特別な1日  

-Una Giornata Particolare,Parte2-

『政府の改ざん(FTA→TAG)』と『0928再稼働反対!首相官邸前抗議』

あんなに暑かった夏はどこへやら、秋の長雨が続いています。昨日今日と東京の朝は15度を切るくらいの寒さです。この長雨が終われば、秋の晴天、それが終わればもう冬。本当に時が過ぎるのは早いです。


台風と重なった沖縄の知事選は心配です。与党側の候補は国会議員(公明の遠山)や国会議員秘書(自民の国場の秘書、田中)が自らTWITTERでデマを流しているもんなあ。なかには『玉城デニーが勝つと沖縄に中国が攻めてくる』と言ったものまであるようです😄😈。常識で考えれば判ることですが😄、そういう常識すら通じない人も大勢いる。
投票率が低い最近の選挙は、日本会議にしろ、創価学会にしろ、統一協会にしろ、頭のおかしい新興宗教がこの国を我が物顔に牛耳っているというのが現実です。


でも、犬にも劣る😄お猿さんに怒っても仕方がありません。これは国民にも責任があります。特に選挙に行かない連中は自ら北朝鮮みたいになることを目指しているようなものです。少しは後ろめたさを感じているなら仕方ないけど、棄権する自分を正当化している連中は邪教の信徒より、タチが悪いかも。
●沖縄知事選、創価学会が全国から電話『攻撃』をするよう呼び掛けています。何が『学会』だよ、クズ。日本会議神社本庁など宗教団体の集まりだそうですが、日本は宗教団体、それも邪教の社会的影響力が強すぎると思います。宗教団体には断固 課税すべきです。


●この票読みは一理あると思います。厳しい沖縄県知事選「争点消滅」の重い意味(佐藤 学) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)
●沖縄の選挙がこうなるかはわかりませんが、基本的にはこの方向になっていると思います。無能なジジイだらけのオールド左翼はさっさと滅びればいいんですが、それに代わる立民の地方組織設立や市民の動きが間に合うか。



今週は 安倍晋三が訪米したニュースが流れてましたけど、外交問題に関してはボクは日本のTVニュースは一切 信用しないことにしています。最近に限った話ではありませんが、国内で伝えられるものと外国のものとではニュアンスが全く違いますからね。これが端的な例です。全く相手にされてないんですよ。安倍晋三も日本も。そりゃあそうですよね。





演説で、背後を『せご』と読み間違えるくらいは許します(笑)。国連総会で日本語で話しても誰も判らないし、安倍晋三が漢字すら、まともに読めないのは今に始まった話じゃない。


心配していた日米会談ですが、ほぼ相手の条件を呑んだというのが答えじゃないでしょうか。二国間交渉を受け入れた、自動車を守る代わりに農業を売った、ついでに防衛予算のお土産も献上したはずです。


改竄ばかりの政府はまた、物品貿易協定(TAG)という造語を作りました実質は包括的な貿易協定=FTAです。アメリカの本丸=知的所有権や投資、サービスなどの交渉も物品の後に協議する、としていますからね。安倍晋三は今まで『FTA交渉ではない』と説明してきましたが、日経ですら、『日本側はFTAとは違うと強調するが、米政府の高官はFTAだと説明している』(笑)「TAGは事実上FTA」の声 国内に配慮、言い換えか :日本経済新聞


これでは多国間交渉であるTPPより遥かに条件は酷くなりかねない。自民党支持者もそうですが、TPPに反対してた左翼のおバカさんたちはどう考えているんでしょうか。


ただ産業の大きさ、影響を受ける人の多さを考えたって、農業の一部を市場開放して自動車を守ったのは当然です。農業の就労者数は兼業もいれて約170万人、自動車関連産業の就労者数は539万人。農業の産出額は9兆円に対して生産農業所得統計:農林水産省自動車の製造額は57兆円JAMA - 自動車産業、関連産業まで居れれば自動車との差はもっと大きくなります。どちらを取るべきなのかは一目瞭然。
そもそも他の産業と同じように、日本の農業も外国製品と勝負できるようなものを作ればいいんですよ。例えばアメリカの牛肉は現状38.5%の関税が、TPPと同条件にすると9%に下がるそうですけど、それで何の文句があるのでしょう。9%も価格差があって外国製品と競争できないって、他の産業に従事している人間から見ると『どれだけ仕事をサボってるんだ』と思いますよ。それに関税が下がれば消費者にとっては価格が安くなります。味だって人工的にビタミンDを欠乏させた不健康な霜降り和牛より、ちゃんとしたものならアンガス牛の赤身の方が美味しいです(笑)(美味しい和牛もありますけどね)。
●今年 京都で出てきた霜降りの和牛。外人が増えると和食でも肉が増えてきます。でも脂だけで肉の味なんかしなかった。

アンガス牛の赤身の方が遥かに美味しい。

                  

具体的な交渉はこれからですが、先が思いやられます。早くも最悪なのがトランプが23日に言っていたように、アメリカの替りに北朝鮮に金を出させられること。武器ならまだ、現物と引き換えですけど、アメリカの代わりに北朝鮮に金を出しても向こうから感謝はされないし、抑止力が高まるわけじゃない、見返りなんかゼロですからね。最悪の取引です。バカ丸出し。

●先週長野で食べた馬刺しと鹿のカツ丼。馬鹿そろい踏み(笑)。ジャンクですが美味しかったです。



ということで、今週も官邸前抗議へ #金曜官邸前抗議
東京では雨が降らない日は18日ぶりだそうです。爽やかなお天気です。午後6時の気温は23度。参加者は600人。
●抗議風景




今週 広島高裁が伊方原発三号機の再稼働を認めたのは残念な話です。今回 高裁が言っているように『現代の科学では巨大噴火の予知はできない』、というのはその通りですが、そうだとして『社会通念上 運転が認められる』というのはおかしな話です。
もっとも、運転を差し止めた前回の『阿蘇破局噴火によって火砕流が伊方に到達する可能性は小さいとは言えない』という高裁の決定もおかしなものでした。破局噴火が起きたら、九州は全滅、おそらく西日本全体が壊滅、関東や東北だって危ない。まして原発以前に九州や四国の西側に人なんか生きてませんよ(笑)。



そんなことより、半島の根元にある伊方原発が事故を起こしたら、佐多岬半島の5000人の人がどうやって避難するのか。かなりの人が避難できない可能性がある。それでいいのか。そういう議論が全くなされていない。


避難計画になお課題 住民孤立の恐れ、伊方原発 :日本経済新聞


また 伊方町長は再稼働が認められて『(経済面で)ほっとした』とかバカなことを言っていますが、伊方3号機は築24年、あと16年しか動かせません。16年後どうすんの?(笑)。

原発、地域経済に直結 伊方町長「正直ほっとした」 :日本経済新聞


太平洋戦争もそうですが、この国の人々はまともな議論がとことん不得手なように見えます。メリットとリスク/デメリットを天秤にかけた冷静かつオープンな議論がなかなか行われない。誰がどう考えたって、ちゃんと議論をした方が良いと思うのですが、不思議なもんです。