特別な1日  

-Una Giornata Particolare,Parte2-

路上のパーティーにうってつけの日:9.7大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議


民主党が『原発ゼロを目指す』という方針を発表したそうだ。だけど『30年代』なんて信じられないし、あくまでも『目指す』であって『(ゼロに)する』ではないところが政治家や官僚のポイントだろう(笑)。
もちろん、公約破りで増税するような政党なんか信じられるわけがないかといって自民党はもっとダメ核武装論者の安倍晋三(お漏らしシンちゃん)みたいなアホと連携したいと言ってるような大阪維新なんて救いがたい低能だってことが良くわかった。
とりあえず今は与野党問わず国会議員が連携する『原発ゼロの会』みたいな動きを応援していくしかないかな、と思っている。
日経ビジネスの記事
原発ゼロ支持の政治家は「クラゲ」が目印:日経ビジネスオンライン
原発ゼロの会 ブログ
http://genpatsuzero.sblo.jp/
                                         
それにしても原発反対の声が高まるにつれて、原発がなければ困るという話が急に湧いてきた(笑)。
猛暑の今夏、電気は現状でも充分たりていることはもうバレてしまったし(笑)、燃料費が本当にアップするとしても年3兆円くらいなら電力会社の地域独占を排して経営効率化を促せば十分吸収できる範囲だ。
原子力の技術を捨てるのはもったいない?とか言う話も、今後は廃炉や除染の技術を磨いていかなければならないのだから成り立たない。安全保障の話も、日本には既に核兵器の原料のプルトニウムが山ほど溜まっている(40トンも!アメリカの全核兵器に搭載している量より多いらしい)のだからお笑い草だ(どうすんだよ!)。それより原発がテロやミサイルの標的になるほうが遥かに危ないわい(笑)。
CO2の話をすると、確かに原発はCO2の排出は少ないかもしれないが代わりに大量の温排水を出す(笑)。地球温暖化はまず、発電所が出す全体の熱量が問題だろう。つまりエネルギーの変換効率が重要で、原発は30%、最新の火力発電(ガスタービン)は約60%、結局 地球温暖化を本当に防ぐならガスタービン火力を推進するべきなのだ( 笑)。
                          
お願い、誰か、原発がないと困る理由を教えて欲しい(笑)。あ、『利権』っていうのは無しね。それは判ってるから(笑)。
ヨーロッパもアメリカも長期的な経済危機が続くのが予想されている今、脱原発で再生エネルギーや除染、廃炉の技術に投資して新たな基幹産業を育てるというのは、日本にとって本当に大きなチャンスだと思うんだけどな。今や電機産業は壊滅、自動車も雲行きが怪しい。もしかしたら、これが最後のチャンスかもよマジで。
                                                                                  
                                                                                         

東京は相変わらずクソ暑いが 朝晩は楽になってきた。
格好のデモ日和じゃん(笑)ということで、今日も官邸前へ。9.7大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議 | 首都圏反原発連合
集まっている人の中では『デモをしても何もかわらないじゃん』という想いもあるんじゃないだろうか。逆に溢れる人波を見て、『ここまで拡がったか』という人も居るかも。
客観的に見て、デモ自体には成果はあったと思う。アホ揃いの民主党が表向きだけでも原発ゼロをうたうようになったのは、原発ゼロを願う人があまりにも多かったからだ。原発ゼロを願う人がその想いを強く持ち続けられたのはデモだったり、ネットだったりの力が大きかったのは誰も否定できないだろう。少なくともボクはそうだ。
今日 9月7日の抗議活動は40都道府県82箇所で予定されているそうだ。官邸前はピークを過ぎたのかもしれないが、日本全国に抗議はどんどん広がっている。あす官邸前行動/列島各地 “原発なくせ”


ボクは今回のデモに意味があるかないかなんて、どっちでもいいじゃん(笑)と思う。もちろん成果は出たほうがいい。ただ成果にこだわりすぎるのも不純な(笑)気がする。デモでもネットでも、日々の買い物で(東芝とかミキハウスみたいな)原発推進企業をボイコットするとかでも、自分に出来ることを自然な形でやっていく。そういうほうが長続きするし、結果としてよい方向へ行くと思うんだけどな。
簡単に言うと、金曜の夜にカラオケに行って声を嗄らすか、抗議で声を嗄らすか、どっちも似たようなもんだよ(笑)。

                              
今日の官邸前抗議の参加人数は官邸前に1万、国会前に1万弱、あわせて2万人くらい。延べで言うと2.5万くらいだろうか。やっぱり、ちょっと減ってるかもしれないが、官邸前以外の霞ヶ関だけでも色んなところで抗議をやっているというのもあるかもしれない。ボクは自分の目で見た数字を辛めに言っているつもり。
それでも2万人!だからね。しかも動員無しだ。
●文部省前『ふくしま集団疎開裁判』をアピールする人たち(年間1μS以上の郡山市の子どもたちを文部省の責任で疎開させろという訴え。確かにそのとおりだと思う。この3週間、段々人が増えてきている。)

●抗議が始まる



                               
官邸前は相変わらず盛り上がっている。参加している人は党派はほぼ皆無で、客層(笑)はすごくよい。フクシマで東電の責任者を刑事告訴している武藤類子氏福島原発告訴団や子どもたちの集団疎開訴訟をやっている人#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)が『フクシマの人たちが分断されている』と言う感動的なスピーチをしていたけれど、地方からわざわざ来ている人も結構居るみたいだ。『再稼動反対!(原子力規制委員会)人事案撤回!』という拡声器のシュプレヒコールが機材トラブルで途切れるたびに、代わりに列の中から肉声が挙がって来る。単純なボクはそれだけで感動してしまう(笑)。

●久しぶりに官邸前の先頭に行くことができた。

●タクシーで乗り付けた家族連れ

●夜に浮かぶNO!
                    
                   
そのあと国会前へ。
今日はスピーチコーナーで第9の合唱とかをやっている(笑)。ファミリーコーナーではまた違うスピーチをやっている。国会前は官邸前のような熱気はないかもしれないが、皆が勝手に好きなことをやっている。自由でいいよな(笑)
●いつもの国会前

●国会前中年合唱団


                              
そろそろ帰ろうと地下鉄の駅がある官庁街へ戻ったら、まただ(笑)。姿は見えないが霞ヶ関のほうからドラムの音がドン、ドドンと響いてくる。『怒りのドラム隊』だ。霞ヶ関を練り歩いているのは知ってたが、その威力は想像以上だ。官僚どもは残業どころじゃないだろう(笑)。

国交省前で嫌がらせ(笑)


●路上パーティーうってつけの日


●子どもドラム

●世の中をかえるクン

●老いも若きも拳をあげる


                                                 
ああ、今日も楽しかった。(笑)
原子力規制委員会の人事案の問題や選挙前でもあるし、9月一杯は抗議が続けられるそうだ。ボクも時間がある限り一緒にやるつもりだ。