特別な１日 　

-Una Giornata Particolare,Parte2-

トップ > 食べ物 > 『漢字の書き順はペテンだった（笑）』と『家畜小屋のラーメンフェス』

『漢字の書き順はペテンだった（笑）』と『家畜小屋のラーメンフェス』

食べ物 時事

　楽しい、楽しい3連休（笑）。会社に行かなくていいだけで、どうしてこんなにリラックスできるのか（笑）。
　道を歩いていたら子供神輿を見かけました。お祭りというと、町内会だの寄り合いだの、独特の気持ち悪さがありますけど、子供だとほほえましい。

　そういう子供たちを今もイスラエルは殺し続けているわけです。

　 イスラエルとパレスチナの問題を宗教に帰する向きがありますが、今起きているのはそういうことではない。テロリストへの報復を言い訳にして極右政権が一般の人々を殺している、ということです。


　先週金曜日　夕飯時にNHKをつけたら、『漢字の書き順は役人・教師が自分たちの都合で勝手に決めたものだった』という話をやっていました。
　古来から漢字には様々な書き順があったのに、1958年に役人や教師が自分たちが教えやすいように画一的な書き順を決めたそうです。

www.nhk.jp

　やっぱり（笑）。
　小学校の時、教師が筆順のことをガタガタ言ってるのが子供心に不思議でした。小学校1年だか2年だかでも『筆順なんかどうでもいい話で字なんか読めればいいじゃん』と思ってましたから。

　『書き順を守らないと、字がきれいに書けない』と教師はぎゃあぎゃあ言ってました。でもボクは物心ついた時から納得できないことはやらない子供だったので、教師の言ってることなんか無視してました。確かにボクは字は奇麗じゃなかったけど、それは人格がダメだからで（笑）、書き順は関係ない。
　まして今は手書きよりパソコンの方が多いから、書き順なんか全くどうでもいい。ざまあみろ（笑）。

　合理的な理由があるならともかく、文科省（当時は文部省）や教師は自分たちの都合で子供の時から一方的な価値観を押し付けている。

　書き順だけじゃない。『体育の休め・気をつけ』も然り、『甲子園の丸坊主』も然り。日大の腐敗も然り、ボクの家の近くの駒沢大学では大学生相手に通行整理する警備員が道路に立ってます（笑）。そんな大学に大学自治も減ったくれもあるわけがない。幼稚園児には自治はムリ（笑）。

　不合理な慣習、因習（笑）は同調圧力の塊みたいな学校生活の中には幾らでもあるでしょう。

　ボクは出来れば働きたくないとは思ってますけど、学校を卒業して企業に入ってホッとした面もありました。学校より企業のほうがまだマシ、合理的だったからです。
　企業にも不合理なことは山ほどありますけど独占企業や規制業種でなければ、あまり滅茶苦茶なことをやってると市場競争に負けて潰れてしまいます。だから長い目で見れば、企業では不合理は自ずから抑制される面がある。実質的に潰れた東芝が良い例です。

　一方　市場競争にさらされていない教育機関では不合理がのさばっている。『書き順』のような教育内容もそうだし、社会から遊離した空間の中でセクハラ、パワハラが横行している。

www.hokkoku.co.jp

www.asahi.com

　日本が教育にお金を使わないのも問題ですけど、教育の質も大いに問題がある。教育に市場原理を持ち込んだり、政治家が口を出すのは間違ってますが、文科省や教師たちがどこからも牽制されないのも看過できない。

　
　日本の押し付け教育で自律した人間、自分の頭で考えられる人間が育つはずがありません。マスコミがダメなのも、他国に取り残されて日本が落ち目になったのも、『幼時からの大人たちの価値観の押し付け』が大きな理由の一つでしょう。

　国会では相変わらずバカな質疑をやってます。増税メガネでも、増税クソメガネでもどうでもいい。幼稚園児か（笑）。

　質疑だけでなく、元からバカだから仕方ないんですが（笑）。

　問題はマスコミが最近、岸田への対抗軸を作ろうとして『消費減税』を持て囃す傾向にあることです。消費減税なんかやっても、消費増税の景気冷却効果と同じで景気浮揚効果は一時的だし、むしろ税収が減って福祉や教育の財源が削られるのが関の山です。そもそも消費減税こそ、多く消費する金持ち優遇じゃん。

