特別な1日  

-Una Giornata Particolare,Parte2-

『帝国の時代?』と『ニュー・オーダー@有明アリーナ』

 今週は雨が降ったり、雪が降ったり、疲れました。
 それでなくても金曜になると1週間の気疲れでグッタリ(笑)。明日からの週末のお休みが生きがいです。

 曽野綾子が死んだんですね。
 差別とデマで金儲けしていた自称作家は当然、地獄へ直行でしょう。
 熱心なキリスト教徒を自称していた曽野は寄付活動にも熱心だった話は聞いたことはありますが、差別やデマで儲けた金で寄付することに何の意味があったんでしょう(笑)

 曽野は『病気の高齢者は自殺しろ』とも言ってました。自分は病院で死んだ癖に。勇ましいことを言ってる奴ほど言行が伴わないのは古今東西の真理です。

 ついでに曽野綾子は性犯罪被害者に対するセカンドレイプの常習者、要するにレイプ犯です。レイプを賛美してクビになった元文化庁長官の夫、三浦朱門とさぞ気が合ったことでしょう。

 石原慎太郎同様、よくぞ、これだけ酷い人間が出来上がったものです。最近の日本人は劣化したと思ってましたが、石原や曽野のことを考えたら昔からそうだったのかもしれません(笑)。 


 デマと差別と言えば、自民党も変わらない。石破になって少しはマシになったかと思いましたが、全然変わってない。
 安倍派潰し、杉田水脈追放すら出来ないのなら石破に存在価値はありません。他には何もないんだから(笑)。


 デマと差別と言えばトランプですが、本当に関税なんてやるんでしょうか。こういう意見もありますが、

business.nikkei.com

 トランプは一応、ウォートンのビジネススクールを出てるんだから意味は判ってる筈です。

 関税はやるにしても景気悪化を防ぐために減税とセットという話を幾人もの経済アナリストから聞いてましたが、怪しくなってきた(笑)。今のアナリストたちの議論のテーマは『トランプは常識人かどうか』に変わってきました(笑)。 

 まさに自滅で、プーチン習近平は大喜びでしょう。

 トランプタワーの部屋はロシアのオリガルヒが大量購入しています。

 そんなことすら、関係があるのか疑いたくなります。

www.sankei.com

 以前のトランプのロシアゲート捜査ではロシアとの共謀の証拠は見つからなかったそうですから(無罪の証拠が見つかった訳でもない)、判らないですけどね。


 それはともかく、世の中は『帝国』の時代に逆戻りしつつあるのでしょうか。専制的な政治で国内を統治し、小国を力で押さえつける。
 中国、ロシアだけならともかく、アメリカも加わるとなると世界的な現象です。

 20年前 極左ネグリが『帝国』とか言ってた時はバカじゃねーのとも思ったんですが、案外賢かったのか(笑)。

 ただ『帝国は自壊する』。これもまた歴史上の真理ではあります。ローマや中国など歴史上の歴代王朝、近代の大英帝国ナチス第三帝国、そして大日本低国(笑)と帝国も松竹梅ありますが、自壊しなかった例外はない。
 直接的な滅亡原因は外敵や天災など色々ですが、本質的な原因は内紛や巨大化に伴う官僚組織の弊害などによる弱体化です。

news.yahoo.co.jp

 アメリカにも中国にもロシアにも頼れない、日本にとっては所謂『自立・自律』のチャンスではありますが、政府も野党も国民も甚だ怪しい。
 昨日のこのニュース↓はマジでびっくりしました。被団協だか一被爆者だかわかりませんが、頭おかしいんじゃないかと思いました。普通はマクロンさん、ありがとうでしょう(笑)。

www.nagoyatv.com

色んな考えがあってもいいけど、こんなバカな言い分だけ取り上げてニュースにするなんて、マスコミも狂ってる。核で脅してくるプーチンにどう対処したらいいの?って簡単な話です(笑)。
 連中は核で脅しながら勝手に侵略してきて、学校や病院に爆弾落として、子供を浚い、女性に乱暴したり、一般人を拷問、原発を占領している。
 外交っていうけど、プーチンやネタニヤフみたいな野蛮人とどうやって外交するの?自分や家族、子供が殺されてもいい、財産も全て差し出しても核兵器反対を貫きます、っていうのなら『憤る』権利はあるでしょうけど、何くだらないこと言ってるんだ(笑)。

 日本に核兵器なんか愚策だし外交主体で行くのも当然だけど、そのためには経済力か武力か同盟国か集団的自衛権か、それともレピュテーションか、何か武器が必要です。
 これを機会に右も左も戦後何も考えてこなかったことを日本人が真剣に考えるようになったら、少しはマシな国になれるかもしれません。 


 先週 イギリス、マンチェスターのバンド、New Orderのライブへ行ってきました。
 20年の来日がコロナで中止、漸くの来日です。

 80年代初頭から活動しているNew Orderはテクノ、というより、EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)の始祖のようなバンドです。
 世界中で様々なバンドが影響を受けています。日本でいえば安室奈美恵小室哲哉Perfumeも2~3割くらいはNew Orderの影響を受けた、悪く言えばパクリじゃないですか。

 このバンドの前身はJoy Devisionナチス強制収容所にあった慰安所)という名前のパンク・ニューウェイブバンドでした。マンチェスターの鉄鋼産業が斜陽になり、不況で苦しむ町の若者の孤独や絶望を歌ったバンドです。

