早くもおせち料理の案内が送られてきました。もう年の瀬のお話が始まりました(笑)。
今週 岸田が内閣改造をやってましたが、国民の生活には関係のない、どうでもいい改造でした。
昨夜、岸田改造内閣の陣容が明らかになった。たしかに女性閣僚は増えた。だが、麻生副総裁、茂木幹事長・松野政調会会長等の骨格は維持し、問題を拡大してきた河野デジタル大臣も続投する。木原副官房長官はそっと退任。どちらを意識しての人事かと言えば、「自民党内」「総裁選」が透けて見えてくる。
— 保坂展人 (@hosakanobuto) 2023年9月12日
内ゲバばかりで自滅した民主党政権時代と比べれば、ある意味 偉いと言えば偉いですが(笑)、政治家の発想自体が国民より自分たちの権力維持ということなんでしょう。
岸田首相は何をやりたいのか。「新しい資本主義」は影を薄くし、「異次元の少子化対策」も財源は不明。「防衛装備品の急拡大」「殺傷能力のある武器輸出」や「原発再稼働、長期運転」は急加速。故安倍首相が出来なかったことも平然と進めて「次期総裁選での再選=長期政権」が目的となっていないか。
— 保坂展人 (@hosakanobuto) 2023年9月12日
目的が『国民のため』ではなく『自分の権力のため』だから(笑)、政治の機能は益々劣化していくのは当然です。
ああ、新文科大臣の盛山正仁さんですか。
— アームズ魂 (@fukuchin6666) 2023年9月12日
灘中学が採用した歴史教科書について、なぜ採用したのかと校長に「政府筋からの問い合わせ」として電話をかけた方ですね。当時の校長が政治的圧力であるとして手記を残していますね。 https://t.co/1i2tyu55KY pic.twitter.com/rYyM8UJgss
防衛大臣になる木原稔氏は2015年、沖縄全戦没者追悼式で安倍晋三氏に「帰れ」とヤジを飛ばした参列者たちが沖縄県による「動員」だったというトンデモ陰謀論を唱えた。
— 阿部岳 / ABE Takashi (@ABETakashiOki) 2023年9月13日
自民党本部に百田尚樹氏を招き、沖縄に関するデマ講演も主催した。
今度は沖縄とどう向き合うのか。https://t.co/dWde1NlfiV
安倍政権の時も『これほど酷い内閣があったか』と思いましたが、我ながら甘かったです。下には下がある。
こういう人を要職につけることで岸田内閣は「お前らが何をしても無駄だ。あきらめろ」というメッセージを国民に送っている。 pic.twitter.com/ZN00GZ9Ngi
— 町山智浩 (@TomoMachi) 2023年9月13日
政権交代が可能になる現実的な政策をうちだせない無能な野党の責任は大きいし、何よりも、抗議もしなければ選挙にも行かずにアホ政権を放置している国民が悪い。
岸田曰く『明日は今日よりもよくなる』だって(笑)。正真正銘のアホなのか。
この感じだと統一教会の解散命令を出した直後に勢いで解散総選挙でしょうか。
— Ikuo Gonoï (@gonoi) 2023年9月13日
岸田首相 内閣改造 記者会見「変化を力にする内閣」 | NHK
「変化を力にする内閣」、変化を力として閉塞感を打破し、所得であれ、福祉であれ、外交関係であれ「あすは、きょうより良くなる」https://t.co/hE9lef0AzQ
腐敗と無気力は昔の中国の王朝やローマ帝国の末期もきっとこんな感じだったんでしょうね。
良くも悪くも安倍政権は石破茂という敵役が一応いたけど、岸田政権はスシローさんによると、麻生さんが次は茂木、その次は萩生田と決めてるそうで。中国共産党より活力ない政治になっていきそうだな。 https://t.co/AfNLsUWnha
— こたつぬこ🌾野党系政治クラスタ (@sangituyama) 2023年9月12日
今週 火曜日のBS-TBS『報道1930』は面白かったです。見ている時はそれ程でもなかったのですが、見終わって思い返したら、ジリジリ重みが伝わってきた。
【12日(火)報道1930】
— BS-TBS「報道1930」 (@bstbs1930) 2023年9月12日
『あす政権浮揚かけ岸田内閣改造へ
河野洋平×細川護熙…政治改革30年を問う』
▽内閣改造の「目玉」は▽政治改革30年後の懺悔…河野氏、細川氏に直撃▽「政権交代可能な二大政党制」は幻影だったか#河野洋平 #細川護熙 #中北浩爾 #後藤謙次https://t.co/ByuG1jkEQK
当事者だった河野洋平と細川護熙を呼んで、90年代の『政治改革』(小選挙区制の導入と政治資金改革)を総括すると言うものでした。
