10月になってもセミの声が聞こえます(笑)。9月の平均気温は25度を超え、今年の紅葉の予測は東京では12月初旬だそうです。季節感が崩壊する~。台風の被害にしろ、魚の不漁にしろ、確かに地球温暖化は目に見える形で表れてきています。
https://t.co/2XVgiwfps9
— Dr.サキ (@XKyuji) October 4, 2019
神奈川県大磯町議会は3日の本会議で「安倍晋三首相に猛省を求める決議」が自民党系や公明党の与党議員も賛成し、可決した。森友問題に絡み疑惑解明を求める意見書を採択するケースはあるが首相個人を批判する議決は今まで例がないらしい。
●うわあ。N国党の立花、自分が『幸福の科学』の信者なのをYouTubeで告白したそうです。どいつもこいつも自民党の別動隊らしい。右のN国、左の山本太郎か(笑)
— こたつぬこ (@sangituyama) October 4, 2019
さて、消費税が上がったということでマスコミは大騒ぎしてますけど、どうなんでしょうか。
ボクが通っている、安くて美味しい中華料理屋は全く価格が変わってません(笑)。もちろんレジだって変わってないし(笑)、そもそも消費税がどうのなんて表示は元々ない(笑)。税金払ってるのか?(笑)。
立地もあるんでしょうが、客層は日本人の肉体労働者と中国人SE(システム・エンジニア)が殆どで、お店の人は一人を除いて日本語は全く通じません(笑)。世の中には、マスコミが騒いでいるのとは全く別の経済圏もあるんでしょうね。
ちなみにボクは日本語が通じない厨房の人にも、笑顔と身振り手振りで挨拶してるから、全然オッケーです。向こうも心得たもんで、店が混んでるときも、ボクの注文は贔屓して先に出してくれます(笑)。
その店の客層、日本人は肉体労働者、それも年寄りばかり(今 工事現場って年配の人と外国の人ばかりですよね)、中国人は若いSEばかりって、日本の将来を典型的に示しています。そういう世の中になりつつあるんじゃないですか。
街場の中華屋一つ見ても日本がお先真っ暗なことがわかります。これに危機感を覚えないような人はよほど楽天的なのか、認知症並みのアホなのか(笑)。
●今週の定食750円 揚げ鳥の黒酢炒め。酢豚ならぬ酢鶏です。ボクはいつも辣油をかけるんですが、この店の辣油は自家製で干蝦 などの香辛料がたっぷりで香ばしい。定食750円の店とは思えません。
と、言うことで消費税について、少し考えてみたいと思います。ネットを見てると消費税への不満が目だちます。ボクもこんなに景気が怪しくなってきたのに増税することはないと思います。
が、消費税をやめれば世の中どうにかなるみたいなアホな議論には組みしません。ボクは子供じみた単純な善悪二元論や予定調和は嫌いなんです(笑)。
消費税が導入されたとき、低所得者に厳しい(逆進性が高い)消費税は良くない、とはボクも思っていました。日本の場合 消費税の導入と所得税の累進税率の減税がセットでしたから、明らかに金持ち優遇の制度ですもん。
かといって今、例えば山本太郎が言ってるように消費税を全否定、廃止しちゃっていいんでしょうか。
ちょうど井出英策慶大教授が日経の経済教室(9/27)に論考を書いていました。その内容、ボクは結構納得できるんです。
www.nikkei.com
要旨はこんな感じです。
●所得税引き上げだけで消費税を廃止/代替するのは難しい。中高所得層に負担が偏ると財源が不足する
消費税は1%上げると税収は2.8兆円。給与が1237万円以上の層の所得税率を1%引き上げても1400億円程度にしかならないそうです。
もちろん1237万円以上の層の所得税を1%と言わず、10%くらい上げても良いかもしれませんが(笑)、それでも1.4兆、消費税の0.5%分にしかなりません。
ついでに2017年の法人税収は12兆円、消費税は18兆円です。法人税下げなんか論外だけど、法人税を少しくらい上げても財源としては全然足りない。しかも下のグラフにある通り、景気によるブレも大きい。山本太郎が言ってるように『法人税や金持ちの所得税を上げて消費税廃止』なんて全く現実的ではない。
税収に関する資料 : 財務省
●消費税による格差を縮小するには、全ての人に医療や教育などのサービス(ユニバーサル・サービス)を給付すればよい。
