特別な1日  

-Una Giornata Particolare,Parte2-

グローバリゼーションとパフューム!:映画『We're Perfume』

いまどき夫婦別姓を認めないのが合憲とかいう最高裁の裁判官は全員 男(ジジイ)だそうですが、次回の裁判官国民審査で こいつら全員×ですね。15人の裁判官のうち、違憲判決を出したのは5人、そのうち2人は男性だけど、基本的には男、要らないよ(笑)。
先日 文科省の研究グループの調査で同性婚の法制化に賛成の人が過半数を超えました同性婚「賛成」51% 全国調査、世代間の認識に差 :日本経済新聞、唯一70代、特に男性に反対が多かったそうです。それだけでも腹に据えかねていたんですが、明治政府がでっち上げたガラパゴスな家制度を未だに押し付けるような連中は早く棺桶に入ってもらった方がいい。未だに『国会へ突っ込め』(笑)とか言ってる認知症左翼と同様、思考停止で頭が腐ってるんでしょう。でもボクには名案?があります。
65歳過ぎた男は公務員や政治家など公職から全員追放したらどうでしょうか(笑)。レッド・パージじゃなくシルバー・パージです!(笑)。勿論65歳過ぎでも立派な男も大勢いるでしょう。でも今回の判決や同性婚に対する態度で判るように、概してモウロク・ジジイの老害の方が大きい。シルバー・パージを導入する、それだけでも世の中 すっきりして、日本の未来は明るくなるんじゃないでしょうか。
                              
民主党だって、こういう政策を出せばいいんです。今度の選挙では正直 安保だけでは論点として力不足です。経済など身近な暮らしに関する対立軸を出さなければ選挙には勝てません。「教育費贈与の優遇」など格差を拡大しようとする与党に対して、『若者や女性が希望を持てる政策』は良い対立軸だと思うんです。そういう旗を掲げれば、若者だけでなく、心ある年配者だって未来のために投資しようとするはずです。そう思いませんか?
●そんなもん、時代遅れに決まってるよ!時代遅れなのは最高裁や政治家のクソジジイだけで十分!

http://this.kiji.is/50132972544525815?c=39550187727945729&s=t
●毎度お馴染み日本人ジョーク


                                      
12月は、宴会を嫌いまくり、全知全能を使って逃げまくっている(笑)ボクでさえ、平均して週1回くらいは『お勤め』の宴会があります。他の人と比べると圧倒的に少ないとは思うんですが、いい加減勘弁してほしい。こういう野蛮な風習もきっと昔のジジイ連中が作ったんでしょう。宴会では一番被害が少ない方法、一滴もお酒を飲まず、ただニコニコして座ってることにしているんですが、それでも、うんざり(泣)。うまいものが食えるわけでもないし、ためになる話が聞けるわけでもないし、退屈、以外に形容する言葉が見つかりません。
                   
ということで、ボクは今週の官邸前抗議はお休みです。明日土曜日は高校生たちが東京と大阪で『安保法制に反対する高校生東京大阪ダブルデモ』をやると言ってるので、大人も応援に行こうかなとは思っています。あの子たちはまさに当事者だもんな。まだコースも発表になってないんだけど大丈夫かなあ(笑)。

                                        
●今週の写真:映画監督のマイケル・ムーア先生@トランプタワー。トランプのような老害ジジイに対して、ムーア氏はネットでWe Are All Muslimの宣言の署名を呼び掛けています。We Are All Muslim | MICHAEL MOORE


                                                    
さて、今日はグローバリゼーションについて少し考えてみたいと思います。この前 商社の人と話していたら、海外の現地法人では現地採用した外国人の部下のほうが上司である自分より給料が高いことが良くある、と言ってました。例えばオーストラリアの現地法人でマネージャーを採用したら、社長である日本人の3倍だったそうです。オーストラリアの最低賃金は日本の約2倍ですから、充分頷ける数字です。まして幹部社員を採用するには人件費の相場というものがありますから、どうしてもそうなるそうです。このような話は最近良く聞きます。リーマン・ショックの時 日本の証券会社がリーマンブラザースの一部を買収したら、買収された方(リーマン)が買収した側(日本の会社)より給料が遥かに高かったという笑い話がありましたが、金融関連だともっと甚だしいでしょう。
                                       
