特別な1日  

-Una Giornata Particolare,Parte2-

株高と馬地三鮮

 今週は温かくなったり、寒くなったり、寒暖の差が大変でした。
 気温が20度の日と雪の日があったのですから、びっくりします。駒沢公園の桜も9分咲きくらいになっているんですが、突然の雪でびっくりしたでしょう。


 今週の木曜日 は株価が3万9000円と34年ぶりにバブル期の史上最高値を更新しました。

news.yahoo.co.jp

 と、言っても庶民の生活にはあまり関係ないですよね(笑)。それもそのはず、最近の株取引は海外投資家の取引金額が全体の約7割


https://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/investor-type/skc8fn0000002n1s-att/stock_val_1_240202.pdf

 株なんて上がるときもあれば下がるときもあります。それでも年金のことがあるから株価が上がるのは良いことではあるけれど、それで儲かるのは外国人(と 証券会社)です。

 今 外人が日本株を買っている理由は『(不景気の)中国株から日本に資金が流れている』とか『アメリカの株高につられている』とか言われていますが、円安が大きな原因であることは間違いありません。 ドルベースではまだバブルのピーク時を超えていないのです。


business.nikkei.com

 アベノミクスの金融緩和が円安をもたらしました。食料やエネルギーを輸入しないと生きていけない日本です。しかもバブル崩壊以降、国内の工場も多くは海外移転してしまった。物価が上がるから、一般庶民にとっては円安は不利に決まっています

 論より証拠、結果はこれ↓です。

 それでもまだ、金融緩和とか言ってる日銀(政治の圧力に負けているだけで、日銀の連中は結果を判ってやってると思いますが)や

 野党も山本太郎のようなアホ(これは真正のバカ)がいるんだから、この国も救われません。


 アホといえば、バカウヨです(笑)。こちらもまた、人類の寄生虫としか言いようがない。

 言うまでもなく、イスラエルのネタニヤフも極右です。
 ヒトラーアウシュヴィッツで1日に127人の子供を殺しました。今、ネタニヤフはガザで1日178人の子どもを殺しています。

 要するに、ガザで起きていることは大人が子供を殺している、ということです。

 しかも日本の政府はそれに加担している

 洋の東西を問わず、バカウヨが死ねば地球上の問題はかなりは解決すると思うんですよね。

 左翼だって戦争を起こすようなアホは大勢いるし、日本共産党のようなファシスト集団もいる。でも、バカウヨがくたばれば戦争は減るだろうし、性差別や民族差別も減るし、温暖化対策も進むでしょう。言うことなし(笑)。

 ただ、ですね。バカウヨのようなゴキブリがなぜ生まれてくるのか。それを考えない限り、問題は解決しないと思うんです。今はネットがあるからバカが目立つだけで、今も昔も男女や国籍の差別はあったし、バカの本質に変わりはない。

 バカのポピュリズムを根絶する方法はボクにはわかりませんが、少なくとも沈黙してはいけない、と思うんですよね。

 この状況で、こんなこと、ボクにはとても言えません。

日本におけるBDSガイドライン
bdsjapanbulletin.wordpress.com


 恒例の?ガチ中華特集です。安くて、うまい、ヘルシーと3拍子揃っています。

 最初は碑文谷の老舗中華で休日ランチ。最初は売り物の前菜9種。どれもちゃんと作っていたのは感心しました。

 そのあとは飯か麺を選べます。柚子鶏そば。フレッシュな柚子がちょっと効きすぎていましたけど、これはこれで美味しい。中国料理で果実の香りは珍しい。

 次は三軒茶屋湖南料理孤独のグルメに出てきた『味坊』の系列。この日選んだランチは馬肉と野菜の炒め物。馬地三鮮とでもいったら良いでしょうか。

 中華で馬肉は初めてです。馬肉はカロリー低いし、さっぱりしているので好きなんですよね。中国醤油と発酵唐辛子をわずかに利かせた甘辛い味付けです。美味しい。

 ついでに食べた海鮮春巻き。馬肉はカロリーが低いといいつつ、揚げ物を食べているんだから、我ながらどうにもなりません(笑)。

 でも、どちらも超美味しかったです。

 こちらは新宿の麻婆王豆腐という店。テレビなどでも取り上げられた有名店です。

 この店は他の店で多用する豆鼓が殆ど入っておらず、花椒などのスパイスで勝負しています。そして豆腐がぷりぷりなのが目を惹きます。これはこれでアリだと思いました。かなり美味しかったです。あまり引き出しの深さは感じなかったけど、他のメニューも味見していきたいと思いました。

