特別な1日  

-Una Giornata Particolare,Parte2-

『アップルマンゴーのソフトクリーム』と『日本の給与』

 いよいよ7月。今年も半分が終わりました。
 定年までの時間はさっさと過ぎてください。そしてそのあとはゆっくりと。
 神様、よろしくお願いします(笑)。

 今週の暑さは参りました。文字通り『熱波』ですね。

 以前、この時期に沖縄へ行くと日差しの強さにビックリしたものでしたが、今の東京はそんな感じです。湿気があるから、もっときついかも。


 また北参道でソフトクリームを食べてきました。店主の実家のミルクを使った、日本一美味しいという説がある(笑)ソフトクリームです。この時期はマンゴー。それもアップルマンゴーです。

 生憎 店内は一杯だったので店の前のベンチで食べたのですが、いつもより美味しく感じました。炎天下で通りは誰も歩いていない。熱気でアスファルトがゆらゆら揺れているように見える。そんな中で食べるマンゴーとソフトクリームは文字通り天国の味でした。大げさでなく、世界は素晴らしい、と思った(笑)。

 その次の日は札幌へ出張。流石に最高気温は25度でした(笑)。

 昔 営業をやっていた頃は日本中飛び歩いていましたが、今はめっきりご無沙汰です。でも最近は日帰りで済ませられることが多いのは嬉しい。とにかく他人と飲みに行くのはボクは大嫌い、です。何を話して良いかわからないから、楽しいと思ったことがない。

 ただ、今回 地元の人に連れられて行った昼ごはん、街場の店でしたが焼き魚が異様に美味しかった。魚だって東京で食べたほうが美味しいと思ってましたが、これは美味しかった。身が厚くてホクホクして、久々にこんな美味しい焼き魚を食べた。

 子どもの時から、この世の中から人間が消えてしまえばどんなにさっぱりするか、世界で一人きりになれたらどんなに幸せかと良く夢想していました。それは今も変わりません。
 でもソフトクリームにしろ、焼き魚にしろ、人間がいないとこういう美味しい物は作れない。なかなかうまく行かないものです(笑)。


 さて、選挙は盛り上がっているのでしょうか。
 テレビなどの取り上げ方は非常に少ないと思いますが(そもそもボクは殆ど見ませんが)、街中の選挙カーの連呼は普段通りです。街角を見ていると、ほんの少しは政治への関心は高まっているような気がする。選挙期間がもう少し長ければいいんでしょうね。
 どの政党も殆ど問題視していないようだけど、大量の死票を出す小選挙区制、短い選挙期間、高すぎる供託金と日本の選挙制度は本当に問題が大きい

 投票先にも困ります。自公のだらけた政治は問題ですが、

 野党にも魅力があるわけではない。れいわに参政党に日本第一党にN党と、カルト同然の連中が増えている。参政党や日本第一党は文字通りの極右ですが、昔の街宣右翼赤尾敏の姪が参政党の比例候補になっているのにはびっくりした。

もちろんれいわも野党じゃない。

 これ↓なんか典型でカルトはカルト同士、やっぱり相性がいいんでしょうね。



 そんな山本太郎に投票する奴も頭がおかしいけど、

 東京で言えば、自民の候補、朝日や生稲に投票するような輩は北朝鮮にでも行った方がいいんじゃないか。 

 それこそ三原じゅんこや今井、生稲のような奴を議員にしているような国って、これからどうなるでしょうか。

 昨日見たOECDの調査では1995年の賃金を100とした際の賃金上昇率で、対象33ヵ国で日本は圧倒的最下位、上昇どころか、唯一給与が減っている国でした。これが自公政権の結果です。ちなみに2020年の日本人の平均給与は年間433万円。
 衰えたりとは言え、日本企業は莫大な内部留保をため込むくらいには利益を上げているんだし、給与が上がらないのは最低賃金や労働制度など利益の配分ルール、経済政策の問題です。


世界ランキング「賃金上昇率」…世界主要国33ヵ国で比較|資産形成ゴールドオンライン

 その結果がこれです。『日本の部長の給料はタイより安い』と経産省までが言い出すようになりました。経産省のレポートを見ると日本の大企業の部長の給料は約1500万円くらい、タイで2000万、アメリカやシンガポールで3000万。
 でも、そんなものなんですよね。アメリカやオーストラリアの子会社の社長やマネージャーが日本の本社の社長より給料が高い、なんてことは今はザラにあります。


https://www.meti.go.jp/press/2022/05/20220531001/20220531001-1.pdf

 一般社員の給与は他国と遜色ないが管理職になるほど差が開いてくる。上下の差が小さい平等主義的な傾向は日本の美点ですが、役職者への若い人の起用が少ないことも相まって上層部に無能な奴が多い原因になっているのかもしれない(笑)。

 結局 日本は国民は政治に無関心だし、経済政策もまともに機能していない民主主義といっても、西欧諸国とは違い、日本は東欧諸国のような専制主義色が強い発展途上国型の民主主義国だと思います。
 このツイート↓と同じことをボクの知り合いのルーマニアの子も言ってました。教育レベルも技術レベルも低くないのに、ああいう国は出稼ぎが当たり前になっているそうです。

 日本の将来もこうなると思う。民主主義の体裁を保っているとはいえ、有能な人ほど腐敗した日本から出ていくようになる残りはバカか、夜郎自大で貧乏な年寄りばかり(笑)。これがまた、少子高齢化に苦しむ日本の衰退を一層加速させる。

business.nikkei.com


 それでなくても少子高齢化は止められないのだから、今後5~60年は日本が衰退し続けることはもう決まっています
 だからボクは政治に大して期待しているわけじゃないんです。ただ、バカと嘘つきの政治家は困る。ただ、それだけです。

 安倍晋三は100回以上国会で嘘をつきました。与党の政治家はそれを追求すらしない。維新はイソジン、カジノ、度重なる選挙違反に公金横領、大阪は断トツでコロナ死者1位(笑)。

 野党はどうでしょう。恒久にしろ時限的にしろ消費減税で景気が良くなるなんてことはありません。消費税が3%の時も5%の時も8%の時も景気なんか良くなかったのですから(笑)。しかも消費税を減税すればお金持ちほど得をする。だから立憲民主、国民民主、共産、社民、れいわ、全部ダメ、頭が悪すぎる。
 インボイス反対なんて所得の少ない人もお年寄りも払っている消費税を一部の小規模事業者が自分たちだけは払いたくない、とゴネているだけです。野党の連中はそんなゴネ得、脱税行為を擁護するのか。

 しかも、れいわに至っては常に嘘だらけ。細田’’セクハラ&買収’’衆院議長の不信任案やロシアへの非難決議に反対したばかりか、山本太郎の東京八区での立候補理由も嘘だったし、今回選挙のために衆院を途中で辞任すること自体有権者への裏切りです。

 バカと嘘つきの政治家は困る、この国では、こんな簡単なことすら実現するのが難しい。

 そんな国、無くなってしまっても構わない
 ただ、無くなり方は穏やかな方が良い(笑)。今の与党が圧倒的多数の状態では国会が機能しないのははっきりしている。結局はどこがマシかで、投票先を判断するしかありません。
 ボクは東京の小選挙区では山本太郎を落とすために共産党か立憲民主、比例は立憲の有田芳生氏あたりに投票します。絶望はしませんけど、ため息は出ます(笑)。