印象に残っている新聞記事があります。昨年2月の日経に載っていた『日本の管理職、部長クラス以上は中国やタイの人より年収が低い』というものです。
『人事コンサル大手の米ヘイコンサルティンググループは各国の役職階級別の年収(基本給、年間一時金、手当)を調査し、日本の課長級を1として指数化した。これによると日本の部長級は1.36なのに対し中国は1.64。本部長・事業部長級では1.68対2.57とさらに差が開くことが分かった。中国だけではない。タイも課長級では0.49と日本の半分だが、部長級では1.35とほぼ同等の水準になり、2.24にまで伸びる本部長級で日本を大きく逆転する。日本は米国やドイツと比べても、部長級から差をつけられている。』
日本の管理職、年収「割安」 中国・タイを下回る :日本経済新聞

●日経の記事とグラフ



トマ・ピケティ氏の研究によると『欧米は上位1%の人の年収が増えて格差が拡大しているが日本は下位90%の人の年収が下がって格差が拡大している。つまり日本の上位層の収入はそれほど増えていない』ということが判っています。 『ボクらが立っている場所』(トマ・ピケティ氏のデータベース)と、映画『サード・パーソン』 - 特別な1日(Una Giornata Particolare) それを裏付けるような話です。何でもかんでも大企業や政府のせいにして思考停止している人には認めがたいでしょうが、日本の上位所得層は欧米に比べれば多少は良心的(笑)なんですね。

では一般的な収入はどうでしょうか。
OECD各国の平均年収2014年(単位=ドル)オレンジが日本、黄緑が韓国。URLをクリックすると大きいグラフが出ます。https://data.oecd.org/chart/4oW8


2014年、OECD36か国のうち日本人の年収は3.65万ドルで18位3.67万ドルの韓国にも抜かれました既に日本人は富裕国の国民ではありません。かってのジャパン・アズ・NO1はどこへやら、今やOECDでは真ん中程度でしかありません。
続いて時系列の数字も見てみましょう
●90年〜2014年 各国の平均年収の推移(単位=ドル)。日本(35,672ドル)は黒線。URLをクリックすると大きいグラフが出ます。

https://data.oecd.org/chart/4oWa


90年から2014年まで日本人の平均年収は殆ど横ばいです。それを他の国がどんどん抜いていったバブル崩壊でドイツに抜かれ、OECD平均以下になり、2000年代半ばにスウェーデンに抜かれ、そして2014年、とうとう韓国にも抜かれた、というわけです。
韓国に抜かれたのはアベノミクスの円安、という要素もあります。しかし、この25年、日本人の賃金が上昇してないことには変わりはありません。だからインフレを、というアベノミクスも気持ちはわからないでもない(笑)。しかし貨幣供給を増やしても円安を招くだけで、インフレにもならなかったし、一人あたりの賃金も上がらなかったわけです。


結局、より付加価値の高い産業が増えるよう経済構造自体を変えない限り、成長は難しいのでしょう。税金で補助金を出して生産性の低い産業をゾンビのように延命させる余裕は日本にはありません税金は困っている人の為に使うべきで、特定の企業や産業のために使うべきではないんです。良く言われる、中小企業へお金を回せという議論をボクが大嫌いな理由はそこにあります。地方の飲み屋で豪遊しているのは開業医か中小企業の経営者って昔から決まってます(笑)。大企業でも中小企業でもブラック企業もあれば社会に貢献する企業もある。どちらにも悪徳経営者もいます。企業の規模で区別するなんて頭が悪すぎ
ただでさえ少子高齢化で人口が減り、労働力も需要が減る中で、ジジイがいつまでものさばるは、女性活用はしないわでは、このまま行けば日本の将来は年寄りだらけの貧困国になるでしょう。介護もままならず、年金も減額、1億総活躍どころか、1億総貧困にもなりかねない。


