梅雨が明けて、猛烈な暑さが襲ってきました。
道を歩くだけで熱風が吹きつける、この暑さは熱帯と表現するのも生易しいような気がします。愚かな人間は、地球温暖化とクーラーの排気とアスファルトと、幾つもの人災を天災と勝手に思い込んでいるんでしょう。さぞ、自分は何も悪くないかのように（笑）。
熱中症も汚染水問題も東京五輪とつなげないテレビに疑問 https://t.co/5WGCOU0rCJ #日刊ゲンダイDIGITAL
— 青木美希 (@aokiaoki1111) August 2, 2019
来年の今頃、オリンピックがあるんでしょ。選手も観客も暑さで何人倒れようとボクの知ったこっちゃありませんが、莫大なコストがかかるばかりか、物流や通勤など国民に多大な迷惑をかけるクソイベントはとにかく失敗してほしい。
ボクの知る限り、国立競技場周辺の住民、店は全員オリンピック反対です。いい迷惑なんですよ。
嘘かホントか、韓国が東京オリンピックをボイコット？という話も出てましたが、是非是非お願いしたい！（笑）。頑張れ、韓国！
強気に出ないと支持率が下がる。両国とも後戻りできない構図。
— 肉球新党「猫の生活が第一」 (@cat_pad299) August 2, 2019
今回の件が直ちに、となるかどうか別として、保護貿易主義やその先にある戦争は、こうやって始まる。
韓国の「ホワイト国」除外 閣議決定 対立悪化は必至 - 毎日新聞 https://t.co/9bndFP96bu
オリンピックにしろ、原発事故にしろ、外交にしろ、政府や上層部の嘘と利権、権力欲ばかりです。せめてオリンピックで日本が世界中に大恥かいて、少しでもバカな日本人が反省するきっかけになって欲しいものです。
何しろ、この国と国民は自浄能力を欠いています。外圧でしか変わらないんですよ、きっと。YouTubeに影響されたバカウヨ・ジジイ連中が無駄に長生きしているおかげで最近はそれすら危なくなってきましたが（笑）。
#Tokyoインパール2020
— 本間 龍 ryu.homma (@desler) 2019年7月26日
目標の30%に対し僅か7%しか減らせない。そりゃそうだ、みんな仕事や生活があって、組織委の横暴に進んで協力などしないからだ。いよいよとなれば一般車両の首都高利用禁止までやるだろう。
東京五輪まで1年 抑制実験で首都高の交通量7％減 https://t.co/y0J8grSQQ2
あと同じ時期にある都知事選。ボクは小池百合子は絶対に支持しませんが、イベントにしろ、記者会見にしろ、ほぼ毎日何らかの理由でＴＶに露出してくるのには感心します。あれは小池が意識してやっているそうです。というか、関係者に聞くと 小池百合子の関心の殆どは『自分がＴＶにどれだけ露出するか』らしい。
実に不愉快ですけど、政治家の戦略としては正しい。トランプのことは言うまでもなく、マスコミへの露出と政治家の支持率は大抵の場合 相関関係にあります。
したたかでやり手な極右知事ですが、対抗すべき野党はいったい何をやっているのでしょうか。選挙まで1年と言えば準備期間として決して長い期間ではありません。野党のふがいなさには相変らずうんざりします。
だから、山本太郎のようなポピュリストに頭の悪い信者が蛾のようにたかるんですよ。連中は安売りされた答えが欲しいだけ。やっぱり、問題は右か左かではなく、バカかマトモかなんですね。
これ↓はマジで恐ろしい。ボクだって竹中平蔵への怒りはありますけど、この 集団心理は戦前の『鬼畜米英』の再現、まさにファシズム、人民裁判ですよ。紅衛兵もびっくりのこんな扇動ではまともな人は退くばかりだから多数派は取れないし、かりにこの信者連中が多数派になったら、また戦争ですよ。こういう連中はいつ極右に転んでも不思議じゃない。
新宿西口でれいわ新選組の街頭記者会見を見てきた
