特別な1日  

-Una Giornata Particolare,Parte2-

憲法記念日のお散歩:★0503 大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議

愚にもつかない話だが、オリンピック招致の猪瀬直樹イスタンブールへの暴言は良かった(笑)。単に無知なだけでなく、イスラムへの偏見と傲慢さが溢れた最低の暴言だ。そのあとの、いかにも猪瀬らしい未練たらしい言い訳とセコイ負け惜しみも含めて、日本の政治家の知能程度を世界に晒して大恥をかいたが、 これで東京オリンピックはパ〜 だろう(笑)。
オリンピック利権にたかる電通マスゴミ土建屋を除く、東京都民にとっては大変喜ばしいニュースだ。そもそも東京でオリンピックをやる意義なんかどこにあるんだよ。
猪瀬直樹、グッジョブ! (笑)
祝!オリンピック東京招致失敗(たぶん)

だけど、もう招致費用に75億も使っちまったらしいんだよなあ。昔の遊園地にあったお猿の電車みたいな、あんな間抜けなニューヨーク視察なんかやってりゃあ、それくらいすぐだろうけど。http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130430-00010008-agora-pol
高いところへ昇りたがるバカを公職につけちゃうとこうなっちゃうんだよなあ(ボクは投票してないけど)。オリンピックの東京招致失敗はめでたいけれど、そのカネ(税金)は薄らバカの見得張りや人気取りより、もっと有意義なことに使えたはずなのに


ということで、今日5月3日は憲法記念日。TPP然り、憲法然り、尖閣にしても、具体的に何の得があるか考えたら、たいていの化けの皮は剥がれると思う。憲法でいえば、憲法を変えて具体的に何の得があるのか、ボクにはさっぱりわからない。
・96条を変えて憲法を変えやすくして、ボクに何の得があるんですか?
・9条を変えて軍備を持つことを公認して、ボクたちに具体的に何の得があるんですか?
アメリカに押し付けられようがそうでなかろうが、憲法を変えてボクに具体的なメリットがあるんですか?
敢えてプラグマティックに言うと、9条だって日本が軍備で勝負できる国だったら、変えるのはアリ、かもしれない。だけどこんな狭い土地に人が密集している、しかも原発が50基もあるような国で、しかも資源も食い物も輸入に頼ってる国は、戦争になったら一発で終わり。もっと簡単に言うと勝ち目ゼロ(笑)。
勝とうが負けようが多くの人を傷つける戦争は良くないけれど、もっと悪いことがある。太平洋戦争のように10000%負けるに決まっている戦争をやることだ。
9条があるってことは日本が戦争に巻き込まれる可能性を著しく下げている。そのことは事実として、戦後70年近い歴史が証明している。(災害のこともあるから自衛隊の存在は議論しても良いと思うが)。憲法を変えたいとか寝ぼけたこと言ってる奴は、憲法を変えていったい何の得があるのか、具体的に教えてほしいわ、ほんと。だいたいアメリカの押し付け憲法とか騒いでる奴が、TPPや日米地位協定を丸呑みしてるのはどーいうことなんだよ!(笑)(*今日 映画『リンカーン』を見てきたから言うわけじゃないが(笑)、国会議員はこれくらいのことを国会で言ってみろ。)

                                                                                                                                                                                                                                                                
ということで憲法記念日官邸前へ(笑)★0524 大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議 | 首都圏反原発連合
今日は朝方は寒かったけど、さわやかないい天気だったなあ。5月らしい青い空と涼しげな風、散歩には絶好の日和だった。そんなお休みの日に人なんかいるのかと思ったけど、行ってみたら安心した。いろいろな人の参加が増えて、また盛り上がってきたなあという感じ。人数自体は官邸前で4000人弱くらい(⋆主催者発表3500人)、先週と同じくらいかもしれないが、客層(笑)が良かった。
●今日の経産省前テント

●官邸前へ向かう人たち。金曜日の度に三々五々、こうやってフツーの人たちが集まってくるのはほのぼのして、実に良い光景だと思います。

●抗議の始まり



                                          
今日は国会前はお休みなので、官邸前で共産党の笠井、田畑の両国会議員がスピーチをする。皆勤賞の笠井議員が『平和憲法原発は両立しない』と指摘する。確かにそうだ。相変わらず演説はうまいなあと思った。せっかく盛り上がったんだけど、そのあとのシュプレヒコールのリズム感が(遅くて)ずれまくっているところも共産党らしい(笑)。

●真っ赤なコートを着た田畑議員と笠井議員(黄色い、変なベストを着たおっさん)

暖かくなってきたので家族で来る人がだんだん増えてきている。うれしい。子供がやってくると抗議の声が大きくなるのがはっきりわかる。大人が子供に勇気づけられているんだよ(笑)。もちろんボクも。
目の前で抗議をやっているのにちっとも記事にしない国会記者クラブは実にむかつくが、TBSとNHKは2回に1回くらいフィルムを撮りにきている。今日はTBSのカメラが金魚の糞のように(笑)、ずっと子供たちを追いかけていた(笑)(2番目の写真)。
●今日の子供たち。ありがとう。写真は撮れなかったけどマルチーズも飼い主に抱かれて参加していたぞ


今日はこんな勇敢なお母さんもいた(笑)。助手席の窓に『NO MORE GENPATSU』と貼り付けたミニクーパー(たぶん)のカブリオレで官邸周囲の道路をぐるぐる回りながら、『再稼働反対』のコールに合わせて警笛を鳴らしている。みんな意表を突かれて、警官も誰も止められない(笑)。
●やるなあ。助手席には子供が座っている(笑)。

●夜も更けて。




●自転車抗議の人たち


頭が弱い本領を発揮して、調子に乗った安倍は本性を剥き出してきたし、今さら原発を外国へ輸出しようなんてどういう頭の構造なんだろうと思う。そういうのを見ていると気持ちが暗くなってしまうことも、諦めてしまうことだってある。そんなの簡単だ。だけど天気が良いと、平和的に抗議の声を挙げるのが、単純に楽しい。楽しいことは続いていく。続いていけば何とかなるだろう、きっと。歴史的に考えればそうだもん(笑)。