話題になったフランスの選挙だけでなく日本も含めて、各国で極右が目につくようになったのにはグローバリゼーションの影響があります。経済も治安、失業などの問題点を全て移民のせいにできればわかりやすいですからね。また左翼を中心としたTPPなどへの反発もグローバリゼーションの影響でしょう。こちらも経済や格差などの問題点を全て大企業と新自由主義者のせいにしただけで思考停止(笑)しています。奇しくも右も左もグローバリゼーションへの反発という点では一致しているのはとても面白い。頭を使わない、思考停止、誰か他人のせいにする、という点では右も左も一緒ですね(笑)。世界中に反知性主義が広がっていると言ってもいいのかもしれません。勿論 移民も大企業も問題はあるけど、世の中はそれだけで動いているのではない。それ以前に格差や差別の芽は我々一人一人の中にもあるんです。

                                                                     
ボクは経済成長至上主義やグローバリゼーションが第一、という考え方には否定的です。人生にはもっと大事なものがある。だけど全く無視してしまうのもアホです(笑)。個人的には経済成長なんかどうでもいいという気持ちはありますけど、冷静に考えれば経済成長がなければ高齢化する日本の年金や介護の費用を賄うことができません。どうするんだよ(笑)。グローバリゼーションもそうです。日本は海外とつながりを持っていかなければ生きていけない。在特会が唱える在日特権の話と農業関係や一部の左翼が煽っていたTPPの脅威って、ボクにはそっくりに聞こえます(笑)。
どんなものにも良い面と悪い面があります。だったら良いものは取り入れて、悪いものは取り入れない努力をすべきです。例えばジャック・アタリ先生は先週『日本が移民を入れないのは自殺行為』と仰っていましたけど、ボクもそう思います。問題点はあるだろうけど、デメリットを最小に防ぐ努力を考えもしないで、なんで結論づけちゃうんだよ(笑)。良く日本の地方都市が消滅するとか騒いでますけど、そういうところこそ移民を招聘すればいいじゃないですか。イーストウッドの大傑作グラン・トリノ』の舞台は、人口減対策の為にベトナム少数民族、モン族の移住を受け入れたミシガン州の田舎街でした。本気で人口減を防ぎたいのならシリアの難民を受け入れたっていいじゃないですか。人口減がどうのこうのって騒いでいる奴は、単にやる気がないだけです。

                                                        
日本人は日本人だけで固まるとロクなことを考えない、んじゃないでしょうか(笑)。明治政府がでっち上げた家制度が良い例です。太平洋戦争だってそう。今 もんじゅや核燃サイクルで行き詰っているのもそう異論とか客観的分析とかより、その場の空気とか雰囲気でなんとなく決めてしまう。誰が見てもムリ、ってわかっていても、組織の中で空気を乱すようなことはしにくい、だから結論先送りでズルズルと言ってしまう。だけど日本人はバカも多いですが、優れている人も多いと思うんです。その中に異なる国の人や意見を取り入れることは今の閉塞感を打破する大きなポイントじゃないでしょうか。面倒くさいけど(笑)
海外でやってることがなんでも正しいとは思わないけど、海外の良いものは謙虚に取り入れ、自分たちの良いものは世界へ発信していく、それしか日本の活路はない、とボクは確信しています。
ま、自分では海外旅行とかはあんまりしようとは思わないんですけど。面倒くさいから(笑)


パフュームです(笑)。

渋谷で映画『We're Perfume 〜World Tour 3rd Document〜
昨年行われたパフュームの3回目の海外ツアーのドキュメントです。度々彼女たちの特集番組を撮っているNHKのディレクターが撮った作品。ライブではなく舞台裏のドキュメントですからそれほど期待せず、とりあえずファンとして義務を果たしに行きました(笑)。ところがドキュメンタリーとしてフツーに面白かった。

