風が冷たくなってきましたね。
ボクの家の近所でも、晩秋の光景が広がっています。
今週の韓国の戒厳令にはビックリしました。
あの大統領、驚くべきアホですな(笑)。与党にも根回ししてなかったみたいじゃないですか。
それ以上にビックリしたのは日本のマスコミ。くだらない芸能ニュースはやるけれど、隣国で何が起きているか、NHKですら、まともに報じなかった。知能指数ゼロ。そりゃあ、TVを見なくなるわけです。
KBS「戒厳令です!」
— 咲来さん@ (@sakkurusan) 2024年12月3日
BBC「韓国戒厳令です!」
CBS「韓国戒厳令です!」
カナダCBC「韓国戒厳令です!」
CCTV「韓国戒厳令です!」
台湾TBS「韓国戒厳令です!」
日本のテレビ「いよいよ年末!クリスマス商戦たけなわ!羽田では無課金おじさん来日です!」
もう何なのこの国
しかし、戒厳令を阻止した韓国の国会議員と市民はすごいですね。
CNNはこう。NHKは旅番組再放送。晴れたら見える隣国の重大な政変なのに。日本はテレビ報道が本当に死にかけてる。 pic.twitter.com/zWFz2XFrUS
— mipoko (@mipoko611) 2024年12月3日
9月に全斗換の軍事クーデターをテーマにした『ソウルの春』という映画を見たばかりですが、そういう映画が年間NO1ヒットになっているのですから、韓国の人々にはその時の苦い経験が心に沁みついているのかもしれません。
ちなみに市民が国会を守る感動的な写真↓を撮ったのは毎日のソウル特派員。毎日と朝日の特派員だけは事件が起きると直ぐ駆けつけて国会内にまで入って取材したようです。
この写真は、今年度の報道写真大賞に値する、と思う (もしそうしたものがあるなら)。とても胸を打つ。この現場にいたこと、ニュースとは何かを、的確に捉えていること。昨晩何も報道しなかったテレビ各局との対比の点でも、すばらしい。毎日新聞ソウル特派員、日下部元美氏撮影。 https://t.co/LQLSvOqWzF
— 柴田優呼 / Yuko Shibata @アカデミック・ジャーナリズム (@yuko_shibata_) 2024年12月4日
共に女性記者なのは、さもあらんという感じ。
韓国凄いよ。日本で同じ様な事が起こったらどうなると思う?
— 電脳アルパカ (@konaske) 2024年12月3日
まずマスコミはまともな報道はしないだろうし、従順バカな子羊達は「デモするな!秩序を乱すな!」などと言い出すだろうし、最終的には糸井重里あたりが「騒ぐな、自分のことをしろ」とかポストするだろうな。
命令で出動した軍も実弾は所持してなかったようです。何処までの話かまだわかりませんが。
韓国大統領の一人クーデター未遂。戒厳令を受けて出動した軍の兵が携えていた拳銃の弾倉は空、自動小銃も模擬弾倉。
— 🏕インドア派キャンパー 📣ⒻⒸⓀⓁⒹⓅ🔥 (@I_hate_camp) 2024年12月3日
仮に今の自衛隊が同じ立場となったら、司令官はこうした矜持を示せるだろうか? pic.twitter.com/RRzmb3bHLg
議員も国民も日本よりはるかにレベルが高い。自分で民主主義を勝ち取った社会は違うんですね。日本で同じことが起きたら、一部の野党、それにマスコミも賛成に回ったと思う。
もし日本で政府が非常戒厳令を発令したら、与党(自民)が反発するどころか、野党ですら維新や国民民主は諸手を挙げて賛成しそうだよな。
— 愛国心の足りないなまけ者 にきめっ! (@tacowasa2nd) 2024年12月3日
悲しいくらいの民度の差を感じざる得ない。
国民もかなりの部分が戒厳令に賛成するんじゃないの(笑)。バカばっかりだもん。
もし今回の尹錫悦大統領みたいな事したのが日本人のトップなら
— 愛国心の足りないなまけ者 にきめっ! (@tacowasa2nd) 2024年12月4日
みんなにいじめられて可哀想
言ったことは間違ってない
弾劾はパヨクの陰謀
野党は批判するなら対案を出せ
とか普通の日本人に強烈に擁護されまくって、人気者の立花孝志とかひろゆきもそっちに味方して、罷免されても普通に再選しそう
考えれば考えるほど、日本人のダメさ、バカさばかりが感じられる出来事でした(笑)。
韓国大統領の非常戒厳令の声明
— 愛国心の足りないなまけ者 にきめっ! (@tacowasa2nd) 2024年12月4日
共産主義に国が乗っ取られる
野党は批判ばかりのテロ組織(どっちだ)
この道しかない
私は愛国者だ
って完全に安倍つーか日本の保守派と同じ妄言を垂れ流してて全く笑えない。
ダメダメな日本のマスコミですが、勿論 全てが全てではありません。
今週の『報道1930』の年金特集は良かった。
12/3(火)の #報道1930 は...
