安倍晋三へのテロと選挙のお話

　先週の暑さはひと段落しましたが、蒸し暑い一週間でした。やっぱり疲れます（笑）。

　週末になると文字通り、疲れがどっと湧き上がってくるのを感じます。気疲れです（泣）。でもその分だけ、金曜の夜はほっとする。今晩はワイン、何を開けようかなあ。

　今日　安倍晋三が撃たれたのは流石に驚きました。この10年　日本の民主主義を劣化させた主犯ですが、テロは許されません。あんな奴を殉教者にしてなるものか。

銃撃はいかんよ......。ちゃんと生きて罪を償ってもらいたいのに。無事だといいけど。 https://t.co/IWCnjGHzTo
— Ushida Yoshimasa (@UshidaYoshimasa) 2022年7月8日

　この選挙期間中福山哲郎氏が暴行を受けたり、辻元清美氏への嫌がらせや器物損壊などの暴力が続いています。いよいよ狂った時代になってきました。

　515事件、226事件、血盟団事件と続いた戦前の歴史から判る通り、一度テロを容認すると、またテロが続く。これを許すと次の事件がまた起きる。で、民主主義が益々委縮・劣化していく。野党だけじゃなく、政府までおかしくなってくる。戦前は天皇や元老のような支配層までテロにビビってアメリカとの和平交渉をなかなか進められなかったことが各種の記録で明らかになっています。
　散弾銃を撃った元自衛隊のアホの動機はなんだか知りませんが、徹底究明すべきです。そして、安倍晋三は生きて罪を償え!

自民党はこれをすぐに「弔い合戦だ」にしていく。そしてバカな国民はそれに乗る。翼賛体制の完成だ。そして我が国は滅びるだろう。 pic.twitter.com/dMjY0cLZos
— 🏕インドア派キャンパー 📣ⒻⒸⓀⓁⒹⓅ🔥 (@I_hate_camp) 2022年7月8日

　イギリスのジョンソン首相が辞意を表明しました。

ジョンソン首相、昨日の時点で猫のラリーにも見放されていた。
英首相官邸のネズミ捕獲長。 https://t.co/1oXwmeOCnD
— Akiyoshi Komaki 駒木明義 (@akomaki) 2022年7月7日

　度重なる虚偽答弁を国民も与党も含めた国会も許さなかった。日本のテレビや新聞はちっとも触れませんが、安倍晋三が118回も嘘をついてもそのままになってしまう日本とはえらい違いです。

英国は、首相の国会での虚偽説明を、国民やメディアが許さない国なのだな。首相が虚偽答弁を118回も繰り返してもへいちゃらなどこかの国と違って　⇒【速報】ジョンソン首相辞意表明へ　英メディアが報じる　党内から「国民の信頼失っている」と危機感(JNN)https://t.co/gWqKLPWf71
— Shoko Egawa (@amneris84) 2022年7月7日

　やはり日本はまともな民主主義国じゃない。政治家だけでなく、マスコミも国民も民主主義を理解していない。

　トルコやハンガリー、ルーマニアのように民主主義が形式だけしか機能していない半専制国家なのでしょう。

　そんな日本でも選挙です。今回の選挙って、要約するとこんな感じだと思うんです。

　この選挙演説↓はUSBメモリーも知らなかった元サイバーセキュリティ―担当大臣のものです。こういう奴が当選して大臣にまでなってしまう。
　口に出すか出さないかは別にして、これが本音のクズ男はそれなりの数、存在すると思う。主張する女と思われている辻元清美氏に選挙期間中　器物損壊や不法侵入などの嫌がらせが相次いでいるのがその証拠です。
　こういうバカ男どもを甘やかしてのさばらせてきたのが、日本が落ち目になった原因NO1でしょう。

日本の女性が寛大すぎた結果が、こういう何処に出しても恥ずかしい20世紀どころか19世紀の遺跡みたいな政治家なわけだが

ダメ男を甘やかし続けた結果がこの有様だよ

「女性はもっと男性に寛大に」少子化、未婚めぐり自民・桜田元五輪相：朝日新聞デジタル https://t.co/Q2pTOkbHEa #参院選2022 #自民
— 愛国心の足りないなまけ者 (@tacowasabi0141) 2022年7月5日

　こういう連中が公職にいる限り、少子高齢化はどうにもならないに決まってます。

　そればかりか、こんな阿呆が大臣をやっていたら、日本は滅びるに決まってます。三国志で漢や蜀が滅びるときも、十八史略で西晋や北宋が滅びるときも、こういうスーパー無能な大臣って一杯いましたよね。

　まして自民党は防衛費2倍とか言ってるけど、バカに安全保障なんか出来るわけがない。

　野党が良いとは思わないけど、与党に多数を与えてフリーハンドにしたら大変なことになる。

自衛隊にこんな見識の高い人がいるのかと思ったが、そらみんな田母神レベルじゃ組織成り立ないわな
まあこの人がものすごく見識が高いのではなく、与党の自民や維新の政治家及び支持者の見識が異様に低いだけかも