例えばすべての人に50万円分の医療サービスを給付すれば、年収2000万の人には2.5%の給付だが、年収200万の人にとっては25%の給付になる。つまり低所得の人ほど得をする逆・逆進性が生まれます。
これは目からうろこ、の議論でした。消費税による逆進性を補うには、給付による逆・逆進性を使えばよいのです。これは高福祉の北欧各国のやり方でもあります。全ての人に給付すれば政治的にも反対が少なく、導入しやすい、というメリットもあります。
低所得層だけでなく、全ての人に福祉サービスを提供するユニバーサル・サービスは前々からの井出教授の主張でしたが、逆・逆進性というのは説得力がある議論ではないでしょうか。
結論として井出教授は『消費税を軸に全所得階層への給付を強化して租税抵抗を緩和する。併せて富裕層への所得・資産課税や低所得層向けの給付で補完する』としています。
この結論、ボクは納得できます。政治的にも財源の面でも現実的で説得力があるからです。
それに消費税には逆進性というデメリットもありますが、良い点もあります。政府の立場から見れば『景気に左右されにくい安定税収』なんでしょうけど、国民の立場からも、こんなメリットもあります。
●世代間格差を縮小させる
消費税はお金を持っている高齢者にも若者にも平等にかかるが、所得税は勤労世帯に負担が集中してしまう。日本の金融資産の9割は高齢者が持っているんですよ。
●徴税コストが低く、また脱税もしにくい
かって脱税天国だったフランスは消費税導入でずいぶん改善されたそうです。
今回の消費税上げで導入された『軽減税率』は金持ち優遇だし、良くわからない最低最悪の制度です。ちょうど10月から、デパートでおせちが売り出されましたけど、1万円のおせちより、10万円のおせちを買う人のほうが得をする(笑)。
ただし、良いこともありました。『インボイス』の導入です。インボイスとは税率ごとの税額を書いた「税額票」です。欧州など消費税が導入されている国ではセットで導入されているのが普通です。
●インボイス導入は大賛成
今までは消費税を納めなくても良い免税業者(年間売上1000万以下)という制度がありました。彼らはお客さんから消費税込みで料金を受け取り、通常だったら納税しなければいけない8%分をそのまま自分たちの利益にすることができました。合法ですけど、不公平です。
それでも少しだったらともかく、その額は年間5000億とも6000億とも言われているんです。【主張】インボイス 「益税」に理解得られるか(1/2ページ) - 産経ニュース
今回 消費税額を明確に示すインボイス制度が導入されることになりました。インボイスは課税事業者しか発行できないので、『今までの免税事業者が客から受け取って手元に残したままの消費税(益税)が吐き出される』ことになります。5000億~6000億も福祉に使えるわけです(消費税は消費税法第1条で年金、医療・介護、少子化対策、地方交付税にしか使えないと規定されています。アホがよく、消費税を戦闘機に流用してる、とか言ってますが、大間違い)。
『事務が煩雑になるインボイス反対、零細企業いじめだ』とか言ってる奴がいますけど、ちゃんちゃらおかしい。
お客さんから預かった消費税を自分のポケットに入れずに納税するなんて当たり前です。インボイスに反対している連中の本音は合法的な泥棒を続けたいということでしょ。事務の手間だって今はパソコンの安価なソフトもあるんだし、自分でエクセル作っても大したことない。
こんな当たり前のことができないような業者って存在価値あるんですか?他の業者がやっているのに、自分たちだけは税金を払いたくないってだけでしょ。要するにスケールの小さいタックスヘイブン(笑)。
そもそもお客さんから受け取った消費税を自分の懐に入れるなんて、お客さんに対して恥ずかしいと思わないのか、とボクは思っちゃうんだけどなあ。
どんなものにも良い点もあるし、悪い点もあります。良い点を生かしつつ悪い点を補う。当たり前です。
消費税廃止なんて短絡的だし、実に頭の悪い議論です。それにマスタベーションばかりやってるアホ左翼はともかく、一般の人の多くは消費税廃止なんて現実的とは思ってない。支持なんか得られないでしょ。
こんなことでひっかきまわす山本太郎のようなバカや戯言に野党が引きずられているから、いまだに安倍晋三がのさばっているんですよ。