『2.18 ラファに手を出すな!全国連帯デモ』と映画『夜明けのすべて』

 ニュースになっていたナワリヌイ氏の件、勿論 プーチンに殺されたんでしょうね。

news.yahoo.co.jp

 以前 ナワリヌイ氏のドキュメンタリーを見ましたが、反プーチン以外に考え方は判らないけれど非常に勇気のある人、とは思いました。

spyboy.hatenablog.com

 毒ガスで殺されかけてもこういうことを言える人です。

 これはドキュメンタリーのワンシーン、拘束直前、奥さんと抱き合うナワリヌイ氏。先日も記者会見に出てましたけど、奥さんもめちゃめちゃ気丈な人です。

 ただ、こういうことでもあります。


 日曜日は 夕飯の支度の前に新宿へ行ってきました。首元にドット柄のスカーフを巻いて。


 150万人のパレスチナ人が押し込められているガザ南部のラファに、イスラエルが攻撃を仕掛けようとしています。既に3万人もの人が、1万人以上の子供が、イスラエルに殺されています。イスラエルはまだ、罪のない人たちを殺そうというのか。
 ボクには何もできないけれど、ただ黙っている事も出来ません

 新宿駅南口の歩道には大勢の人、1000人以上は集まっていたんじゃないですか。時間が遅くなるにつれ、人数はどんどん増えていきました。

 最終的には2000人、と聞きました。日本人が8割です。

mainichi.jp

 日本の戦後初の海外援助はパレスチナ向けでしたし、これまでも比較的パレスチナ寄りの立場をとってきました。が、今回はクソ政府がUNRWAへの資金拠出を止めやがった。普段はグズの癖にこういうときだけ反応が早い。全く許し難い。

 北朝鮮並みに言葉が通じない野蛮国家、イスラエルに対しては、BDS、つまりボイコット(Boycott),投資引き上げ(Divestment)、経済制裁(Sanctions)をやっていくしかないのでしょう。
 これらの企業をすべて自分の目でも検証したわけじゃありませんが、少なくとも疑いの目は向けておかないと。


bdsmovement.net

 もともとボクはずっと工業製品でも農産物でもソフトウェアでもイスラエル製品は極力買わないし、仕事でもイスラエル絡みの話はできる限り潰してきたつもりです。
 一度なんか大使の紹介で製品の売り込みにやってきたイスラエルベンチャー企業のアホが『3次元のベクトルを特定する対人ミサイルの技術を使った製品です』と、いけしゃあしゃあと抜かしてたもんなあ。日本に居てもぼーっとしてるとあいつらの人殺しに加担してしまう
 もちろん、その時は即刻お引き取り願った。自分が恥ずかしいと思わないのか。死ね、クズ。

 ナチス大日本帝国と同じように国際法も言論も全く無視する連中は21世紀でも存在します。今でもプーチンやネタニヤフのような国家レベルの人殺しが同時代に存在する。残念だけど、それが現実です。
せめてイスラエルイスラエルに加担する連中をボイコットしようじゃないですか。南アのアパルトヘイトもそれで潰せたんだし。



  と、いうことで、日比谷で映画『夜明けのすべて

月に1度、PMS月経前症候群)で感情の高ぶりを抑えられなくなる藤沢美紗(上白石萌音)は大学を卒業して就職するも長くは続かず、現在は学童用プラネタリウムを扱う中小企業で働いている。同じ会社に転職してきたばかりの同僚・山添孝俊(松村北斗)はまったくやる気がなさそうに見えたが、実はパニック障害を患っており、生きがいや気力も失っていることを知る。

yoakenosubete-movie.asmik-ace.co.jp


 『そして、バトンは渡された』の原作などで知られる瀬尾まいこの小説を映画化。パニック障害を患う男性を松村北斗PMS月経前症候群)の女性を上白石萌音が演じています。ボクは見ていないので知りませんが、この二人はNHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で夫婦役だったそうです。

 監督・脚本は『ケイコ 目を澄ませて』の三宅唱。昨年公開された『ケイコ』は聴覚障害の女性ボクサーを岸井ゆきのが演じたものでしたが、障碍者の立場に立ちながら、研ぎ澄まされた抜身の刃を突き付けてくるような鋭い感性と優しさが共存する素晴らしい作品でした。

spyboy.hatenablog.com

 『夜明けのすべて』も見に行くべきか迷いましたが、三宅監督の新作、というのが決定打になりました。

 映画は藤沢のモノローグから始まります。そして大学卒業後 大企業に就職した藤沢がPMSの発作を起こし、職場にいられなくなるまでが描かれます。安っぽいテレビドラマじゃあるまいし、いきなり説明かよと思いましたが、ボクも含めてPMSパニック障害に関する知識が全くない観客にとっては仕方がない、とも思いました。
 形が見える障碍や病気とは違って、主人公たちの病気は外からは全くわからないからです。