— 清水栄助 (@galapgscom) 2019年8月1日
群衆の熱気も凄かったのだが、もっとも驚いたのは竹中平蔵を仕留めに行くと力強く宣言していたことだ
山本太郎は竹中平蔵の顔をスクリーンに映して、こいつをつまみ出せと言った。その後、新宿西口は「竹中平蔵ろくでもない」コールに埋め尽くされた pic.twitter.com/BtZJyIRohH
●おまけ：この、田中信一郎千葉商科大准教授のツイートをクリックして、関連したツイートをいくつか見ると昨今の経済政策の3択、そしてリスクが明快に判ります。以前 極右とくっついた山本太郎が自民とくっつく可能性も理論的に説明できている。感心しました。
半年近く前の掘り返されたツイートが流れてきて、わかりやすかった。①が山本太郎（れいわ）、②がアベノミクス。③が立憲だね。MMTが「閉じられた世界ではチート」（世界経済の視点では机上の空論）なのもよくわかった。 https://t.co/IoHSJn3yAi
— Keisuke Okutsu (@knockout_77) 2019年7月31日
●結局、それだけですよ。
この前 食事がてら、六本木に夕涼みに行ってきました。
昔は六本木の夜と言えば、子供心に『妖しい街だなー』と思ってました（笑）。外国人がいっぱいだし、危なそうな人や芸能人など普段見かけない人たちが普通に歩いていた。
そういうちょっとしたスリルを味わいながら、夏の夜に今は無き『青山ブックセンター本店』へ行くのが読書少年にとっては小さな冒険だったのです。一晩中やっている本屋なんか、昔はここしかなかった。
それも今は昔。派手だけど田舎から出てきたのがミエミエの薄っぺらな女の子と安っぽい男の子ばかりが目立つ、健全だけど雰囲気がない街になってしまいました（裏通りへ行くと、そうでもないのかもしれませんが）。
食後は、花火代わりに霧とＬＥＤで日本庭園を模した展示を見に行きました。くだらないと言えばくだらないですが、綺麗ではあるし、タダだし（笑）、人が少ないのが良いです。これまた商業主義で見事に去勢された、漂白された光景。
さて、この前 あるコンピュータ・サービスの話を聞いたんです。
『ソーシャル・リスニング』と言うんですけど、要はネット上で呟かれている投稿を定性・定量的に見て、世論を分析する仕組みです。具体的には予め『自民党』、『安倍晋三』などのキーワードを登録、それに対するLine、twitter、フェイスブック、インスタ、『はてな』などのブログ、YouTubeの反応を分析するサービスです。
今は、ネット上のソーシャルメディアもLineは全年代が使用、Twitterは10代、20代が多い、Facebookは60代が主、インスタは10代、20代女性が主、などの特徴があることがはっきり判っています。
それだけでなくフォロワーを大量に持っていたり、投稿すると反応が大きいアカウントまで判る。ネット上の反応を見ながら、どういう投稿をすればどういう層に受けるか、嫌われるか、キャンペーンがどんな層に効果があるか、リアルタイムでそういうことまで判る。
ネッスル、アメックス、ＧＭ，ロレアル、製造業でも商業でも金融でも、消費者のことを気にする企業の多くはこういうツールで消費者の反応を分析しているそうです。
日本でもすべてのＴＶ局（キー局）、大手広告代理店は既にこのツールを使っている。新聞や通信社も使っているようですが、あまり紙面には反映されないのは、彼らの情報や世論に対する感度の問題でしょう。
毎朝 ＳＮＳの動向を分析して、選挙期間中『こういうテーマで喋れ』、『こういうことは喋るな』と演説の内容まで議員に指示している自民党は当然 使っているはずです。映画『新聞記者』の通りなら（笑）官邸も使っているでしょう。
