特別な1日  

-Una Giornata Particolare,Parte2-

『桃のタルト』と『報道1930』(統一教会特集)

 今週のお天気は狂ったような暑さ、次に大雨、そして涼しい週末とジェットコースターのようでした。いつ自分の住んでいる地域の上に線状降水帯がかかるかわかりません。
 ボクが生きている間はもう、この気候温暖化の脅威から逃れることはできないわけで、いつか自分の命が脅かされそうな気すら、します。


 さて、ボクが、近所のケーキ屋の前を通るのはいつも閉店間際の時間です。有名店で土日は行列が出来ていますから一切近寄りません。でも、平日の夕方は人もまばらです。



 この時期、ガラス越しに中を伺ってこれが残っていると、つい、店のドアを開けてしまいます。桃のタルト💛。

 中にはホイップして、普通のものより軽くした生クリームが詰まっています。リコッタチーズも入っているかな。こうやって桃を丸ごと一個、思い切りお腹いっぱいになるまで食べるのがいいんです(笑)。安心できる(笑)。

 こっちは翌日に食べた分。マンゴーのパフェとベリーのパフェ。

 プラム(貴陽)のタルト。もう、ケーキの乱れ食いです。時々こういうことがやりたくなる。

 歳をとってダイエットの心配をしなくても良くなったら、毎日?思い切りケーキを食べてやる。老後の楽しみとして、今から手ぐすね引いてます(笑)。

●おまけ:近所で食べた稚鮎の天ぷら。ヒレに衣をつけて揚げて、お皿の上で泳いでいます。


 さてさて、今のところ、TVの報道番組で統一教会の問題に正面から取り組んでいるのはBS-TBS報道1930』とTBS『報道特集』だけのようです。

NHKもそうだけど、朝日は新聞もTV局もまるでダメだと思います。これは元朝日新聞論説委員tweet

 今週の報道1930では水曜、木曜、2日間に渡って統一教会のことが取り上げられていました。
 まず、水曜は自民党の石破、立憲民主の長妻、共産党小池晃毎日新聞の佐藤政治部長をゲストに国会議員と統一教会とのかかわり方について議論をしていました。

 と、言っても、議論にはなってなかった(笑)。
 少額とは言え、自分も統一教会から寄付を受け取っていた石破が討論番組に出てきたのは偉い、とは思いました。でも、中身は逃げとゴマカシだけ。こんな感じです。

 最後には石破も『自民党も議員と統一教会との関りについて調査が必要』と認めましたけど、自分が自ら党内で動いたり訴える気はまるでない、他人事のような言い方でした。
 もともと国会議員の間では全く人望がない石破です。派閥も休止状態に追い込まれた石破は国民の期待に応えていくしか挽回のチャンスはないのに、肝心な時にゴマカシと逃げに終始している。この人の器量もここまで、ということなんでしょう。

●この日の報道1930 YouTube
www.youtube.com


 次の日の放送は『統一教会の政界への浸透』でした。

 番組では国会議員全てに『統一教会と関係があるか』のアンケートを出したそうです。頑張ってます。

 結果は以下の通り。

 新たに31人の議員が統一教会と関係あり、と言うことが判りました。自民と維新の石井苗子です。


そして自民党議員の言ってることと統一教会の教義が何故か一致していること、

 更に冨山や宮崎の例を挙げて、統一教会の地方議員への浸透を取り上げていました。より少ない票数が影響を及ぼす地方区では統一教会の活動(電話やビラや勉強会)は効果が大きいそうです。

 実際にこういうことも起きているわけです。

 テーマがテーマだけに統一教会が政策に影響を与えた直接的な証拠は番組ではあまり挙げられていませんでしたが、状況証拠は山ほどある(笑)。

 元々自民党には女性の社会進出や選択的別姓制度、LGBTQの権利保護に消極的な議員が多い訳ですが、それは統一教会の教義とかなりの部分、一致している。
 日本が先進国から滑り落ちようとしている大きな理由は少子高齢化ですが、女性の社会進出が遅れている国ほど出生率が低いのははっきりしています。

●先進国では女性が働いている国ほど出生率が高い。内閣府男女共同参画局の資料より。

https://www.gender.go.jp/kaigi/senmon/syosika/houkoku/pdf/honbun1.pdf

  日本の衰退は統一教会とそれに頼った政治家たちに大きな責任がある、そう思いたくなるような内容でした。

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