23日に迫った区議会選、区長選、街角で候補者を見かけるようになりました。
ボクの住む世田谷区や目黒でも維新の候補者が目立ちます。朝から駅前で辻立ちをずっとやっている。
連中は『改革』を連呼しながら、民営化や役所の効率化を訴えています。
今までやってきたことから考えれば、維新の『改革』とは保健所や図書館を潰したり、公共施設の運営をパソナなどに民間委託して職員を低賃金の派遣社員=官製ワーキングプアに置き換えることです。
冷静に考えれば時代遅れのサッチャリズム、ロクでもない話ですが、具体的で判りやすいから惹かれてしまう人がいるのは判ります。更に共通しているのは男の候補は比較的若く、女性候補は元女優とか元劇団員とか見栄えは良い。狙ってるところが逆に気持ちが悪い(笑)。
一方 社民党の候補者は全くいないし(笑)、共産党は薄汚いジジババがチラシ(資源の無駄!)を配りながら、福祉の拡充や憲法守れという抽象論を連呼しているだけ。何を言ってるのかすら判らない。
たまたまTVで共産党の政見放送をみたら、言ってることは消費税5%にインボイス廃止、企業の内部留保課税で正直 怒りすら覚えました。
インボイス廃止で零細事業者の納税義務を放棄させるのも、内部留保に課税(二重課税)するのも日本国憲法違反!です。そもそもコロナや311、リーマンショックの時に雇用を守れたのは企業に内部留保があったからです。ばーか。
内部留保とか自分らが判りもしないことにケチつけるより、普通に『給料を上げろ』と言えばいいんです。憲法を守れと言う癖に憲法違反の政策を打ちだし、嘘とデマ、空想論ばかりの共産党はもはや基地外レベルと思いました。
それ以上にボクは維新が大嫌いですが、少なくとも連中は一般市民が関心を持ちそうなことを言っている。今の勢いが長続きするとは思いませんが、連中は市民の方を向いている。市民のことを考えず自分たちの主張(とデマ)を繰り返す社民や共産は問題外、もはやN党や参政党にも劣る(笑)。
それにしても公示から投票まで2週間もないのは短か過ぎる。
原則、ボクは地元の立憲民主の候補者に投票しますが誰が誰だかさっぱりわからないし、立憲にも効率化とか改革とか言ってる維新みたいなバカもいる(笑)。
それでもまだ、社民や共産よりは立憲の方が少しは一般人の方を向いているし、弱点である地方組織を固めようという意気込みは感じます。ただ惜しいかな、スピードが間に合わない。地盤や組織頼みの自民党や風頼みの維新、墓場に片足突っ込んだ老人ばかりの社民や共産、目つきすらおかしいれいわのバカ連中と異なる運動論を打ち出せるかどうか。
候補者の情報を知る手段が選挙公報くらいなのも問題があります。なんでネットでまとめて閲覧できるようにならないのでしょうか。
選挙運動も街宣カーに電話、街頭演説と古すぎる。特に頭にくるのは電話。もともとボクは家の電話には一切出ませんが、留守番電話にメッセージが入っていると、電話してくる奴には絶対に投票しない、と心に誓っています。頭おかしいんじゃないか。
別に日本が色んな一人あたりの経済指数で、韓国に抜かれようが、台湾に負けようが、互いに頑張って経済が伸びてる中での話なら全く問題ないんだけど、現実は相手は頑張ったがこっちは止まってた結果そうなったので非常に深刻なんだよな。
— 愛国心の足りないなまけ者 (@karasumi01411) 2023年4月16日
なんかウサギとカメの童話を地で行ってるよな、今の日本。
選挙に行かなかったり無効票を投じる選挙民も問題ありますが、供託金の高さも含めて今の選挙制度も酷すぎる。誰がどうみても古臭い時代遅れの制度なのに、政治家からは制度見直しの声がさっぱり挙がってきません。
与野党問わず今の政治家には自浄能力すらない、と思ってしまいますが、それは国民のレベルの裏返しでもあります。
自民党が圧倒的多数であることの弊害は明らかです。政治を変えるためには野党が変わらないといけませんが、そのためにはまず、野党支持者が変わらなければならないでしょう。
しかし北の青森県では「血が、因襲が、氏神様の祟りじゃ」って放火殺人事件が起こり
— 愛国心の足りないなまけ者 (@karasumi01411) 2023年4月18日
西の山口県じゃ「血が、血統が、家系図が」って3代だか4代だかの世襲候補が与党の候補として選挙戦ってるとか、とても2023年の国とは思えんな、流石わーくにやで、誇らしいな。
