特別な１日 　

-Una Giornata Particolare,Parte2-

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『ガザと埼玉』と『ムーンライダーズ＠恵比寿JAMと架橋米線』

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　朝晩は冷えるようになりました。
　部屋の窓から見上げる空も一気に爽やかな秋空になりました。温暖化の影響で春と秋はどんどん短くなっています。今年の秋も短いんだろうな。


　ハマスとイスラエルの衝突、死者がどんどん増えているようで胸が痛みます。お互い無辜な人々が犠牲になっている。
　今回はハマスのやってることには『トチ狂った』以外の感想はありません。ガザの一般市民に多大な犠牲が出ることは最初から判っているのに作戦を強行した。それで何が得られるのか。
　統一教会から共産党、れいわ新選組まで共通するカルト特有の論理＝自分たちの組織の影響力強化のためなら何をしてもいい、だったら許せない。

　でも、紛争の元々の原因はイスラエルの国際法違反や国連決議無視、そしてパレスチナの人への差別や収奪にある、ということは世界の人は忘れてはいけないと思います。

　今週の『報道1930』が報じていた通り、延々続くイスラエルの収奪や無法行為に対してパレスチナの人たちの怒りはいつ爆発しても不思議ではなかったのでしょう。
　

　今週BS-NHKでも放送されたイスラエル軍がパレスチナの少年を集中的に拘束していたなんて、本当に許せない話です。
　イスラエルはジャニーズの変態と一緒か。

www.nhk.jp

　イスラエルがパレスチナの人たちに対してナチスの真似をやっているのを世界が見逃してきたから、こういう虐殺行為が起きている。今回の虐殺は同時代に生きている我々にも責任がある。

　残念ながら、今の事態はすぐにどうにかなる話ではないでしょうが、とにかく世界が注視し、議論すること。今の時点ではそれしか犠牲を少なくする方法はないと思います。

　統一教会もジャニーズもふざけた話ですが、その情報を消費するだけなのは虚しいものです。情報を使い捨てしているうちに人間も使い捨てられる世の中になってしまった。
　人間の時間と知識には限りがあるけれど、世界のどこかで非道なことが起きていないか、関心を持ち続けたい　と思います。それが憲法9条に勝る、安全保障の第1歩だと思うんですよね。


　埼玉県の自民党がバカげた条例を議会に出そうとして非難が殺到、撤回するという事案がありました。

news.yahoo.co.jp

　条例案で定めている、 小学校3年以下の子供だけの登下校がどうして『虐待』になるのか、ボクには1ミリも理解できません。ボクは小学校1年の時から一人で通ってましたよ。
　『家族』や『子供』を名目に、専業で家事・育児をする人間がいなければ成り立たないライフスタイルを条例を市民に強制しようとする。世の中全体の7割が共稼ぎなのに、時代錯誤の発想が信じられません。

　統一教会や日本会議、神社神道が典型で『家族』や『子供』を表看板にしている連中は基本的にペテン師です。宗教の本質かも（笑）。

　統一教会や日本会議のような宗教/宗教もどきのバカ連中が政治家をやってるから、この国は衰退するのでしょう。連中には合理的な判断はできないですから。

　でも、そういうバカ連中が政治家をやっている原因は、もっとバカな国民が選挙に行かないからです。
　選挙に行かないような奴はさっさと●ねばいいのに。


　今週はまた、ムーンライダーズのライブへ行ってきました。


　6月に続いて今年2度目のライブです。
　昔のライダーズは数年に1回しかライブをやらなかったことを考えれば、この2年ほどは年に2，3回も見ることが出来るのは嬉しい限りです。今年キーボードの岡田徹氏が亡くなりましたが、既に6人のメンバーのうち2人が亡くなり、平均年齢70歳になった彼らも残り時間を意識しているのでしょう。ボクもですが（笑）。
　●開演前。6人だけのシンプルなセットです。

　スタジオで懲りに凝ったCDを作っていた80～90年代、製作するCDの数が減る反面ライブ演奏がどんどんたくましくなっていった00年代以降と、メンバーが歳を取るにつれて身体性に回帰しているのも面白いところです。

　90年代以降の曲を中心にしたという、この日のライブもラフだけどポイントを押さえた演奏で、独特の味わいがありました。センチメンタルだけど解放感があるラブソング『僕は負けそうだ』から、ホームレスをテーマにした『ニットキャップマン外伝』がこの日のピークでした。


　この日　最後の曲は沖縄民謡とカントリー、それにバイオリンで創ったバグパイプの音がミックスされた異形の曲『黒いシェパード』。政治や戦争という言葉を全く使わない反戦歌です。
　声高に『戦争反対』と叫ぶより、こういう曲を黙って演奏している方が遥かに心に残る、とボクは思います。


www.youtube.com

　ライダーズのライブではCDではピンと来ない曲でも、生演奏を聴くと『こんなに良い曲だったのか』と再認識することが良くあります。この日もそうでした。これが機械やAIには代替できない、生演奏の力です。
　元来　人間にはそれだけの力がある。AIに置き換えた方が遥かにマシな自民党埼玉県議団とは全く対照的です。


　ライブ前は1年ぶりの香港発の米線専門店、譚仔三哥（タムジャイサイゴー）の架橋米線。
　香港から上陸したファストフード店、新宿の店はいつも大行列ができています。でも恵比寿は比較的楽に入れます。
　今のボクはファストフード、それにラーメンもチャーハンも滅多に食べませんが、ここは野菜を始めとした具が多いのと米線（ライスヌードル）は小麦よりお腹に優しい気がするのでたまには食べてみよう、とは思います。それでも怖いから麺は半分以上残しました。ちゃんと食べたのはスープと具だけ。米線ももちもちして、美味しいんですけどね。

　付け合わせは茹でた豚バラ肉のニンニクソース。これはマジで凄く美味しいんです。

　こちらは別の日に食べた北参道『レティエ』の長野パープルとシャインマスカットのソフトクリーム。メニューにはそれぞれの品種のものしかありませんでしたが、お願いしてミックスにしてもらいました。
　これで充分お昼ご飯になります（笑）。

　ダイエットのために糖分は制限していても甘いものは関係ないんですよねえ。我ながら、いい加減なものです（笑）。