                                                  
冒頭 2015年の春 彼女たちがテキサスの音楽フェス、SXSWに出演した際の映像が流れます。音楽ファンの間でも非常に有名な、このフェスに出たのは凄いことです。映されたのはオープニングのシーンだけでしたが、日本での演出よりかっこいい(笑)。映画ではテキサスに至るまでの道のり、2014年の台北シンガポール、ロンドン、LA、NYと続くツアーの様子が描かれます。SXSWはもう少し見せて欲しかったな。
●SXSWでの彼女たち

                           
●SXSWの彼女たちに言及した日経の記事(2015年4月、11月)

シンガポールマーライオンに登ったり、ロンドンで買い物をしたり、LAでハンバーガーにパクついたり、NYでウォルフガング・ステーキハウスへ行ったり(この前行った六本木の店と全く同じでした)、彼女たちの道中記も楽しかったけど、印象に残ったのはショーの裏側です。
                                             
始まる前は彼女たちは想像以上に緊張しているんですね。ステージ直前の3人は表情はこわばっているし、強がった発言をしたり、大声を上げたり、少しヤケクソ気味にすら見えました。外国のお客さんとはいえ、日本語で客弄りまで平気でやっている彼女たちですから、これは意外でした。ライブが終わると直ぐ、彼女とスタッフは『ダメ出し会』をやっています。激しいステージの後 柔軟体操やマッサージで体をケアしながら、彼女たちは当日のお客さんの反応に合わせてセットリストや振り付けを改善する話し合いをしているのです。ライブが終わったら酒でも飲んでいるのかと思っていたので(笑)、このダメ出し会も意外でした。
                                          
会場はどこも想像以上に大きい。邦人も少しは交じっているとは言え、本当に外人客で一杯埋まっています。台北シンガポールは3000人弱くらいのクラス(東京で言えば渋谷公会堂日本青年館の倍くらいの大きさ)、ロンドンやNYは5000人くらい、LAに至っては1万人くらいのキャパのところでした。彼女たちは公演前に客席の後ろまで行ってステージの見え方をチェックしていましたが、LAでは会場の大きさには緊張を隠せません。しかも開演の数十秒前に彼女たちにバックに映像を流すプロジェクターが故障したことが告げられます。一番大きな会場で、外国で、生身の肉体のダンスと音楽だけで勝負しなければならない。彼女たちはどうするか。
舞台の幕が開いてパフォーマンスが始まったとき、今までにも増して気合が入ったものであることが直ぐ分りました。映像を通しても、オーラみたいなものが伝わってきます。LAの観客も熱狂しています。成功裏にステージが終わった後 スタッフも本人たちも号泣していました。ドキュメンタリーとしてもこの部分は秀逸でした。



元大蔵官僚で慶應の大学院准教授、パフュームファンクラブの小幡績氏は『Perfumeは愛を生み出すビジネスモデルだ』と言っています。『パフュームはファンやスタッフたちが彼女たちへの愛情を生み出すことで存在してきたビジネスモデルである。そして、その愛情がパフュームという存在にも本人やスタッフたちも意図していなかったイノベーションをもたらした』、というのです。ビジネススクールの授業でもこの理論の解説をやってるらしい(笑)。http://ryutsuu.biz/topix/g070125.html

この映画を観ていてもそれは裏付けられました。ロンドンでもLAでもNYでもステージの前の方へ行くために前日から並んでいる奴やコスプレをしてくる奴がいます。シンガポールのショーを見るためにオーストラリアからやってくる老夫婦(笑)が居ます。長年待った公演だからでしょう、ファンたちは愛情たっぷりです。ショーが終わって会場の明りがついても、まだ外人が日本語でパフュームの歌を歌っています。すると三人娘はステージ裏からマイクで、その合唱に加わるのです。そんな体験をしたら観客は彼女たちのことをずっと忘れないでしょう。双方の愛情が巻き起こした、としか言いようがない奇跡のようなシーンです。
                                      
