の日本ではどんなお話を描くことができるのでしょうか。
アメリカ人俳優、フィリップはかって歯磨きのTVCMで一世を風靡し、そのあとも日本に住んでいます。
今は俳優の仕事も減り、東京の片隅のアパートで一人細々と暮らしています。映画のオーディションに挑戦しながら、端役の仕事で食いつないでいる。
ある日 フィリップは多田(平岳大)から、故人の知り合いとして葬式に出席するアルバイトの仕事を紹介されます。
役者としても大した仕事がない彼は、多田が経営する会社の『レンタルファミリー』の仕事を請け負うようになります。
レンタルファミリーとは文字通り、誰かの家族の『役』を演じる仕事です。実際にレンタル恋人から、レンタル祖父母など様々な役があるようです。家族の『代行』という仕事はある意味 日本的な仕事なのかもしれません。
現実には人間関係が希薄にもかかわらず、人間関係を求め続けている社会のようにも見えるからです。
多田の会社からフィリップに、親が結婚を許してくれない女性の偽の結婚相手、衰えが隠せなくなったかっての名俳優(柄本明)を励ますための偽の記者、そしてシングルマザーが育てる子供の偽の父親など様々な『役』が彼に舞い込んできます。
この映画で感心したのはまず、脚本の妙です。
演劇に夢中でまじめな性格のフィリップは当初 偽の役を演じることで他人の人生に関わってしまうことに戸惑いを隠せません。『レンタル・ファミリー』という仕事に対する観客の視点とも共通しているでしょう。
しかし、フィリップは異国の、自分が知らない世界で偽の役を演じることで救われる相手がいることが判ってきます。
そして、時には他人を傷つけてしまうことも判るようになる。
ブレンダン・フレイザーの演技も相まって、この葛藤がすばらしい。ボクは名優レベルだと思いました。
シリアスなお話ではあるんですが、適度にユーモアを入れ込んでいます。そのバランスもまた、ちょうどいい。
個人的には一番感動した話が最初に来てしまったのは問題でしたが、代理の父親の話も良かったし、
年老いた名俳優(柄本明)との触れ合いのエピソードも良かった。ブレンダン・フレイザーと柄本明との演技合戦はこの映画の見どころの一つです。浅草の老舗お好み焼き屋『染太郎』がロケを受けるなんて思わなかったなあ。
天草まで旅する旅のエピソードも実によかった。水準以上です。
日本人観客には東京の郊外や浅草、神楽坂から長崎の天草まで様々な光景も楽しい。ブレンダン・フレイザーがその中に映っているだけで新鮮な感じがします。
また『ロスト・イン・トランスレーション』同様に音楽も素晴らしい。昨年 ボクもライブに行ったアイスランドのバンド、『シガー・ロス』のヨンシーらが手掛けています。文字通り、観客の想像力を刺激する音楽です。
テンポの良い進め方でシリアスとユーモアを共存させながら、ウェルメイドで心が温まるお話です。
『ロスト・イン・トランスレーション』ではビル・マーレー演じる主人公も相手役のスカーレット・ヨハンソンも、自分の心象風景の中からは出ていきません。異国の日本に接触することで戸惑いは覚えるんだけど、その視点は常に自分の心の中を向いている。良い意味で自閉しているからこそ、彼らの孤独感が際立っている。自分で自分の救いを見出していく。
一方 『レンタル・ファミリー』ではブレンダン・フレイザー演じる主人公は非常に主体的な人間ではあるんだけど、自分が知らない世界である日本で出会う人々の影響を受けて自分も変わっていく。この開放感がドラマがウェルメイドに感じられる理由だと思います。
大都会で孤独に生きる男の姿はちょっと『Perfect Day』の役所広司演じる主人公にも似ていますがこちらは自分で答えを持っているのに対して、『レンタル・ファミリー』のフィリップは答えを外の世界で見つけていく。その過程がこの映画の見どころです。
監督のHIKARI氏は10代で渡米して、40代になって映画を撮るようになった。父、コッポラ監督や彼氏に異国に放っておかれた経験がベースになっているソフィア・コッポラ監督と違って(笑)、HIKARI監督は異国体験が客観化できているのかもしれません。
とても良くできているだけでなく、愛おしくなる。
良い映画であるだけでなく、何度も見たくなる。ちょっと甘いところもないわけではない、もうちょっと視点に鋭さがあっても良いとは思うけれど、この映画、ボクは大絶賛です(笑)。今のところ(笑)、今年ベスト。


















