 ところが初めてのアメリカ・ツアー直前、メインボーカルのイアン・カーティスが首吊り自殺、バンドはNew Orderナチス第三帝国の新秩序計画)と改名し、ギターのバーナード・サムナー(上の写真左から2番目)がボーカルを取るテクノ/EDMのバンドに変わりました。

 やがてイアン・カーティスの首吊り自殺のことを歌った『Blue Monday』が世界的に大ヒット、ポール・マッカートニーを抜いてイギリス史上最大のヒットを記録します。
 ところがレコードのジャケットデザインが凝りすぎていて売れば売るだけ赤字になり、在籍していたインディのレコード会社『ファクトリー』を倒産させる遠因になりました(笑)。


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 このいきさつはこれも大ヒットした映画『24アワー・パーティ・ピープル』で描かれています。

 その後 大手レコード会社へ移籍して、メンバーの産休や仲間割れ(笑)などを乗り越え、今も活躍しています。

 このバンドはプロとは思えない演奏技術の低さ、はっきり言って中学生並みの下手さ(しかも音痴)が有名ですが、現在はちゃんと楽器が弾けるギターとベースを補充して、きちんとした(笑)ライブができるようになっています。
 演奏はド下手でもコンピューターを使えばカッコいい音楽ができることを示してくれたのはいつまでたってもギターがうまくならないボクには、まさに希望の光です(笑)。定年後はこれでバンドをやろう、と思ってるんです(笑)。

 それだけでなく、美しいメロディと内省的な歌詞の音楽、アートのようなプロモーションビデオ、CDやTシャツ、ポスターなどピーター・サヴィルの美しいデザイン(もちろんBlue Mondayのジャケットやブログ冒頭のポスターデザインも彼)と3拍子揃ったNew Orderには非常な影響を受けました。

 ちなみに昨年発売された現代アメリカ最高のロックバンド、ザ・ナショナルの新譜には『New Order T-shirts』という曲が入っていて、アメリカでも日本でも根が暗い人の考えることは同じだな、と思って嬉しかったです(笑)。

 80年代 俯き加減で街を歩くニューウェイブ青年はピーター・サヴィルがデザインしたニューオーダーのTシャツを買った筈です。もちろん、ボクも持ってます(笑)。

 ビデオの方も映画『羊たちの沈黙』のジョナサン・デミが監督した『Perfect Kiss』や


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 反戦をテーマにした『True Faith』などのビデオには、まともに影響を受けました。


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 場所は有明、前回のシガー・ロスの2倍、1万6000人の会場です。もう、有明は嫌だ。ボクの家からも遠いし、会場も駅からやたらと遠い(徒歩20分)、しかも下品な商業都市です。

 会場に入るとDJが音楽を流していました。お客さんは欧米人が多いのは予想通りでしたが、中国の人も多い。各国でのライブの追っかけをやってる中国系の女の子までいた。

 前座は電気グルーヴ。この人たちはNew Orderの大ファンとして有名です。
 ピエール瀧「僕の人生を変えたイントロ」当時高校生の石野卓球から教えてもらったアーティストの楽曲とは?(TOKYO FM+) - Yahoo!ニュース
 石野卓球氏は『40年前の高校生の時、将来ニュー・オーダーの前座ができるなんて夢にも思わなかったぜ!』と絶叫(笑)。

 個人的には興味ないんですが、やたらと気合が入りまくった30分の演奏でした。

 ピエール瀧氏も元気そうでした(笑)。

 セット替えで30分経った後 New Orderの登場です。

 オリジナルメンバーの二人、ボーカルのバーナード・サムナーとドラムのスティーヴン・モリスは老眼鏡をかけています。調べてみたらバーナード・サムナーは69歳、スティーブン・モリスは67歳でした(笑)。

 この日のセットリストです↓。前身のジョイ・ディヴィジョンの曲が予想以上に多かったのと日本で録音した『State Of The Nation』や日本語版シングルを出した『Krafty』など日本を意識した選曲は意外でした。また前半5曲目まではコンピューターなしで演奏したのも驚き。

 演奏時間は2時間弱、まだまだ聞きたい曲は沢山あったけど、仕方がない。

 歌は相変わらず下手ですが、誰も気にしない(笑)。リズムがびしっと決まっていて、流麗なメロディラインがあればそれでいいんです。やっぱり、ベースとギターにちゃんとしたミュージシャンを入れたのは正解。

 最後はジョイ・ディヴィジョンのメンバー、首吊り自殺したイアン・カーティスの写真を写していたのも驚きました。70歳を迎えようとする彼らも自分たちのキャリアを総括しつつあるということなんでしょうか。

 演奏が終わったのは9:40、家に帰ったら11時でした。普段は10時に寝るのに(笑)、翌日は辛かった。やっぱり前座はいらない。

 一週間前のPerfumeのライブでは全然踊れなかったのですが、今回のNew Orderのライブでは久方ぶりに歌い、踊りました。自然に身体が動くんです。特に前半のニューウェイブ色が濃いギター曲での縦ノリは久方ぶりでした。飛び降り自殺をテーマにした『ビザー・ラブ・トライアングル』では大声で歌ったし(笑)。
 自分にもまだ踊れる感性が残っている、ということを数十年ぶりに思い出しました(笑)。この日 スマホ歩数計は30000歩を超えていました(笑)。
 やっぱり、本当に好きなバンドのライブだと違います(笑)。楽しかったです。