　しかしマスコミは相変わらず、誰かが言ってることを無批判に垂れ流すだけだから、バカがインフルエンザのように世の中に蔓延する。

news.yahoo.co.jp

　共産党や維新には期待しませんが、立憲民主まで引きずられたら困る。ただでさえ、前回の参院選の公約で消費減税に賛成した前科があります。右顧左眄が民主党時代からの悪い癖です。

　アベノミクスの時もそうでしたが、鬼畜米英と歓喜していた頃から変わらず、国民はマスコミが作るムードに引き摺られる。映画監督だろうが、東大を出ていようが全く関係ない。

　一般常識で判る事すら理解できない。幼時からの教育がバカだから東大だろうが京大だろうが、所詮バカはバカ（笑）。右も左もポピュリズムに弱いのは同じです。自分の頭で考えることができない。

　『チコちゃん』を見て、幼時の怒りが数十年ぶりに蘇りました（笑）。
　アメリカやドイツの憲法は国民の国家への抵抗権を規定しているそうですが、不合理な規則なんか守る必要がどこにあるんだよ（笑）。
　ブリンケンの後ろで赤い手を挙げる人たち、こういうことが出来るのが自分の頭で考えられる人間だとボクは思います。


　先週　家の前にある公園で『東京ラーメンフェス』なるものがやっているのが、窓から見えました。
　こういうものは概して高くて不味い、と決まっています。多分　どこかの代理店がでっちあげて全国を出稼ぎして回る企画だと思います。
　基本的には無視することに決めていますが、今回はつい、見に行ってしまいました。気の迷いです（笑）。


https://ra-fes.com/index.html

　良く知りませんが、色々なところの名物拉麺が集まっているそうです。

　入場無料ですが、どれも均一料金で一杯千円もするんですよ。

　ボクは海老味噌ラーメンなるものを買ってしまいました。

　ま、不味くはない。でも上手くもない。どちらかというとまずい（笑）。
　海老味噌というからアメリケーヌソースみたいに海老の脳味噌や殻から出汁を取ったのかと思ったら、海老汁に味噌を混ぜてあるだけでした(笑)。塩辛すぎる。チャーシューというから何かと思ったら、豚バラ肉を味噌醤油で煮ただけだったし、勘弁してよ(笑)。

　味気の無いポリ容器に入ったラーメンを一口、二口　味見をして、あとは食べ残し回収用のバケツに捨てました。ダイエットしてるのに、こんなもので腹を膨らませたくない。ブタの餌と言ったらブタに失礼かも。

　周りを見渡すと、みんな美味しそうにビールとか飲みながらベンチに座って食べている。こんな不味いものを食いながら朝からアルコール、というのもびっくりです。
　こういうところに来る客層もなんとなく違和感があります。他人のことは別にいいんだけど、雰囲気もあまり好きじゃありません。休日のノンビリした感じもなく、どことなくせわしい。貧乏くさい（笑）。ただ食べることが目的で、食事を楽しんでいる感じではないからです。
　家畜小屋で餌を与えられる家畜になった気分。

　久々にお金をドブに捨ててしまった。最初から想像がついていたのに行ってしまったボクが悪いんです。まだまだボクも甘いです。
　我ながらくだらない、酷い時間（30分くらいだけど）とお金の使い方でした。


　口直しに美味しかったものも。やっぱりガチ中華です。
　三軒茶屋の湖南料理屋の湖南風火鍋。火鍋という割には全然辛くなくて、押し豆腐と牛のバラ肉がとろとろになるまで煮てありました。八角と発酵唐辛子、牛肉のスープで煮てあるのかな。ああ、美味しい。

　湯気でレンズが曇るほど、鉄なべがぐつぐつ言っています。

　こちらは陳家私菜という店のランチ。麻婆刀削麺、980円。ガチ中華のチェーン店で都内に幾つも店がありますが、麻婆豆腐はマツコの何とか、というTVに取り上げられる等有名だそうです。

　ボクは口水鶏（よだれ鶏）（小）を追加しましたが、それとは別に水餃子もサラダもスープもサービスでついてきます。驚くべきコスパの良さです。

　歌舞伎町の麻婆豆腐には香りも味の複雑さも負けるけど、鶏スープで数時間煮たという豆腐と麻婆はなかなか美味しかったです。刀削麺もちゃんと作った麺で小麦の味がする。これで1000円ちょっとだから文句はない。

　夕飯がまともに食べられないくらい、思い切りお腹いっぱいになりました。これならお腹を膨らませる価値がある。幸せな気分です。我ながら単純です（笑）。