特別な1日  

-Una Giornata Particolare,Parte2-

『やっぱり負ける日本人』(笑)と『苺の酢漬け』

 朝はまだまだ寒いですけど、春らしくなってきました。
●帰宅途中、道の先に富士山が見えました。いかにも春らしいおぼろ富士。



 発表される感染者数は減少してますが、検査件数も減らしてますからね。全国的に保健所の連携が取れている訳がないのでオリンピック対策で組織的に検査を減らしているとまでは思わないけれど、もろ手を挙げて信用することはできません。ともかく、温かくなって感染が減ればいいですけど。
●全国の感染者数とPCR検査件数(オレンジの線が1週間の移動平均)。陽性者数も検査件数も減少しています。
 



 森喜朗がアホでクズで人外なのは当然ですが、あいつが何かやらかすたびに潜水艦事故が起きるのは奇妙なものですね。やっぱり存在そのものが疫病神なんでしょう。

83歳の森喜朗の代わりが84歳の川渕とかいうジジイ。百田尚樹のファンで、

 歴史修正主義者を国士と呼ぶような認知症ぶりです。ネトウヨ御用達の月刊HANADAの『愛読者』、トリエンナーレの件でも河村たかしにエールを送ってました。森の同類、いや、さらにひどい

 川渕だって森が差別発言をした時 何も言わなかったわけです。立派な共犯者(笑)じゃないですか。
 ジジイからジジイへの交代が問題なのではありません。森、川渕、JOC会長の山下、収賄疑惑の元JOC会長竹田恆和、セクハラ大臣の橋本、あと高野連、日本のスポーツ界の上層部ってトコトン腐った連中ばかり。たかが筋肉バカをアスリートとか言ってバカなマスコミや国民が持て囃すから、こういうクズ連中が図に乗るようになる

 森喜朗をクビにするのは当然ですが、オリンピックもろともお払い箱、じゃなければ意味がありません。何がオリンピックだよ、バカ。国民の命と、腐敗したスポーツ貴族や電通の利権・筋肉バカの自己満足とどちらが大事なんでしょうか。

 森の次は川渕って言うのは、安倍から菅へと一緒(笑)。判断力もなければ思考力もない、ダメな日本人の象徴でしょう。

 それにこういうtweet が流れてくると、カウンター側もちょっと違うんじゃないの?と思ってしまいます。

 JOCの連中と同じように男ばっかりが集まって『#変わる男たち』って言われても違和感があります。人間がそんなに簡単に『変われる』わけありません。急に『変わる』って言われても不信感が募るだけです。
 『森喜朗は男の恥』、『二階は人間のクズ』、『菅はシルバニアファミリー以下』だったら判るんですが。

 結局、この企画は流れたそうです。主催者のChoose life projectは荻上チキなど名前が出ている人に内容も説明せず、スケジュールを押さえただけで発表したからです。やったことも言い訳↓も実にお粗末。この人たちは元々?と思ってたんですが、リベラルと呼ばれる中にはこういうゴミも少なからず混じってますからね。

 ゴミと言えば、これもアウトでしょ↓。
 社民党が分裂、国会議員が一人になって、それでも福島瑞穂が開き直っているかに見える、この態度には、何で自分たちが衰退したのか、反省の色がみじんも感じられません。この謙虚さの無さ、いや、傲慢さは、どう考えてもズレてる。
 社民党も失笑されるレベルのゴミに成り下がった。戦後政治はいよいよ断末魔ですかね。

 右左、有象無象のゴミを取り除けながら生きていく毎日は、自分の判断力の訓練の日々でもあります。毎日が勉強です。
●確かにマイクの持ち方は同じかもしれないけど、これはボウイ様に対して不敬罪かも。


 さて、人間嫌いのボクは人と会うのは大嫌いですが(笑)、数少ない利点として情報が入ってくるということがあります。

 今週 アメリカの超大手IT会社の日本法人の役員さんに話を聞いたんです。
 その会社では昨年春の時点で早くも『年末まで全世界全面テレワーク』の指示がアメリカ本社から出ていました。従業員の命を守れ、ということだそうです。その後 昨年秋の時点で21年夏まで全面テレワークに変わりました。国の判断などには頼らない外資の決断の速さには驚くばかり。