例えば以前にご紹介したDAPPIなどの著名なネトウヨ・アカウントは時には情報発信がニュースより早かったり、9to5のオフィス・アワーにしか更新されないところから、官邸か自民党が運用していると言われています（笑）。
ネット上の呟きの内容だけでなく、莫大な量のデータをＡＩが分析、政治家の発言や投稿に対して否定的/肯定的な反応の割合まで判ります。料金は年間 自動車１台分。社民党だって使える？くらい安い（笑）。あとは１人か２人、使いこなす脳味噌と感性がある人間がいればよい。野党にはそれくらいの人材もいないのでしょうか？
ボクとしてはこういうことが行われているとは思ってましたけど、この2，3年でこんなに安く、手軽に使えるようになっているとは知りませんでした。
我々の投稿、言葉も全て誰かに見られており、分析されています。最早、それが前提です。ちなみに『やばい』という言葉は若い人の間では色々な意味でつかわれますから、ＡＩではまだ肯定的なのか否定的な反応なのか判別できないそうです。みんなでどんどん『やばい』を使いましょう（笑）。
デジタルの世界が全てではありませんが、その比重はどんどん大きくなって、影響力が増している。仕事でも政治でもデジタルに使われるより、使いこなす側にいなければまずい。でなければ、連中に操作されるがまま、奴隷人生ですよ（笑）。
●これは非常に重要な指摘。基本的な流れとして日本はもう、ゲームオーバーだと思う。あとは個人、個企業でのゲリラ戦をどれだけ出来るかだけだと思います。
これは勝てないわ、勝てるわけ無い。
— オッドアイの梟 (@odd_eye_owl) 2019年7月30日
テクノロジーの発展は一部の天才の出現ではなくインテリジェンスの裾野の広さで決まるもの。
学問に経済的苦痛を伴う日本が中国に勝つなんて今のままじゃ永遠にあり得ない。
日本は過去比較的裕福だった時代の遺産を食い潰してるだけ。 https://t.co/szwyO78BBy
ということで、今週も再稼働反対の官邸前抗議へ #金曜官邸前抗議
うだるような暑さの1日、午後6時でも気温は32度😁。でも時折 風が吹くと気持ち良い、夕涼み抗議？です。参加者はいつも通り、2〜300人くらい、今日は国会前も見てみたんですけど延べで300を少し超えるくらいだと思います。
●抗議風景
今週 やっと東電が福島第二の廃炉を決定しました。
併せて、2800億円と見込んでいた廃炉費用が4100億になること、また、使用済み核燃料は敷地内に一時保管するが廃炉が終了されるまでに福島県外に搬出されることを約束したことが報じられました。
110万ＫＷという大型炉の廃炉は初めて、また第1と合わせて10基の廃炉を同時期に、という作業の問題、電気料金に載せられるであろう費用の問題と困難なことばかりです。何よりも使用済み核燃料の問題。
気持的には内幸町の東電本社や経産省の敷地、足りなければ皇居にでも使用済み核燃料を保管すればいいと思いますが’（笑）、現実的にはスペース的にも、地価も含めたコストの面でも、中々厳しいでしょう。
納得性を考えれば、東電管内の各都道府県に分散保管、が最も妥当だと思いますが、分散保管はコストもかかるし、何よりも いざ近隣に保管場が出来る、となったら、そう簡単ではない。周辺への説得、補償も含めて長い長い時間がかかるでしょう。
マスコミ的には評判が悪いですが現実には、判断の先延ばしはある程度 合理的であることが多いです。時間が経てば経つほど技術が進歩したり、環境が変化する可能性もあるからです。
しかし、この国は何もかもが先延ばし、思考停止です。少子高齢化も財政問題も外交も原発も、です。
政治家も国民も思考停止したまま、なんとなく空気に流されていった結果が、太平洋戦争でした。原発反対派も含め、そろそろ使用済み核燃料の問題は正面から直視していかなくてはならないのではないでしょうか。
どこぞのポピュリストのバカみたいに『原発は即時廃止』とか言うだけなら簡単なのよ（笑）。
