特別な1日  

-Una Giornata Particolare,Parte2-

『G7サミット』と『皮帯麺』

 今朝 マンションの池に時々やって来る鴨ちゃんが、以前の1匹から3匹に増えてました。怖がらせないように近づいて写真を撮りましたが、彼らは全く気にしていないようです。寝ていたのかな。

 仕事へ行くのは嫌ですが、早朝こういう光景を見るのは心が慰められます。外敵や食べ物などの問題もあって、彼らも彼らなりに大変だとは思いますが(笑)、こういう光景を見ていると、鴨の方が人間より幸せじゃないか、という気すらしてきます。

 と、ここまで書いて、こうやって人生に対して逃げ腰だからボクはダメなんだ、と思いました(笑)。


 さて自民党公明党の仲間割れが始まったみたいです。

 権力亡者たちの考えることは判りませんが、面白いです。これで自民と維新がくっついたらサイアクですが、バカのくせに権力維持に対する執念だけは感心します。岸田一家は迷惑系YouTuberか。

 それ以上にバカかもしれない野党も空理空論や支離滅裂なことばかり言ってないで、この現実への真剣さを見習えばいいのに。

●堂々、侵略支持を表明する山本太郎

●同じくらいアホなその手下。
news.yahoo.co.jp

 今回のG7サミット、NHKや朝日も含めてマスゴミのバカ騒ぎには辟易しましたが、冷静に考えれば、まあまあだったんじゃないですか。

 ロシアの侵略に対して民主主義国が結束したことは示すことができたし、ゼレンスキー氏が来日したのも良かった。フランスの飛行機でやってきたゼレンスキー氏の来日に日本がどの程度絡んだのか判りませんが、直接会談の機会を提供できて、ウクライナだけでなくインドや韓国にも貸しができたのではないですか。
 落ち目の日本には、場所貸し業くらいしかできないでしょう(笑)。

 日本が軍事面も含めてはっきり西側サイドについたのが改めて明確になったわけですが、現実的に他にオプションはありません。
 今後 世界のGDPの6割がアジア太平洋地域に集中することを睨んでNATOは東京に事務所を置くそうです。日米安保なんてケチなこと言ってないで、この際 日本はNATOに入ればいいんじゃないですか。中国にしろ、アメリカにしろ、大国に対して小国は集団で対抗するしかない、中国の戦国時代に蘇秦が言ってたことと同じです(笑)。
 非武装中立にしても核武装にしても感情的で理性的な判断が苦手な日本人が、単独で安全保障とか言い出すのが一番危ない

www3.nhk.or.jp

 中国は日本の大使を呼び出して抗議したり激おこのようですが、実は今回のサミットで採択された宣言では中国に対する表現は前回より柔らかくなったそうです。中国に対して融和的、という見方すらある。
business.nikkei.com

  それなのに文句を言ってくるのだから、要するに日本は足元を見られている。舐められている。さすが中国、的確な判断です(笑)

 被爆者の人たちや一部の市民団体は核に対する態度が物足りないといったことを言っていましたが、的外れです。ロシアが世界を核で脅しているような状況で核兵器廃棄なんて考えている政治家がいたら正真正銘のアホです。

 被爆者の人たちが核兵器が絶対悪、という気持ちは判るし、ボクもそうは思いますが、それだけでは現実に対処できません。じゃ、どうするんだ、という問いに答えられないでしょう。

 往々にして、核は絶対悪と言っている人こそ現実を見ていないし、現実に今 核で脅されているウクライナの人たちに寄り添っていない。ウクライナの人にしてみれば、核を放棄しなければ侵略はなかったかもしれないと少なからずの人が考えているでしょう。そういう人たちに『絶対悪』という言葉だけで、どう説明するのか。

 理想論を唱えることは大事だし、誰かが理想を語らなければいけないとは思います。しかし現実を無視して理想論を語るのは無力だし、不誠実です。それは理想論ではなく妄想です(笑)。

 相変わらず、こいつもダメ。口だけの世間知らず(笑)。

 絶対平和主義のような極端な論に走りがちな反核運動も日本の戦後民主主義同様に時代遅れなものになりつつあることが露呈した。今回のサミットの副産物かもしれません。

 野党は現実を無視した訳の判らないことばかり言ってないで、こういうまともな話をしてほしいです。

 野党共闘とかどうでもいいです。元毎日新聞の尾中氏が言っているように↓、現実的な正論を重ねて戦っていく、そして幅広い人材を集めていくしか野党の再生=日本の政治を機能させる道はないと思います。

 幸い枝野氏の見解も一致しているようです。


 先週、新宿のガチ中華で『皮帯麺(ベルト麺)』を食べました。その名の通り、以前書いたビャンビャン麺より異様に幅が広い、ベルトのような麺です。中国の西側、陝西省など粉食をメインとする地方の料理でしょうが、最近は日本でもこういうものを出す店も増えてきました。
 肉は鶏、鴨、羊、牛から選べます。現地で食べるのとは違って、麺は小麦粉の香りまではありませんが歯ごたえがあって美味しいです。味付けが唐辛子主体なのは砂漠地方ならでは、です。

 最近は麺類や炒飯などは滅多に食べません。糖分が多くて太るからです。でも嫌いじゃないので、食べたことがないものを見かけるとつい、味見をしたくなります。罪悪感と闘いながらの味見です(笑)。
 
 この店はチェーン店ですが本場の味そのままのガチ中華、24時間営業です。24時間営業でどうやってオペレーションしているのかと思うけれど、手すきの店員はスマホをいじったりして適当にやっている(笑)。水は客が自分で汲みに行きます(笑)。

 お客さんは中国人ばっかり、まさに中国です。手作りで美味しいのは確かなので、ファストフードはさっさと滅んで、こういう店が増えてくれると嬉しいです。
 だけど、下のメニュー↓にあるような『サソリの揚げ物』(2680円)は食えません(笑)。『蚕のさなぎの揚げ物』もダメ(笑)。蚕は案外うまいという説もありますが、やっぱり怖い(笑)。

 ついでに三軒茶屋湖南料理で食べた麻辣羊肉。野菜と乾燥豆腐を発酵唐辛子で煮た麻辣スープに羊肉とパクチーが山盛りになっています。これまたヘルシーで美味かった。

 やっぱり、ドカって盛った料理って美味しいですよね。料理のジャンルを問わず、チマチマ小皿で出てくるものは冷めてしまうし、どうも食べた気がしません。特に創作系の店では小皿は多いけど、小皿で許せるのは日本料理だけだな。