 今は、8月からテレワークと出社を併用、ということになっているそうです。理由はアメリカでは7月末には集団免疫を獲得できる見込みだから。ニュースでは流れませんが、アメリカでは内々 日付単位で免疫獲得の予測を建てているようです。抗体の効力がどこまで続くのか判らないと思うのですが、7/27には集団免疫!という判断をしているそうです;
 勿論 状況が変わったら、間髪入れず変更するわけですが。

 実際 今週までに人口の1割がワクチンを接種しています。トランプは自分の任期内に接種するだけのワクチンしか用意してなかったそうですが、やる気を出した時のアメリカは日本とはえらい違いです。
www.nikkei.com

 その会社はアメリカのワクチン接種の記録・管理システムをやっているし、日本のワクチン接種の管理システムも担当するようです。ワクチンそのものもファイザー&モデルナ(アメリカ)、アストラゼネカ(イギリス)と英米頼みですが、管理までそうなんですね。

 役員氏は『システムはすぐ作れるがそのあとの省庁間の調整の方が遥かに時間がかかる』と、日本の役所の非効率性とそれを放置する政治家の無能さに呆れていました。
●注射器の件も厚労省が無能だから、こんなことになる。


 日本政府の全情報システムが今年秋からアマゾンに移行することはこのブログにも度々書いてますけど、ワクチンからそのあとの管理まで文字通り日本の生殺与奪はアメリカに握られているんだなーと思いました。

 今の時代 ITで負けるってこういう事なのでしょう。今回のワクチンだってコンピュータでゲノム解析して作ったわけですし。
●言い過ぎかもしれないけど、官庁に入っている日本のIT屋なんて、こんなものです。外資に任せた方が遥かにマシ。

 と、同時に、古くは三島由紀夫全共闘、現在に至るまで左翼も右翼(バカウヨじゃなく、まともな方)も唱える、『対米自立』なんて本当に出来るの?って思います。お題目だけじゃ、物事は変わりません。

 ボクはワクチンすら満足にハンドリングできない劣化した日本の政治家や役所に任せるくらいなら、アメリカ様(笑)にお願いしたほうが遥かにマシ、と思います。

 森の問題はバカを交替させれば済むと言う話ではありません。結局、我々のあり方の問題だと思います。
 世界最高の財政赤字少子高齢化で衰退するだけだけど、国民は政治に無関心、そのくせダメ・リーダーの在庫だけは豊富な国、ニッポン(笑)。

 
 最後は お口直し。この前 いつもの近所のイタリアンへ行ってきました。
 16席しかない小さな店とはいえ(今は8席で営業)、この2か月はテイクアウトとランチだけでやっているから大変だと思います。
 応援がてらテイクアウトはまめに買うようにしているのですが、やっとランチへ行く時間ができました。職場近郊以外では今年初めての外食です。
●この雑誌にも出たばかりです。

 これはボラのフリット(フライ)にジャガイモのソース。ボラなんて普通は捨てる魚、と聞きますけど、水のきれいな瀬戸内海で捕れたボラは臭みもなく、ふっくらして美味しい。
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 これは白菜の漬物と生ハムのパスタ。ハムの下に白菜の漬物が入っています。この店で学んだのですが、同じ発酵食品同士、生ハムと漬物って合うんです。この店の漬物はホールの女性の祖母が作ったと言う70年物のぬか床です。ハムに負けないくらい味が深い。パスタと一緒に食べると白菜が良いアクセントになってました。
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 これは芽キャベツ。ほろ苦くて美味しいですよね、もう春なんだなーと思います。芽キャベツというと子供の時に読んだ児童文学『ドリトル先生』に出てくる’’ガブガブ’’というブタの大好物だったことを思い出します。中央は軍鶏の胸肉ですが、身が分厚いので驚きました。
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 これはデザートに出たイチゴの酢漬け(笑)。
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 酢漬けと言っても バルサミコ酢に軽く漬けたものですから爽やか。酢って苺本来の甘みが引き立つものなんですね。
 良いことを教えてもらったと思って、帰宅して冷蔵庫の中のもっと安いバルサミコ酢(笑)で半日くらい漬けたんですけど、こちらもそれなりに美味しかったです。

と、いうことで、今週も金曜官邸前抗議はお休み。