特別な1日  

-Una Giornata Particolare,Parte2-

原発抜きの電気が欲しい、それを選ぶ自由が欲しい。

ボクは別にスタジオジブリの信者でもないし、かっての『未来少年コナン』や『ナウシカ』はともかく、最近の作品は宣伝がうざったらしくて殆ど見ようとも思わない。
だけど昨日一部で報じられた、この横断幕を是非見て欲しい。リンクを張っておくけど横断幕にはこう書いてある。
スタジオジブリ原発抜きの電気で映画をつくりたい』
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110617-00000301-alterna-soci
(↓より、リンク先の写真がわかりやすい)
掲げられた場所は小金井市にあるジブリの社屋の屋上、JRから良く見える場所だそうだ。
他人に対する押し付けがましさもなく、だけど明確に等身大のコトバで自分を主張している。それに関する取材も受けない。こういう態度にさわやかさを感じてしまうのはボクだけだろうか。
原発抜きの電気で映画をつくりたい』
それでいいじゃん。自分の身の丈にあったコトバでいいじゃん。あんまり偉そうなことを言うのは気がひけるよ。自分にはそんな資格もないし、だいいちそれじゃ、嘘つきのあいつらと同じじゃん
今回のジブリの横断幕は、ちょっと前に感銘を受けた斉藤和義の『みんなウソだったんだぜ』と言い方は違うけれど本質は同じ、ともに卓抜した、清々しい表現だと思った。



ボクも原発抜きの電気が欲しい。そういう生活をしたい。
原発抜きの電気を選ぶ自由が欲しい
それにしても普段だったらジブリ関連だと大騒ぎするマスコミが殆どこのニュースを取り上げないのは、本当に不思議だ(笑)。