特別な1日  

-Una Giornata Particolare,Parte2-

0918戦争法案に反対する国会前抗議行動

今日 国会前の抗議へ向かう電車に乗ってスマホを見たら、民主党の枝野が1時間半やってるフィリバスターの実況が流れていました。とにかくマヌケな民主党でしたが、やっと国民の側に立つ覚悟を決めたようです。#枝野頑張れフィリバスター断固支持というタグをつけたツイートが一杯ついているのを見て、恥ずかしながら電車の中で涙が溢れてしまいました。20世紀の世界で一番格好いいジェームズ・スチュワートが演じる田舎出身の純朴な新人議員が、フィリバスターで議会の悪徳ボスと闘う『スミス、都へ行く』(監督はフランク・キャプラ大々先生)はボクの生涯ベスト5には絶対入る映画なんです。どうしたって、そのことを思い出してしまいます。

今日の昼間は昨日に引き続いて石田純一先生が国会前へスピーチしに来たそうです。こんな時でもセーターを羽織って人々の期待に応えて笑いをとる姿(笑)、初志貫徹でかっこいいなあ(笑)。

                                        
国会前へ着くと既に車道も開放されて、後ろの方まで人がびっしりでした。当然の事ながら昨日以上の人混みです。
●抗議風景:『ヒゲもやめろ!』(笑)





実は今日も中核派をはじめとした過激派のバカどもが暴力沙汰を起こすことを狙っている、という警報がツイッターで流れていました。連中はSEALDsのこれ↓が気に入らないんですよ。
●SEALDs奥田君のtweet

●過激派のカスどもが僻んでる(笑)。SEALDsの『命令』なんて聞いたことないけど(笑)

●昨日 過激派(青ゼッケン)をブロックした人のtweet(笑)

                                                                                                 
ボクが国会前に着いたときは車道の真中あたりでSEALDs(と高校生のTeens Sowl)の子たちがコールしてたので、とりあえず何か起きても楯になれるよう警察と彼らの間に陣取りました。悪いけど、総がかりの憲法何とかセンター(笑)の爺さん連中の何も得るところがない、頭の悪いスピーチを聞いてるより、ビートに合わせてコールして 身体を揺らしているほうが気持ちいいですし。
●高校生たちのコール




●感極まったのか、女の子は途中で涙をぬぐいながらコールしてました。こっちの方がじ〜んする(笑)。でも彼女はコールをやり遂げました。


                   
大学生主体のSEALDsの子たちが『高校生たちのコールはテンポが早い、ついていけない』とこぼしていましたが、確かにそうでした(笑)。ボクはビートに載るのは自信があったのですが、口が回らないし、舌がもつれる(笑)。でも活気があふれています。あたりを見ると表情は皆、怒ってます。でも絶望したり、やけになっているような人は殆どいない。怒っているけど、どこか余裕がある。時折 笑顔すら浮かべる人すら居る。


結局 ボクが居る間は中核派は出て来ませんでした。いったん帰ったと見せかけて10時ごろに現われたけど、皆のコールで連中はあっさり退治されたそうです(笑)。良かった〜。ああいうカスどもって、何故まだ、存在しているんでしょうか。70年安保以降 一般の人を政治から遠ざけたのはあいつらの責任も大きいでしょう。早く●ね、左巻の認知症ジジイども。ああいうのを保守反動っていうんです。

                           
                 
                                                                 
それから場所を移動して、ボクは前へ前へと進みました。今日の参加者は4万人以上と総がかりの連中が言ってましたが、そんなもんじゃないでしょう。時間が遅くなっても人はどんどん集まってきます。時折 野党の議員がマイクを取って、国会の中の様子はデモの参加者に知らされます。文字通り国会の中へ届けとばかりに『野党は頑張れ!』、『野党は牛歩!』などのコールが響きます。誰かが『俺は野党をこんなに応援したことはない』と言ってましたが、ボクも同感です。
●抗議風景2:ボクは最後の『クズ』が好き(笑)






                                           
●シールズのコール!

●野党は牛歩!

                   
                                                                
結局 クソ法案は強行採決されてしまうのかもしれませんが、なんとか日付は超えそうです。とにかく今日18日は戦争法案を絶対成立させちゃダメ!なんです。わかりますか?今日9月18日は日本軍が柳条湖事件を起こした日、満州事変を起こした日、要するに中国への侵略戦争を始めた日です。日本人は覚えてないかもしれませんが、中国人は覚えていますよ。やられた方は覚えているに決まっている。今年ディズニーが長崎への原爆投下日に『今日は何でもない日。おめでとう』とツイートして大ひんしゅくを買ったのと同じです。こんな日に戦争法案を成立させたら、さすがにやばい。政府も官僚もそんなことくらい考えられないのか。何のために外務省があるんだよ(笑)。
                                                                         
今日は皆怒ってましたが、やけになったり、ヒステリーを起こしている人は見かけませんでした。自分たちが次にやるべきことがあるのを判っているからです。 賛成した議員は落選させるそして民主主義を始める
やるべきことも、やれることもまだまだ沢山あります(笑)。
●ジャーナリスト北丸雄二氏のツイート。同感です!

●追記(9/19,採決後の声。)