BS・TBS「報道1930」に河野洋平氏が出演し、30年前の政治改革関連法案で小選挙区比例代表並立制の導入について議論している。私も2年前、故武村正義氏と細川護煕氏にインタビューして、このテーマを掘りさげたことがあった。河野洋平氏は「あれは失敗だった」と述懐する。私も実は同感だ。
— 保坂展人 (@hosakanobuto) 2023年9月12日
当初は有権者の政治不信を何とかしようということで始めた『政治改革』はマスコミや当時あった民間政治臨調などの誘導でいつの間にか世論は小選挙区比例代表制の導入に置き換わってしまったそうです。
竹下の影響力が、とモゴモゴ言ってた当事者の河野洋平自身も首をかしげていました(笑)。マスコミに踊らされて国民が無謀な方向へ引き摺られていったのは太平洋戦争と一緒です。
カネの問題では政党助成金を出す代わりに企業献金は5年で廃止する、ということになっていたそうですね。しかし、それは有耶無耶になってしまった。
政党助成金に河野洋平氏
— スカラ (@kurofmarry) 2023年9月12日
企業献金禁止を5年猶予でやる代わりに助成金を作ったが守られてないのは本当におかしい。いくらやめろと言ってもやめない。
もう一回国民が批判しないと知らん顔してるとご立腹
21年自民党への献金24億
若者が選挙に行かないとって大人の選択がバカ #報道1930#政党助成金 pic.twitter.com/uC9WKjTFze
何よりも禍根を残したのが小選挙区比例代表制です。当時総理大臣の細川の原案は穏健な多党連立による政権交代を目指す制度で、小選挙区200、比例代表300という割り振りだったそうです。確かにこれだったら今よりマシです。番組で小川淳也が言っていたように『有権者全体の2割の票で8割の議席を占める』なんて今のバカな状況にはならなかったでしょう。
ところが細川が政治改革を実現するために、当時野党の河野洋平自民党総裁と会談、細川が河野の自民案を丸呑みして『小選挙区300、比例代表200』となったそうです。国会でのまともな議論もなく、それで決まってしまった。
堤伸輔氏
— 125 (@siroiwannko1) 2023年9月12日
「選挙制度改革の小選挙区比例代表制は、最終的に既得権を持っていた現職の政治家が可能な限り既得権益を守る形で着地させたために、結果的に国民のためには失敗だったが、自民党のためには成功だったという終わり方になってしまった」#報道1930
その結果、党中央の権限が強くなりすぎたり、地盤がある世襲議員ばかりで、女性や野にある人物が立候補しにくくなるという弊害が出てきた。
ジャーナリスト後藤謙次氏
— 125 (@siroiwannko1) 2023年9月12日
「選挙制度改革の小選挙区制導入をフル活用したのが小泉元総理、とにかく(強い)野党を作らない、党内野党も作らない、そうなると党内議論もなくなる、それが政治家の劣化を招いてしまった」#報道1930
「世襲」or「壺」or「世襲かつ壺」という選択肢しかないのですか自民党には #ss954
— Simon_Sin (@Simon_Sin) 2023年9月13日
同じ党内でも切磋琢磨していた中選挙区時代と比べて、国会議員の質の低下は甚だしい。
選挙制度改革をめぐるマスコミの議論の中で、誰一人興味を持たない重要な点が、「国会の議論が内容が希薄になり、しかも法案や条約の審議時間が激減した」ということだ。議事録を比較すれば、惨憺たる「議論の崩壊」は一目瞭然である。「議論をやめた国会」が改革の結果なのか。
— 保坂展人 (@hosakanobuto) 2023年9月12日
細川は政権交代が起きただけでも小選挙区比例代表制を評価していましたが、一方の河野洋平は『失敗だった』としています。元来目指していた穏健な多党連立政権が実現するどころか、議員の質の低下、権力維持だけを目標にする政権などあまりにも弊害が多すぎるからです。
河野洋平氏
— 125 (@siroiwannko1) 2023年9月12日
「選挙制度改革は失敗だった。民意を反映するという点では以前の方がよかった、以前の方が国民の色んな意見が党内でも出てきて議論が活発に行われて政策に反映された、今はほとんど議論が聞こえてこない、あらかじめ決まったものがそのまま決まってしまう、取り分け防衛3法⇒#報道1930
小選挙区比例代表制による『政治改革』は政治の機能不全を招き、国民の政治不信を益々増大させた、と言えるでしょう。
今の政治に必要なことは?
