特別な1日  

-Una Giornata Particolare,Parte2-

『Candlelight Vigil for Ukraina』と『2つのお花見(お皿の上と名残桜)』

 春らしい陽気となりました。嬉しいな。桜は散ってしまいましたけど桜吹雪もまた、美しかったです。
 さっき、青山の国連大学前へ行ってきました。『Candlelight Vigil for Ukraina』(ウクライナへの祈り)

 世の中でおかしなことがあったらデモや抗議に行くのは当然、とボクは思っています。ロックファンならデモへ行くのは当たり前だし、そういうものを忌避する日本人の方がおかしい。世界でもデモに行かないのは日本と北朝鮮くらいじゃないんですか(笑)。

 ただ、最近はコロナでめっきりご無沙汰です。集会の人混みもシュプレヒコールも有り得ない。今日は同じ時間に日比谷でボケ左翼(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会)(笑)のジジイ連中が反戦集会やってるのは知ってたんですけど、マジで認知症じゃないか。でもキャンドルライトなら喋らないからいいかな、と。

 安全地帯からくだらないことをやってるだけかもしれないけど、生命と自由のために戦っている人たちへの連帯の意思表示はしておこうと思いました。自己満足です😸。TBSの上村アナが取材に来てましたから、報道特集に出るかも(笑)。
●参加は日本人7割くらい。ワンちゃんも。



 さて、今更ながら、ではありますけど、昨日 共産党自衛隊を認めたのはちょっと驚きました。

www.yomiuri.co.jp

 やっと少しはまともになった(笑)。軍隊なんて非人間的な存在だし、お金のムダ使いもいいところですが、現実には狂った暴漢が刃物を持って暴れたり、脅してくる世の中なんだから自衛手段は必要、に決まってます。反戦デモを標的にするという自衛隊の体質は別にして、ですが。

 間近に迫ったフランスの大統領選のニュースを見ていて、面白いことに気が付きました。現職のマクロンを追う極右のルペン、極左のメランション、共に同じことを言ってるんです。
EUNATOと距離を置け。アメリカの戦争に巻き込まれないよう中立、自主独立を目指せ。
大規模減税だ』。
news.yahoo.co.jp


 極右も極左も似たようなものなのでしょう。自分や大衆の不平不満の感情を満足させて、権力を奪取すればそれでいい。連中は現実を少しでも良くしようなんて本気で考えていないし、現実を変える能力もない。

 それにしても、反米独立や減税って、どこかで聞いたことありますよね。かって三島由紀夫全共闘も反米独立でした。今もこういうことを言っている連中は事欠きません。

 今だにある非武装中立とか消費税を無くせ等の極論は世界的に見れば極右、極左と同じ、ということは日本人も良く理解しておいた方が良いと思います。
 まともな人だったら極右や極左とは距離を置きます。関わり合いになりたくないですよね。議論しようにも言葉が通じないですから(笑)。
 ただ、経済など世の中が厳しくなってくると、そうやって極論、感情論に走る人が増えてくる。マスコミがそれを煽る。悪循環です。

 朝日新聞編集委員が安倍の意を受けて他誌の内容を事前チェックしようとした件、傲慢ですよね。いかにも朝日らしいと思いました。普段は弱者の味方のフリをしてるけれど、検察など権威には極端に弱いくせに自分は偉そう、それが朝日の特徴です。

 権威に弱いと言えば、鈴木宗男は恥を知れ。相変わらず、どっちもどっち論で誤魔化してロシアを擁護しています。

 鈴木宗男は当然 商売でプーチン擁護をやっているんでしょうが、

 ネットを見ていると、反ワクチンとMMTの論者(自称’’反緊縮’’)、それにロシア擁護論者やトランプ支持者が一致することが多いのは前々から気になっていました。ワクチンを打ってないと公言しながら選挙運動をする山本太郎の支持者=れいわ信者なんかもそれに近い。れいわは国会で唯一、ロシア非難決議に反対しています

 例えば日本版Qアノン(笑)がワクチン接種会場に乱入した、と言う話が典型です。トランプ支持≒反ワクチン

 実際 カナダではワクチンを忌避する人はロシアの侵攻を支持する奴が多い、という調査結果が出ています(笑)。トランプ支持≒反ワクチン≒ロシア擁護

 れいわ信者なんかは単に頭が悪いだけ、と思っていましたが、東大→MITと勉強だけは死ぬほど出来るはずの鳩山なんかを見ると、こういう人たちは精神的に何か鬱々としたものを抱えている、と想像します。

