特別な１日 　

-Una Giornata Particolare,Parte2-

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『ネトウヨちゃんとモンスター・クレーマー』

時事

　先週までは半袖の日もあったのに、今週は薄いコートを羽織るような陽気になりました。季節の歩みは年々早くなっているような気がします。今年の秋もあっという間に終わってしまうんでしょうか。
●今週はこんな、さわやかな秋晴れの朝もあったんですが。
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　この数日、ノーベル賞の報道で持ち切りでしたが、民度の反映なのか、報道も年々ひどくなる。最近は単なるニュース番組ですら、TVを消してしまいたくなるものが増えてきて困ります。マスコミだけでなく、間違いなく日本の人々の意識も劣化、ネトウヨ化しつつあると思います。


　そんなことより、またまたの台風、心配ですね。ボク自身もそうですが、皆様もどうかお大事になさってください。毎週金曜恒例の官邸前抗議も早々と中止になりました。


　しかも今回の台風は先月より遥かにでかい。関東に上陸する台風の中では最強という話も聞きます。

　週末は電車が止まるだけでなく、映画館も店も軒並み休み。それだけでなく護衛艦も東京湾から逃げ出したそうです。


　こんなに大きな台風が頻発するのも地球温暖化現象の影響です。日本周辺の海面の温度が上がっている。大雨や台風の度に、九州、四国、他の地域でも既に何人も犠牲者が出ているし、先日の千葉では東日本大震災を凌ぐ367億円もの損害が出ている。
www.nikkei.com


　これが、これから毎年続いていくわけです。年々大きくなってくる台風は日本列島のどこに迫ってくるかわからない。

　もはや他人事ではありません。石炭火力や自動車の問題だけでなく、牛肉を食べるのを減らすようなことまで、地球温暖化の話は我々もマジで考えていかなければいけないと思います。


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　さて、復活したあいちトリエンナーレの『表現の不自由展』、復活したのは良かったですが、相変わらず『反日』とか言ってクレーム電話をかけてくるバカがいるそうです。
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/refreedom4


　バカどもの殆どが６０～７０代のジジイ。電話口で３０分以上も自説を主張し続ける、かといって『自分では展示は見ていない』そうです（笑）。自分でプラカードを配ってヘイト団体と一緒に数分だけ座り込み？をした市長の河村も同類（笑）。


　電凸ジジイも河村も典型的なネトウヨ、それに輪をかけた頭の悪いクズです。老い先短い連中ですが生きているだけで無駄、と言わざるを得ない。

●現在　ネトウヨの主力は定年後のジジイ連中という話はよく聞きます。定年後誰にも相手にされなくなって、ハマるらしい。
nikkan-spa.jp
blogos.com

●貧困問題に取り組んでいるライターの鈴木大介氏のルポは話題になりました。マトモだった自分の父が晩年ネトウヨになってしまったことを切々と綴っています。自分の父は『右翼ビジネスに利用されてしまった』と。。
www.dailyshincho.jp


　この話を見て思ったのは時折話題になるクレーマー、それも悪質なモンスター・クレーマーのことです。
　店などで店員さんに絡むモンスター・クレーマーの話はよくありますけど、それより圧倒的に多いのが企業の消費者相談室などに電話で理不尽なクレームを寄せてくる連中。

　実際にいろいろな企業の消費者相談室の人に話を聞くと、理不尽なクレーム電話のほとんどが６０～７０代のジジイだそうです。連中は偉そうな態度で延々と自分の言い分だけをまくしたてる。
　例えば「上司気取り型クレーム」、「昔取ったきねづか型クレーム」みたいなものだそうです。例えば『オレに製品設計させろ』と電話口で言い張るボケじじいもいた、と聞きました（笑）。
●少し前の日経の記事ですが、どこの企業でも全く同じことが起きているようです。

www.nikkei.com


　一昔前は主婦の人のクレーム電話が多かったそうですが。今は定年後のジジイ。日経の記事には『団塊世代が定年になってから、バカじじいのクソ電話が増えた』という担当者の話が載っています。実際にボクが聞いた話でも、連中は定年後に話を聞いてくれる人がいないので1時間でも2時間でも平気で話し続けている、のもいるそうです。こういう感じ↓らしい。

　なかには消費者相談室は女性が多いから、無料で女性と話せるチャンスと思っているエロボケじじいまでいる、という話も複数の企業の人から聞きました。

　ちなみに今の若い人はほとんど電話をしてこない。チャットやメールが主だそうです。若くないボクだって企業への問い合わせは100％メールです。忙しいもん。逆に言えば、ヒマだから電話なんかかけてくるんですね。
●これも日経の記事。消費者相談室への電話、多いですよね。
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　あいちトリエンナーレへのネトウヨの電凸も、悪質なクレーマーも、ボケじじいが主力です。もちろん、この年代の男性の一部に過ぎないのでしょうが、まるで認知症の介護を押し付けられているようなものです。
　実際　連中は単に頭が悪いだけでなく、認知のゆがみや心の病も生じているのかもしれません。逆に今増えている会社員のうつ病の原因の一つがモンスター・クレーマーという見方もあるそうです。ひどいもんです。

　こういうボケじじいが日本の足を引っ張っている。と言ってもボクは世代論は信用してないので、犯人を『団塊世代』など特定の年代と言い切るには抵抗があります。でも『聞いている相手のことを全く考えない』、『非論理的』などプロ市民運動のジイさん連中の頭の悪いスピーチ（笑）と共通点を感じるのも事実。

　モンスター・クレーマーの原因は加齢による認知の衰えや定年後の孤独などの反動かもしれません。単純に人数が多いからボケ老人も多い、ということでもあるでしょう（立派な人も多いはず）。それでも、70代後半以降の上の世代はもう少しまともだった気もしますけどね。
　とにかく、もう少しして、この年代のジジイ連中が棺桶の中に入れば日本はだいぶ良くなるかもしれません。これは日本にとって残された小さな希望かも（笑）
●電凸ジジイどもの年代にはこういう素晴らしい人もいるわけです。また、それを支えている人もいる。おそらく、希望はどこにでもある。


　とにかく、一番気を付けなければいけないのは、自分がそうならないようにすること。誰でも齢を取ります。鈴木大介氏は『老いたる者が共通して抱える喪失感を巧みに利用するコンテンツや、認知と思考の衰えにつけ入る安易で卑俗な言説』が自分の父がネトウヨ化した背景にある、と書いています。

　先日も週刊ポストが嫌韓記事を載せて騒ぎになりました。ボクも広告を見ただけでひっくり返るくらい酷かった。最近の週刊誌の読者はジジイばかりらしいですね。



　今の世の中、政府やマスコミ、左右を問わずデマゴーグや安易な言説が罠を張り巡らせています。トランプの当選やブレグジット、山本太郎が人気を集めたのも同じ構造です。『EU離脱』や『消費税全廃』など非現実的・非論理的な解決策でインチキな希望を振りまいて、権力を得ようとする。N国党も同じか。

　オレオレ詐欺と同様、年を取って自分が衰えてきたときは一層　危ないのでしょう。逆に自分が極端な言説に惹かれるようになったら、自分が弱っている、衰えている時かもしれない。自戒しながら、若い人たちの足を引っ張ることだけはしないようにしたいものです。


　そんな世の中です。来週はこんなデモがあります（笑）。