消費税より、まず賃上げ、給付増です。井出教授は住宅手当の拡充を例に挙げてますが、消費税は給付増の財源、手段です。
『消費税を軸に税収を確保する代わりに、全所得階層への給付を手厚くする。併せて富裕層への所得・資産課税や低所得層向けの給付で補完する』。
これでいいんです。
そんなことより、年金など少子高齢化時代を迎えた社会福祉のあり方や野党が弱いといわれてきた安全保障や外交など議論するべきことは他に山ほどある、と思いますよ。
*本当は、景気対策も格差対策も両立させる相続税100%が最も良い政策、とは思いますが。
ということで、今週も官邸前へ #金曜官邸前抗議
朝方は局地的に大雨が降りましたけど、スマホの雨雲レーダーを駆使して、濡れるのは最低限で済みました(笑)。そのあとはまた、季節外れのカンカン照り。
午後6時の気温は28度!😁 参加者はやっぱり200人くらい。
●抗議風景:『ワイロで原発動かすな』。
まともな人なら誰でもそう感じたと思いますが、関電の記者会見、想像を絶するほど酷かった、と思いました。原発推進論者で『原発がないと江戸時代に戻る』とか言ってたバカがいましたが、今時 お菓子の下から小判が出てくるって、お前らが江戸時代だろ(笑)。これが冗談じゃないんだからなあ。
日産のゴーン氏が有罪か無罪か知りませんが、少なくとも彼は突っ込まれた時の言い訳は準備していた、つまり遵法意識はあった。辞任した社長の西川はそれ以上に酷いものでしたが、不正報酬が悪いという意識だけはあった(笑)。
関電の連中はそれすらない。『受け取ったお金は返しました』(一部は使っちゃったけど)(笑)、『取締役会に報告してない』で株式会社が成立するわけないだろΙ。上場会社で会社員がこんなことやったら、問答無用でクビになるにきまってます。
元助役からだけではありませんでした。関西電力の幹部らが巨額の金品を受け取っていた問題で、3人の幹部は、現金、商品券、スーツの仕立券を、関西電力が工事を発注した業者から直接受け取っていました。TBS NEWS https://t.co/7cO2HOtzu2
— 青木美希 (@aokiaoki1111) October 4, 2019
関電の連中の言い訳はまるっきり、認知症、アルツハイマーですよ。昭和、高度成長期のまま、脳みそがフリーズしているのでしょう。これで経営者になれるんだから、どこまで脳みそと組織が腐ってるんだか。こんな無能な連中が危ない原発を運転して良いわけがありません。
www.jiji.com
さらに関電だけでなく、稲田朋美とパンツ高木も献金を受け取っている。
関電3億2千万円“裏金” 元助役の関連会社が稲田朋美元防衛相ら自民党議員に献金 後援会長も
— 星田 英利 (@hosshiyan) October 3, 2019
爆弾が出てきたな。。。
わざわざ韓国のタマネギだなんだと大騒ぎしていたメディアのみなさん、国産で取材のしやすい、採れたて新鮮なタマネギがゴロゴロありますよー! https://t.co/Z509K1yc1T
過去の政治家も
「献金の対象になっていたのは、田中角栄、三木武夫、福田赳夫、大平正芳、鈴木善幸、中曽根康弘、竹下登の各元首相」
— こたつぬこ (@sangituyama) October 4, 2019
関電、歴代首相7人に年2000万円献金 元副社長が朝日新聞に明かす : J-CASTニュース https://t.co/E2zLvaXB7C
そして県庁の役人も。
関西電力の金品受領問題で、原発が立地する福井県の歴代幹部にも、高浜町元助役から就任祝いなどとして贈答品が贈られていました。https://t.co/uhIG2NJR9H
— 毎日新聞 (@mainichi) October 3, 2019
どうせ、他の電力会社だってやってるでしょ(笑)。
その常識が疑われているんですが。
— こたつぬこ (@sangituyama) October 4, 2019
東北電力「常識の範囲越える金品授受なし」関西電力の問題受け調査(TBC東北放送) - Yahoo!ニュース https://t.co/FIIbuPMcB2
馬鹿で意地汚い連中が人々を危険にさらしながら、電気代を元手に私腹を肥やしている。原発ってこういうものなのでしょう。違いますか?