— BS-TBS「報道1930」 (@bstbs1930) 2024年12月3日
『 #年金改革 「3割底上げ」? #老後 の安心は本当か #高齢単身女性 の現実
“ #低年金 ”が生む貧困とは』
【ゲスト】 #長妻昭 (立憲民主党 代表代行)@nagatsumaakira#八代尚宏 (昭和女子大学 特命教授)#阿部彩 (東京都立大学 教授)
詳しくはHPへ👇… pic.twitter.com/t7twgJDAAT
きっかけは今週 財界(経済同友会)が専業主婦の第3号被保険者制度の廃止を提言したことです。
この件は今秋 既に経団連、労組(連合)ともに提起しています。
国民民主が言い出した、103万円の壁なんてばかばかしい話です。
そんなことより、106万、130万、150万、全ての壁を取っ払って、全ての働く人に中立公平な制度(税制、年金、健保)を作ることが先決です。
誰もが普通に保険料を払って、誰もが普通に受け取る。そんな当たり前のことがなぜできないのでしょうか。
専業主婦は保険料を払わなくてよい3号被保険者なんてバカな制度の廃止は財界も組合も意見が一致している(笑)。議論もできない政治家とマスコミがアホなだけ。
番組でも言ってましたが、現在の制度は普通の働く人、それこそシングルマザーが専業主婦の年金保険料を支払っているようなものです。
今は共稼ぎの方が圧倒的に多いんだから、専業主婦(というか、専業主婦の夫と労働力を安く買い叩く経営者)を優遇する制度なんかおかしいに決まっている。搾取です。
今週 立憲民主が国会の代表質問でこの件を取り上げましたが(偉い)、既存の3号被保険者はそのままにして、新規は全面撤廃すればよいだけの話です。こんなもの、今すぐ廃止できる。
少子高齢化なのに、こんな時代錯誤で不公平な制度を見直さなければ労働力なんか増えるはずがありません。男女の賃金差も解消される筈もない。
他にも、在職老齢年金の問題や厚労省が国民年金の財源の穴埋めに一般サラリーマンの払った厚生年金を流用(泥棒)しようとしている件など、不条理、不公平、非効率が山積しています。
健保だって、サラリーマンが払っている健保組合の保険料収入をほぼ半分、厚労省が高齢者向けに取り上げている、というふざけた問題だってある。
そんなことやってりゃ働く人の手取りが増える筈がないし、景気だって良くなる筈がない。
所得が低い若いサラリーマンや働いているシングルマザーだって、健康保険料の約半分を自動的に見ず知らずの高齢者に取り上げられているんです。
もちろん困っている人には社会は手を差し伸べなければならない。高齢者医療にお金を使うのは結構(胃ろうみたいな無駄な延命治療は廃止すべきですが)。
だけど、それは正々堂々とやるからこそ、意味があります。将来 自分も恩恵を受けられると思うから、負担する側だって納得する。
現在のように厚労省の通達行政で一般人に判らないようにコソコソやるなんてサイテーです。お金を取り上げられる側は不公平感が募るし、受け取る側の無駄使いも増える。百害あって一利なし。
番組は、日本の年金支払い時期を67歳くらいにしなければ間に合わないのではないか、ということも取り上げていました。この問題だって提起する政党は殆どない。それで老後の2千万がどうのと騒いでいるのだからアホじゃないか。
現実を直視せず、無為無策で弥縫を繰り返した結果が、今や日本の年金はボツワナにも劣る、というわけです。
この問題は確かに複雑ですが、それこそ『手取り』を増やすなら避けて通れない。それをわかりやすく説明し、解決策を提示して国民の理解を得るのが政治家やマスコミの役目です。与野党ともに仕事をサボっている。歳費泥棒です。