自称リベラルの知識人も似たようなもんです(笑)。島田雅彦も白井聡みたいな阿呆とつるんでるからバカが伝染するんだよ(笑)。
さて、2年ぶりに北参道のフレンチへ。所謂創作系の『映え』る料理で、予約が取れないので有名な店です。たまたま空きを見つけたので行ってきました。
ボクは流行の店にはあまり行こうとは思いません。客層が年齢の上下を問わず下品だし、味も美味しくないことも多い。最近はインスタ映えする創作料理が人気を集めていますが、ボクは信用していません。創作料理に美味いものなしというのはボクの信念?です(笑)。
実際 昨年もアジアベストレストラン3位という青山の創作フレンチへ行って酷い目に遭いました。見栄えは良いんですが、どうしたらこんなにまずいものが作れるのか不思議でした(笑)。そういう店に客が殺到するのですから日本人(外国人客も多いですが)の民度もどうかしてる。
北参道のこの店は基礎がちゃんとしているのでしょう。以前 行った時もソースも火の入れ方もちゃんとしていて美味しかった、ので再訪した次第です。ちなみにシェフはNHK『きょうの料理』にも出演しています。
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最初は勿論シャンパン。週末のシャンパンには多幸感を感じます(笑)。ちなみにブラン・ド・ノワール(黒葡萄)のグラン・クリュでした。
最初にシェフが自ら持ってきたのは低温調理した生牡蠣。諫早湾のものだそうです。上に載っているのはトマトの果汁を泡立てたもの。20年くらい前 大阪のリッツ・カールトンのシェフがトマトの透明な果汁を採るのは果肉を布に入れて一晩吊るし、出てきた汁を漉す、と言ってましたが、その手法がどんどん広がっているのでしょう。
この牡蠣は『映え』るだけでなく、味も美味しかったですが、生牡蠣はそのまま食べた方が美味しいです(笑)。
様々な素材の上にのせたアミューズは実は大して美味しくはないんですが(笑)、華やかで『映え』ます。テーブルの上が楽しくなります。
猪のリエットは挟んだビスケットも猪の形をしています。こういう可愛いのは好き(笑)。
今日のメニューです。
稚鮎のフリットはアルザスワインと一緒。ボクはアルザスやドイツのワインは嫌いですが、これは甘くなくてマトモでした。
鮎がポットの中で泳いでいます。『4月なのにもう、こんなに大きいの?』と聞いたら、ガラスの中なので大きく見えるんです、と言われました(笑)。
最近はアルザスでも流行のオレンジワインを作っているそうです。
この店特製の焼きたてブリオッシュ。テーブルごとに食べ始める時間に合わせて焼いているそうです。普段は太るので店で出るパンはまともに食べませんが、これはマジでうまい。
3種類の貝のパフェ。下にはコンソメやカニ、白アスパラなど様々な層が折り重なっています。単純にうまい(笑)
アワビのソテー。タケノコだのこごみだの山菜が山ほど添えてあります。
次はこの店の売り物の一つ『鯛焼き』。
フランスの古典料理『パイの包み焼き』をタイ焼きにアレンジしたものです。この日の中身は平スズキ、つまり鱸の鯛焼き(笑)。海老の出汁からとったアメリケーヌソースが美味しいです。ちゃんとした技術と『映え』が両立しています。
中身もホクホクしています。
合わせるのはボリュームのあるシャサーニュ・モンラッシュ。これは残さず全部飲んだ(笑)。
赤城牛の炭火焼。霜降りではなく赤身だからOKです。イチボだったかな。シンプルなソースが美味しいのはシェフの実力でしょう。
合わせるのは超有名ワイン’’オーパスワン’’の初代醸造長が独立して作ったというカベルネ。
これも、この店の売り。最後に小さな鉄鍋で炊いたご飯が出てきます。季節ごとに変わるリストの中から各自が選びます。
ボクは鮎ご飯にしました。お米が見事に立ってます。鮎の肝のソースと魚の脂とお米が混じってピラフみたい。
デザート一皿目はいちごの新品種’’やよいひめ’’。周りには凍らせた抹茶パウダー。
甘夏。ゼリーと飴細工で。
お茶菓子。
カカオのマドレーヌはお土産です。周囲は店で作ったという装飾用のカカオニブ(笑)。
お店は今回も満席でした。単純に『映え』だけでなく、味も美味しいからでしょう。予約が面倒な店はわざわざ行きたいとは思わないのですが、美味しければ良しとします(笑)。正直 この料理はしょっちゅう食べると飽きる、とは思うのですが、華やかで楽しかったです。
結果として1キロ近く太りました(笑)。今週は絶賛ダイエット中です(泣)。