特別な1日  

-Una Giornata Particolare,Parte2-

『芽菜扣肉』と『維新と既存野党の違い(すべてを疑え)』

 花粉の次は黄砂、ですか(苦笑)。目がしょぼしょぼします。
 桜の次は新緑、と喜んだばかりでしたが、禍福は糾える縄の如し、良いこともあれば悪いこともあります。


 こちらは、新大久保のガチ中華で食べた『芽菜扣肉

 皮付きの豚バラ肉を茹でてから、揚げて、スライスしたものをお碗の中に並べ、青菜の芽で作られた漬物を上にのせて、一緒に長時間蒸したものだそうです。

 中々手に入りませんが、皮付きの豚肉って美味しいんです。
 この料理は恐るべき手間がかかっているだけあって脂がきれいに溶けて淡白な味です。それに野菜に味が染み込んでいて死ぬほどうまい。これだけでもご飯を何杯でも食べられる(食べないけど)。蒸しスープもそうですが、中華の蒸し料理というのは中々隅に置けません。激辛とか激痺れだけではない中華の奥深さを感じさせられる料理です。

 こんなものが1000円くらいで食べられるのだから、素晴らしいです。先週のお花見フレンチみたいなものも良いですが、果たしてどっちが美味しいのか、判断に迷うところです(笑)。
 夜は知りませんが昼間は店が空いているのも好き❤️。日本人は殆どいないですから(笑)。


 さて統一地方選も後半戦です。

 ボクの住んでいる世田谷区を始め、東京では区議会選挙、区長選挙も行われます。
 今年の始めくらいから立候補予定者が駅前に立っているのを見かけますが、殆どが維新です。たまにれいわのアホ候補か、共産党の年寄りばかりのビラ配り(笑)がいるくらい。数は多くないにしても東京の区議にまで候補者を揃えているのですから、維新は相当 組織的に行動している。
 実際 維新は地方で政治塾を開いて人材発掘を続けているようです。『地方議員を1.5倍の600人以上にするという計画』だそうです。

weekly-economist.mainichi.jp

 今まで汚職や選挙違反などのトラブルのあまりの多さで、維新の候補者は社会不適合者のクズばかり、と思っていましたが、数を打てば当たるかもしれません。

 社会不適合者ばかりというのはれいわと同じようなものでしょうが(笑)、維新が現役世代に焦点を向けているのは既存の野党より優れている

 それとは対照的に立憲も国民民主も社民も共産も組合頼み。組合が便利なのは判るけど組織率は落ちる一方だし、大企業が多い連合の組合員などはむしろ自民に投票しているでしょう(笑)。なによりも組合頼みでは一般の人への浸透が難しい。この前の選挙で組合が強い北海道や大分で野党候補が負けたのがその証拠です。

 やっぱり戦後民主主義は限界に来ている。大企業・自営業者中心の自民と労組中心の社共リベラルが対立する戦後の構造はもう存在しない。だから組織力がある創価学会統一教会みたいな連中がキャスティングヴォートを握ってしまう。

 一般の人たちにどう政治参加してもらうかは現在の大きな課題です。政党の責任でもある。
 ボク自身は質の低い新自由主義を主張する維新は最悪の選択肢だと思いますが、少なくとも維新は既存の他の野党より一般の人たちの方へ顔が向いている
 毎日ですら維新におべっかを使い始めた。見識の無いマスコミも悪いかもしれないが、野党は注目や話題を造れない自分たちを振り返ることも必要でしょう。


 夢物語ではなく、現実に何を目指すのかが伝わらなければ、有権者も投票する気になりません。大多数の人には今の生活をどう変えて行くのかが大事なのであって、『憲法守れ』や与党の腐敗を訴えるだけじゃ有権者に何も伝わりません(笑)。先週の選挙では社民党は反ワクチンの右翼陰謀論政党、参政党に地方議員の数で負けたんですよ(笑)。
 維新が言ってる『税金の無駄をなくせ』なんて真偽は妖しいし、何よりもくだらないですが、少なくとも話は分かりやすい。

 社民や共産はもう終わり。立憲もまだまだ体質が古すぎる。この10年間の政治不全は安倍晋三だけが悪いのではなく、無能な野党や市民団体も共犯です。選挙に行かなかったり無効票を投じる国民も大アホですが、政党や市民団体も時代遅れです。環境変化に応じて生まれ変わらなければいけないでしょう。
 政治を変えるなら野党を変えることが先決のように思えます。

●枝野氏はある程度判っているようですが。


 時代遅れと言えば、この連中。先週 東大名誉教授の和田春樹、東京外国語大名誉教授の伊勢崎賢治田原総一朗らが『G7首脳にロシアとウクライナの停戦交渉の仲裁を求める声明』を出して記者会見をやってました。上野千鶴子内田樹も賛同者に名を連ねています。

曰く
NATO諸国が供与した兵器が戦場の趨勢を左右するにいたり、戦争は代理戦争の様相を呈している」と指摘。G7に「これ以上武器を援助するのではなく、『交渉のテーブル』をつくるべき」だそうです

www.asahi.com

 『交渉のテーブル』は良いとしましょう。しかし現状のまま停戦すれば、ロシアの武力侵攻を是認することになります。また武器を援助しなければロシアがウクライナを制圧してしまう。停戦しても、占領地域でロシアの残虐行為や誘拐・拉致などの行為が止る保証は一ミリもない
 更に連中が言っているようにロシアの武力侵攻を認めれば、再度 侵略戦争が起きかねません。
 和田も伊勢崎も田原も内田も上野も(ジジババばっかり!)頭がボケているだけでなく、間接的に人殺しを推奨している

 昨年 この連中が同じような声明を出したとき若手研究者から批判が殺到したそうですが、今回もさすがに報道陣から批判が出たそうです。まさに老害そのものです。
mainichi.jp

 かって岸信介がCIAのエージェントだったように、また社会党ソ連のカネが回っていたように、和田春樹辺りにもソ連(ロシア)から金が回っているのではないか、とボクは思っています。実際 KGBはそういう工作をやっていた。

 
 言論は自由ですが、北朝鮮の拉致を弁護したことでも知られているように和田の言ってることはマトモではない。

 戦後の民主主義には良い面と悪い面がある。こんな世迷い事を白昼堂々言い出す連中がまだいるのは戦後民主主義の悪い遺産です。連中は希望的観測ばかりで現実を見ようとしない。甲子園やブラック校則と同様に旧日本軍の悪弊は戦後にも、リベラルと言われる人種にすら、残っている。。リベラルっていうより、只のアホ、ボケ老人でしかないですが。
 変わらなければいけないのは戦後民主主義だけではなく、日本そのものです(笑)。マルクスじゃありませんが、すべてを疑え、じゃないですか(笑)。