 普段はおとなしい藤沢は生理の時期になると、いきなり周囲の人間に食って掛かり大騒ぎする。薬で発作を抑えようとすると副作用で眠気に襲われてしまう。いくら病気とは言え、いきなり周囲の人に大声を上げて喧嘩を売ってくるのは流石に迷惑もいいところ、職場にいられなくなるのは当然です。

 藤沢が転職した中小企業、栗田科学工業に入ってきた山添も、傍目からは困ったちゃんです。仕事にやる気がないばかりか、周囲とのコミュニケーションを全く拒否している。仕事中もずっと強炭酸水を飲み続けている。流石に職場の雰囲気が悪くなる。まして人数が少ない中小企業だとなおさらです。

 実は山添はパニック障害という病気で、人ごみの中に入ることができない。電車に乗ることもできなければ、外食することもできない。味も感じない。本人曰く、『徒歩で活動できる範囲が世界の全て』です(ボクも徒歩圏での活動が90%くらいなので似たような感じですが)(笑)。

 傍目では我儘にしか見えない山添に対して、藤沢は当初イライラをぶつけます。しかし山添がパニック障害の発作を抑えるために自分と同じ薬を服薬していることを知り、藤沢は彼と正面から向き合うようになります。

 前作の『ケイコ』でもそうでしたが、当初 主人公は嫌な奴なんです。藤沢は発作が起きると般若のような形相で理不尽に暴れだすし(これは上白石萌音がうまい)、山添はコミュニケーション不全なばかりか内心エリート風を吹かせている。ハンディキャップを負った登場人物を聖人君子に描かないところが逆に良い。

 藤沢も山添も病気で前の職場には身の置き場がなくなってしまった存在です。確かに周囲とやたらと喧嘩を起こしたり、自分の殻から全く出てこない人間だったら、仕方がありません。今回のように傍目では全くわからないのだったら猶更です。労働条件、給料は同じなのだから、差別でも何でもない。

 しかし、栗田科学工業では少し違います。藤沢が発作を起こしてわめき始めても、山添が他の社員と全くコミュニケーションをとれなくても目くじら立てない。かといって手助けするわけでもない。社長の栗田(三石研)も従業員たちも、藤沢や山添をつかず離れず見守っている。 

 栗田は毎週金曜になると一人、事務所の片隅にある写真の前に酒を注いで供え、手を合わせます。一緒に仕事をしていた弟が自死して以来、彼は自死遺族のサークルに通っています。だからどう、という描写はありませんが、だからこそ観客には余韻が残ります。考えさせられる。

 前作の『ケイコ』でも最も魅力的だったのは主人公ではなく脇を固めた三浦友和だったのですが、今作も脇を固める三石研や渋川清彦が本当に素晴らしい。特に三石研がいなければこの映画は成り立たなかった。彼の映画といっても良いと思います。
●中小企業の社長役の三石研(左)

●山添の元上司を演じる渋川清彦(右)

 
 栗田科学工業のような雰囲気は中小企業だったら、似たような雰囲気を持つ会社は昔は沢山あったように思います。市場経済の縛りから比較的逃れることができるから、良い意味でも悪い意味でも経営者は自分が思うように運営できた。

 しかし今は中小と言えども余裕がなくなってきているのも事実。栗田は新年の会社の方針を問われて『会社がつぶれないこと』と答えますが、正直なところでしょう。

 ボクも普段の仕事では生産性を向上させるにはどうしたらよいか、みたいなことばかりやってますから、非常に考えさせられました。会社がつぶれても困るし、生産性も上げて給与も上げていかなければいけないことは事実ではあるけれど、それでも反省した(笑)。

 こういうまったりとした会社も生き残っていってほしいけど、給料は上げられないし、福利厚生も限られる。金が全て、儲かれば良いという企業こそ潰れてしまえと思いますが、それはそれで中々難しい話です。

 東京の人しか判らないかもしれませんが、舞台が大田区の馬込、というのも絶妙な感じでした。
 大田区でも町工場が並ぶ地域とは異なり、文教地区ではある。城南地区だけど、どこか下町っぽさを残している。田園調布のような高級住宅地ではないし、治安が悪いジャングルランド(笑)でもない。商業的な再開発が進む地域とも異なり、人間が呼吸する余地が残っている、とでも言ったらよいでしょうか。