もちろん政治家任せじゃなく、一人一人が自分で考えなくちゃいけないんですけどね(笑)。
韓国の民度の高さはわかったが、ついでに日本の民度の低さも露呈したの、後者は別に余計なことさえ言わなきゃバレなかったろうに
— 愛国心の足りないなまけ者 にきめっ! (@tacowasa2nd) 2024年12月4日
ついでに日本のメディアの質の低さも目も当てられない有様でしたね
特にメディアの質は元から低い低いとは思ってたけど、その低めに見積もった想定すら余裕で超えてたわ
たまには 近所ではなく、華やかな街でご飯を食べようということで、紅葉狩りがてら、はるばる六本木へ行ってきました。
と言っても街中の喧騒に繰り出す勇気はないので、いつも行くビルの上の静かな店です。
この日のお料理は紅葉を意識した秋のもの。お皿の上は赤色が中心です(笑)。
アミューズが3種類。
パートフィロに包んだ野菜のマリネ(何だったか忘れた)(笑)
紫いものタルトレット。
バターナッツかぼちゃのムース。
単純においしい。家では絶対に裏ごしなんかしないもんな(笑)。
マーブル状のフォワグラ。最近はインチキ臭い物も多いですが、これはちゃんとした鴨です。添えられたソースはリンゴとビーツのゼリー。
じゃーん。ここで真打の登場。白トリュフ様です。
お店の人が『1グラムおかけします』と言いながら(笑)、削り器で削ります。テーブルの上に抵抗できない香りが漂う(笑)。
年々値上がりする白トリュフですが、今年はネットで見たら取引価格はキロ80万くらいでした。たぶん世界で一番高い食材です。しかもそれが全部使えるわけではなく、中が虫食いのものがあったり質や鮮度の問題もある。リスクが大きすぎてどこの店でも出せる訳ではない。恐ろしい(笑)。
ホタテ。
半生のホタテにミモレットチーズが挟んであります。左側が生のバターナッツカボチャ、右側がトリュフに合わせて卵たっぷりのサフランソース。
白トリュフはトスカーナ産だそうですが、前回 青山で食べたアルバのものより遥かに状態が良かった。素晴らしい香りでした。
蒸してから炙ったというイトヨリダイ。
中央のソースは赤ワイン。左側はビーツのミルフィーユ。これが案外美味しかった。
仔牛のロティ。
ソースはジュ。付け合わせはセップ茸、玉ねぎ、菊芋。霜降り肉は食べたくないけど、仔牛ならOK(笑)。
赤ワインが残っていたので、モンドールを一口もらいました。そういう季節です。
ちなみに水は会津のもの(笑)。お酒が弱いボクは通常 ワインの3倍は水を飲みます(笑)。
ブドウのシャーベット。周囲は赤紫蘇のエスプーマ。
柿、栗、シャンパンのムース。
柿は裏ごししたゼリー(マルムラード)になってたり、コンフィやソースにもなっていて、もちろん生もあり、複雑な料理でした。家では絶対にありえない(笑)。
’’キャラメルポップコーン’’。
最上部から順に本当のポップコーン、リコッタチーズのムース、キャラメル味のシュー(皮)。一緒に食べるとキャラメルポップコーンの味がするそうです。
ボク、ポップコーン嫌いなんです(笑)。このデザートは美味しかったけど。
食後はイルミネーションの見物です。喧騒を離れて、ビルの上から眺めているのが一番いいかも。
会計を済ませたあと、下で見学です。
正面の豪華タワマンはSMAPの草薙という人が住んでたそうです。泥酔して、正面の公園で素っ裸で寝転んでいるところを捕まったのが昔 ニュースに出てましたね。
人は大勢いましたけど、まあ、不愉快なほどではない。
所詮は商業ビル、大資本の子供だましですが、こういう華やかな世界もたまには(笑)。
紅葉とイルミネーションの組み合わせも悪くありません。