 それが欲求不満なのか、劣等感か、ルサンチマンなのか、何でも消費税のせいにするような他責癖なのか判りませんが、

 こうやって陰謀論に騙されて頭がおかしくなる連中が多々いる、ということだけでも、やっぱり世の中の格差をあまり拡げてはいけない、と思います。アホになるのは当人の勝手ですが、そういう連中が増えれば世の中全体がおかしくなっていくからです。

 先進国では日本だけが実質賃金が下がり続けている。特に円安誘導のアベノミクス以降、加速されたのは度々このブログに書いていますが、2021年のデータが出たようです。

 金融緩和して円安にすれば資源輸入国の日本の物価は当然、上がります。しかし昭和ならいざ知らず、近年の企業の工場は海外移転が進んでいますから、国民にとっては円安のメリットはあまりない。しかも現在のように原油や小麦など資源価格が上がれば、円安のデメリットは加速される。
 そんなことは最初から判っているのに(笑)、アベノミクスだのなんだのってマスコミぐるみで、アホな日本人が乗せられてしまった

 政治家がアホなだけでなく、国民も全然学ばないのだから、今後も日本ではこういうことは続くんだろう、と思います。やっぱり行きつく先は焼け野原かな。先進国転落くらいだったら良しとしなければなりません。


 さて、先週末はお花見へ行ってきました。嫌な嫌な年度末のゴタゴタが終わったので、ストレス解消というか、現実逃避。正確に言うと、ヤケクソです(笑)。

 お花見はこの5,6年、六本木の桜が見えるレストランへ行くのが恒例になりました。以前は庭に桜の木がある近所の店へ行っていたのですが、時代は変わっていく。

 4月最初の週末、東京は2月上旬の気温でした。ボクは冬服+スカーフでしたが、六本木ではノースリーブやミニスカートの女の子も見かけました。びっくりした。その根性には敬服します(笑)。

 まずはお皿の上のお花見です。
 お店で飲むシャンパンってどうしてこんなに美味しいんだろう。この日はシャルドネのブラン・ド・ブラン(白ブドウだけで作ったもの)です。香りも立っているし美味しいんだけど、久しぶりだったのでアルコールがきつく感じた。飲み慣れてないものを飲むと目が回ります(笑)。

 最初は桜鯛の前菜。花びらの型にした大根やビーツが載っています。これは毎年同じ料理ですが、ねっとりした食感が好き💛。

 次は、ほぐしたズワイ蟹の周りをオマール海老の茶碗蒸しで囲んだ前菜。

 この日、一番おいしかったのは手長海老。周りにはセロリのピューレで区切って桜色のクランベリーソースと茶色の海老のソース、透明なシャンパンのソースが散りばめられています。ステンドグラスをイメージしたそうです。海老の火入れも、3種のソースによる味の変化も素晴らしかった。

 桜の花をトッピングした鰆にシャンパンソースと菜の花。

 桜の葉を巻いて蒸した和牛。季節が終わりかけの黒トリュフは食卓で削ったせいか、香りが立っていたし料理の味付けも良かったのですが、霜降りがきつかった。ロースっていうから大丈夫かと思ったのですが。食後に料理長が挨拶に来たので『こんな時代遅れのものを出しやがって』と嫌味を言おうと思ったけど我慢した(笑)。脂ギトギトの霜降り和牛は法律で禁止してほしいです。

 春と言えば山羊のチーズ(手前)です。


 
 桜色のデザートはチーズのムースに🍓やルバーブを組み合わせたもの。底に敷いてあるパイもまだパリパリで、感心しました。美味しかった。

 食後は店のテラスからお花見です。上からのお花見だったら、人ごみでイライラすることはありません。

 一部の桜はピンクの光でライトアップされてます。そろそろ散り始めていたのですが、これは正解。

 その後は店を出て、下へ降りていきました。

 犬もお花見をしていました。この子、すごく可愛かったので写真を撮らせてもらいました。眠そうだったけど(笑)。

 ボクが昔、飼っていた犬はこの時期はいつも、お散歩の途中に花に顔を近づけて興味深げにクンクンとやってました。あの子たちは花なんか興味ないだろうけど、華やかな雰囲気は判ると思う。
 昔『猿の惑星』という映画がありましたが、ボクは地球が『犬の惑星』になれば、バカな戦争も環境破壊もない、素晴らしい世界になると心の底から信じています。
 人間なんて犬の下僕でいいんです。どうせ市井の庶民に大したことが出来るわけじゃないんです。かわいい犬の散歩係、召使で一生を終えたいなあ。