 今作の主役は夜、かもしれません。夜の光景が美しい。特に暗い闇の中に街の明かりがいくつか光っているシーンが象徴的に何度も挿入されます。それが終盤の感動的な展開につながっていきます。夜は暗いけれども、探せばどこかに明かりがあるかもしれない

 互いを救いあおうとする主人公たちだけでなく、主人公たちを取り巻く人々や夜の光景、空気感がこの映画の感動の源でした。

 前作『ケイコ』も素晴らしかったけど、主人公の性格が悪いのと(笑)ボク自身は全く興味がないボクシングの映画だったので、個人的にはいまいち乗れませんでした。

 この作品は違います。若い主人公たちを包み込む美しい画面と成熟した表現は見た人の心を揺さぶります。そして見終わった後に余韻が残る
 視線はあくまでも弱者の立場に立っているけれど、お涙頂戴や正義を押し付けたりしない(笑)。静かに静かに、時間が流れていく。
 今年のベスト10には必ず入るであろう素晴らしい映画でした。


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『ドイツと日本の違い』と『立春のイタリアン』

 今週は寒くなったり、温かくなったり。夕方に家のベランダから見た空がいかにも春らしい青色をしていました。
 まさに『ブルーアワー』です。

 30分も続かない、僅かな時間です。青い夕空を見ながらユジャ・ワンがピアノを弾いているこのCDを掛けたのですが半分も終わる間もなく、夜の帳が下りてきてしまいました(笑)。

Blue Hour

Blue Hour

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 余談ですが、こういうところ↓もボクがPerfumeを好きな理由です。今年こそ、久しぶりにカッコ良い新曲をお願いします。



 さて、今週は日本がGDPでドイツに抜かれ、世界4位に転落したことがニュースになっていました。

 直接的には既に1ドル150円に達している円安やドイツのインフレが原因ですが、日本とドイツのGDPは00年代には約2・5倍の開きがあったそうですから、日本経済が低迷が続いていることが本質的な原因であることは間違いありません。

 バブル崩壊から小泉改革アベノミクスに至るまで日本の経済政策は失敗だらけ、ドイツに比べて劣っていたんです。

 ドイツも日本も同じモノづくりの国として知られています。どう違うのでしょうか。
 日本とドイツの違いは輸出です。テレビでは生産性とか言ってますが、それは結果に過ぎない。
 ドイツのGDPに占める輸出は5割近いのに対して、日本は2割弱しかない。


日本は本当に「貿易立国」なのか、ファクトに見える真実:「ファクト」から考える中小製造業の生きる道(6)(4/4 ページ) - MONOist

 ドイツの人口は8400万人と人口は日本の7割しかないのに日本より遥かに輸出額は大きい。それがずっと、伸びている。


https://cs2.toray.co.jp/news/tbr/newsrrs01.nsf/0/7F5FAB81C140598B4925833D003C840C/$FILE/sen_188_01.pdf

 直近までのデータを見ても日本だけが蚊帳の外です。このグラフは世界の輸出上位6か国の2000年からの輸出額推移(単位=百万USドル)をグラフにしたもの。
 日本は特にアベノミクスの期間は輸出が減少した(笑)。異次元の金融緩和で円安にして輸出を増やすんじゃなかったんだっけ(笑)。これから韓国に抜かれるのも時間の問題でしょう。


輸出総額 - GLOBAL NOTE

 そもそも日本はバブル崩壊以降 工場の海外移転を進め、国内の設備投資を抑えてきました。更に今後は少子高齢化が進むのだから、企業が設備投資なんかする訳がない(笑)。それでは国内の景気が良くなる筈がないし、円安にしても輸出が増える筈もない。

 他にもドイツは左翼政権が20年前に解雇を自由化したし、インダストリー4.0と呼ばれる製造業のデジタル化と労働者の再教育を進め、地方政府は振興公社を作って地域の工場をクラスター化したり、輸出を支援し、雇用と税収を守った。
 ドイツは地方が補助金頼みではなく、自ら稼いでいるしかも 原発を止めている原発(と補助金)がなければ地方経済は立ちいかないなんて寝言を言ってるバカは恐らく、ドイツにはいない(笑)。


www.rieti.go.jp

 ドイツにとってEUの存在は大きいけど、それなら日本だって韓国やタイ、マレーシア、シンガポールなどと経済共同体を造ればいい。関税廃止は勿論、通貨も一本化して、移民も受け入れて労働移動も自由にすればいい。バカウヨは発狂するだろうし(笑)、難しいことは判ってるけど、日本ではその議論すらない。