— 125 (@siroiwannko1) 2023年9月12日
河野洋平氏
「財政問題や教育問題、今のままで日本が国際社会の中できちんと能力のある国として認められ続けるのだろうか?そういったことを真面目に考えるべき。選挙に勝つとか勝たないとか、そういうことばかり考え過ぎてるのではないか?総理大臣の解散権も⇒#報道1930 pic.twitter.com/AslzymwFn3
結論として、政治学者の中北中央大教授はこう言っていました。『政権交代がある政治を目指した小選挙区比例代表制の導入は完全に失敗だった。現状を見ても非現実的な政策を振り回してバラバラの今の野党では政権交代は完全に不可能である』というものでした。ボクもそう思います。
政治改革(細川)、行政改革(橋本)、郵政改革(小泉)、教育改革(安倍)、デジタル改革(菅)、マスコミが大々的に謳った『改革』は全て失敗しています(笑)。維新も二言目には『改革』って言いますね(笑)。
いくら日本人がバカばかりとはいえ、『改革』という言葉に踊らされるのはいい加減止めたらどうでしょうか。
中央大学 中北浩爾 教授
— 125 (@siroiwannko1) 2023年9月12日
「選挙制度改革は失敗だった。というのは政権交代の可能性が現段階では極めて希薄になっている、今の制度に一番適応しているのが自民党と公明党、この2党が手を組んでいる、これが崩れなければ政権交代は起こらない、じゃあ野党はどうなのか?野党はバラバラ」#報道1930
今 ネットで川口市のクルド人に関するデマが飛び交っているのも、かって関東大震災で朝鮮人デマに踊らされたのと変わらない日本人の知能指数を表しています。
クルド人を巡るホラ話、関東大震災のときの「不逞鮮人一千名と横濱で戦闘開始」にそっくりですね。 https://t.co/e5RMDkmLa5 pic.twitter.com/LquqLVNzXY
— C.R.A.C. (@kdxn) 2023年9月13日
8月の末 近所の和食へ行ってきました。5月に初めて行った、東京の菊乃井の料理長が独立した店です。出かけるのが歩いて行ける店ばかりになってきたのは、やっぱり歳をとってきたからだと思います。
やっぱり最初はグラス・シャンパンから。ボクはビールは滅多に飲みません。2年くらい前にギネスの缶を一本飲んだきり(笑)。
生湯葉とウニ。これは美味しかった。
八寸。サバずしやタコの柔らか煮、栗の甘露煮、銀杏の炒り煮etc。お皿に一杯載っているとワクワクします(笑)。どれも仕事が細かい。
お椀。白ずいきと冬瓜です。大きくなった冬瓜に行く夏を惜しんで。
お刺身。イカやヒラメ、キンメダイ、マトウダイなどの上に肝や煎り酒のゼリー、梅、からすみなどが載っています。それぞれに包丁が入れてあるし、やっぱり仕事が細かい。
日本酒はボクには強すぎるのですが、それでもお刺身には日本酒が欲しくなります。でも直ぐ酔ってしまうので、どこの店でもお酒とお水を同時に持ってきてもらっています(笑)。
グラスは江戸切子。家用に買おうかな、とも思うのですが、ネットで値段を見て止めました(笑)。
こちらの店では郡上の稚鮎。ラベル付きです(笑)。
常陸牛。焼きナスのペーストが敷いてあります。赤身なので許容範囲ではあります。今回で2回目の来店なのでまだ大人しくしていますが、顔を覚えてもらったら『牛肉は止めてね』って言おうと思います(笑)。よっぽど旨くなければ牛肉なんか食べたくない。
土鍋で炊いた新トウモロコシとスッポンのご飯。残った分はお土産で明日の朝ご飯になります(笑)。
意外な組み合わせでしたが、食べてみたら美味しかった。
作りたてというわらび餅。ふわふわ。
ボクは飲まないので、さっさと1時間半で食べ終わりました(笑)。それでも家に帰った頃はもう真っ暗。晩夏の夜の水辺です。