「社会保障費も必要、特別扱い受けられるのか」海自総監の発言https://t.co/6PN3PuhQel
— 愛国心の足りないなまけ者 (@tacowasabi0141) 2022年7月6日

　ボクにはこんな連中に国の運命を委ねる度胸はありません（笑）。

この２人だけで年間何億の税金が無駄になってるだろう。 pic.twitter.com/KLcgnGfjIO
— aki (@3h_aki) 2022年7月6日

　しかし下には下がある。今回は自民党より酷い連中も多い。
　まず維新。『子育て世代、現役世代をサポートする』と演説しているのは上手いと思うけど（立憲や共産は見習うべき）、実績がこれだから↓、維新に投票するという発想が理解できない。

たった一年半でこれだけの不祥事を起こしてしまう政党なんて、前代未聞。自民党の悪いところを煎じて煮詰めたような連中やな。 pic.twitter.com/bsRRbzdICA
— ryozanpaku 💙ロシアによるウクライナ侵略に抗議します💛 (@gnpthnt311) 2022年7月5日

　N党や反ワクチンの極右、参政党は言うまでもない。ボクは、（福島みずほが議員で残るのは価値があるかもしれないけど）社民党なんかさっさと無くなったほうが良いと思ってますが、こんなクズ連中が議席を獲得して社民党が政党要件すら無くすなんて、旧態依然とした体質を変えられない社民党の自業自得とは言え、さすがに酷すぎる（笑）。

news.yahoo.co.jp

　これが日本の民度だとしたら、こんな国民、さっさと地球からいなくなった方が良い。中国のことなんか言ってる場合じゃない。

　ボクは選挙情勢を終盤まで見て、当落線上で最もマシな候補へ投票することにしています。

朝日氏の実績が次々に列挙。《6年間で本会議での質問０、質問主意書０本で、議員歳費1.3億円！》《政治活動費、僕らの血税で飲食代ばっかり》

＜#朝日健太郎って誰だよ＞がトレンド入り！自民現職の“華麗なる実績” 情勢調査では先行 https://t.co/ABU5YTXB5M
— 反差別統一戦線東京委員会 (@Anti_Discrimina) 2022年7月6日

　東京は共産党の山添拓、立憲民主の松尾あきひろ、維新、山本太郎で最後の議席を争っているようです。
　ボクは共産党は大嫌いです。民主集中制と称する独裁組織だからです。しかし少なくとも東京の共産党の議員って、ボクが行くような市民主体のデモや抗議には良く参加してくる。それも一人か少人数で。山添にしろ、もう一人の参院議員の吉良ちゃんにしろ、個人で勝手にやってくる。

●今週月曜に行われたLGBTQ差別パンフ配布に対する自民党本部前の抗議にも山添が行ったらしい。選挙中なのに。

#山添拓さんがコッソリ、一人で自民党本部前に！
私が思わす「(選挙運動)頑張って下さい」なんて言ったら「し～…少ししかいられないから…」と！
得票目当てじゃない行為、素晴らしい！
(写真は許可いただき目立たぬよう撮影)#standforlgbtqlife pic.twitter.com/q1gIfJ3hV1
— jaji (@jijajoc) 2022年7月4日

　彼等はデモに参加しても党の宣伝をするわけでもないし、スピーチの機会があろうがなかろうが関係なく頭数になっている。東京だけかもしれませんが、共産党のそういうところはボクは評価しています。

これは初当選前の山添さん。
国会前抗議でお会いした時。この時も見守り弁護士のお一人でした。#VOTEZOE https://t.co/ZxMcE5isOV pic.twitter.com/Qv3I4RDXOB
— Minoru Ide (@minoru_ide) 2022年7月6日

　ただし、共産党の経済政策には全く同意できないし、連中は『消費税は輸出大企業を儲けさせている』とか嘘ばっかりついています。それに彼らは『市民より党の利益を優先させる』でしょうから、一切信用はしていません（笑）。
　

人口動態を見れば、働く人にとって負担が増えるのは当然。
ご老人、特に金持ち高齢者にとって、一番の負担は消費税。
消費税を廃止すると、ますます働く人の負担が高まる。https://t.co/Ki3Ga7qzZZ https://t.co/vjDwSsoK14 pic.twitter.com/b7fd2xjBFP
— モカの知恵袋 (@Moka_Wisdom) 2022年7月6日

　立憲二人目、弁護士で経営も判る松尾氏はボク的には評価高いので、出来ればそちらへ戦略的に投票したいんだけど、山添が落ちるのも困る。山添が当選圏内なら、松尾氏に入れる。それができるかどうか、ぎりぎりまで状況の判断中です。
　こういう時こそ、選挙へ行かなくちゃ。