 少し前のTPPだって右翼が反対するなら判らないでもないけど、反対したのは主に左翼、リベラル。どれだけオツムが左巻なんだよ(笑)。


【3分でわかる】全政党の政策比較「TPP」 | 日本最大の選挙・政治情報サイトの選挙ドットコム

 余談ですが 反対派がアメリカの陰謀だの、国民皆保険が潰れるだの言ってたTPPはバカと嘘つきのリトマス試験紙でした。政党の他にTPPに反対してたのは農協や堤未果山本太郎、中野剛志など。堤未果なんてTPP加入で失業者が7万4000人も出るって言ってました(笑)。

 現実にはTPPにアメリカは加入しなかったし、発効しても日本の皆保険制度も農業も変わりないし、失業者も増えなかった(笑)。

 話を戻して、日本の政治がやったことは、与野党ともにカネをばらまくだけ、また地方や業界団体は中央に金をたかるだけ、と言ったら言い過ぎでしょうか。
 特に政府の言ってることはアベノミクスの円安に始まり、オリンピック、インバウンドに、万博、全て他力本願の一時しのぎです。

 労働時間一つとっても、ドイツは日本より2割も短い。やっぱり、日本人は頭の使い方が間違っているんです(笑)。


toyokeizai.net

 そんな失敗の積み重ねだったのに、プロジェクトXなんか復活させてる場合か(笑)。だからダメなんですよ(笑)。

 勿論 ボクはドイツ・マンセーではありません。21世紀にもなってジェノサイドというナチの蛮行を繰り返すイスラエルにドイツは加担している。あいつらも日本とは違う意味で反省が足りない。ドイツの戦争への反省も所詮は偽善、と言われても仕方ないでしょう。
 それでも山本一太小池百合子のような歴史捏造主義者が知事をやってる日本よりマシではあるんですが。


 と、いうことで立春の日に、また近所のイタリアンへ行ってきました。

 最初はスプマンテ。フランチャコルタです。泡物は家で飲むより、店で飲む方がはるかに美味しいのは不思議です。

 発酵野菜のスープとサルシッチャのコロッケ

 まずは『もくじ』。この日の材料が調理法を変えて出てきます。中央から右回りで白子のバターソテー、ヤリイカフリット、シラスのオムレツ、トラフグの煮凝り、網獲りの野生鴨のしゃぶしゃぶ。

白子と王様シイタケのプディング

 ロゼに見えるけど白ワインです。皮や種も一緒に仕込んだオレンジワインです。

 もう、春の便りが届きました。ヤリイカの網焼き。トマトのローストとイタリアの菜の花’’チーマディラーパ’’を添えて。黒いソースはオリーブのピューレ。

 目指せムルソー、でアンティノリが作っているシャルドネの白。まだムルソーに敵うとは思いませんが、コクが出てきていい感じでした。

 和歌山のシラスと芽キャベツのパスタ。こんなに大きなシラスは初めて見ました。

 トラフグと白菜のリゾット。上に載っているのはイタリアのチーズ`’カステルマーニョ’’

 石巻の猟師さんが網で捕った野生鴨。フランスのランド産などの鴨より遥かに肉の色が濃い。殆ど黒色です。
 東北の地震の際、この店は東北で炊き出しのボランティアをやっていました。貴重な野生鴨はその際に知り合った猟師さんが送ってくれるそうです。やっぱり天然の地物は美味しい。
 鴨の下には肉汁のソースと根セロリ、店の庭で捕れた甘夏のジャムが敷いてあります。甘夏はテーブルの上にもあります(笑)。かかっている粉はアマゾンカカオ。チョコマニアの日本人が現地で作ってもらい、フェアトレードで輸入しているものです。

 柿のドルチェ。凍らせてからくり抜いた柿の中にマスカルポーネチーズが入っています。これは美味しい。家の冷凍庫に入っている干し柿で真似してみることにします。

 珍しくエスプレッソをドッピオ(2杯分)で頼んだら、その晩は眼がさえて眠れなくなりました。普段は平気なんですが、この日は寝苦しかった。

 若い時だったらこれくらいは腹8分目ですが、今はもう、ムリ。春の便りでお腹いっぱい(笑)。
 春は新年度の行事など嫌なことも沢山あるけれど、温かくなるのが待ち遠しい、です。