客観的に見てツアーの観客動員数6万人というのは大きいものではありませんが(小さくはありません)、パフュームの海外進出第1段階は成功したようです。画面の中の彼女たちの表情には外国にも自分たちを待っている人が居るという発見に対する新鮮な喜びと緊張が溢れています。ボクはパフュームの3人娘が40歳になっても50歳になっても歌い踊っていて欲しいと思ってるので(笑)、この先がちょっと心配なんです。映画の中、NYでの打ち上げであ〜ちゃんは『2年以内にマジソン・スクエア・ガーデン2days』とぶち上げていましたから、目標が出来て良かったとは思いましたが。そうなったら、ボクも応援に行かざるを得ない(笑)。あとはとにかく良い曲に巡り合えますように。


この映画には、これから我々が生き残っていくにはどうしたら良いか、特にグローバリゼーションに対応するヒントが詰まっています。音のかっこよさやプロジェクション・マッピングなどのテクノロジーは世界のどこでも共通、ここいら辺の質の高さは前提条件。その上で差別化するには他の何かが必要です。ダンスという身体性とテクノミュージックを組み合わせたところは彼女たちのイノヴェーション、独自性です。さらに、その上に彼女たちの性格の良さ、愛情が加わる。外人相手に日本語で客弄りするのも、バイリンガルの客を見つけて通訳させることで乗り越えました(笑)。激しくダンスをし、歌いながらも、一人でも多くの客に視線を合わせようとする。観客個人個人とコミュニケーションをしようとする意思を見せるのです。そういうロックスターもいないわけではないけれど、ここまで徹底している例は少ない。だから言葉が殆ど喋れなくても感情が伝わっているのでしょう。コトバなんか関係ない、ハートなんです。
イノヴェーション+テクノロジー+愛=パフューム、これですよ(笑)。


日本は海外から資源を輸入しなくてはやっていけない、ということは海外へ何かを輸出しなければやっていけません。金融を中心とした過度なグローバリゼーションは不幸をもたらすと思いますけど、我々はグローバリゼーションに完全に背を向けてしまうことはできません。

そもそも日本は縄文時代から海外の文化や人を受け入れて生きてきました。米作、仏教、文字、法律(律令や戸籍)なんかはその典型ですが、いわゆる伝統文化と言われるもので日本独自のものなんて数えるほどしかないんじゃないでしょうか。原宿や六本木、軽井沢や阿蘇山のふもともアメリカ軍や外人が居たから、垢抜けたイメージになったわけです。移民だって、日本は半島や南方、中国南部から人を受け入れて発展してきました。天皇家だってそうですよね。別に悪い意味じゃなく、パクリこそが日本の伝統に違いない(笑)。

そう考えればグローバリゼーションにしろ、TPPにしろ、うまく活用することを考えるのが必要だと思います。勿論 問題はあるに決まっている。具体的に良い点・悪い点は何か、良い点を取り入れ悪い点を排除する意思の強さ、知恵、注意深さが必要です。きっと自分で自分のことがわかってないんですね。
最近はIFRS(会計の仕組)やROE重視のように海外アメリカ)のものを丸呑みするか、インチキばかりだったTPP反対論のように全否定する極論ばかりが目につきます。どちらも現実を直視してないんですね。少子高齢化が避けられない日本で、呑気にそんなことを言っている場合だろうか。美しい国とか1億総活躍とか寝ぼけたことを言ってる場合じゃありません世界に眼を向ける。そのためには前提となる質をクリアしつつ、自由に自分の個性を磨いていく、3人娘のチャレンジはグローバリゼーションに対応していくにはどうしたらいいか、ヒントを教えてくれています。
                                                                                    
と、いうようなことまで考えさせてしまう2時間、ボクは予想以上に楽しめました。SXSWの様子を一曲くらいフルコーラスで流してほしかったけど、普通のドキュメンタリーとしても面白かったです。

●レッドカーペットを歩いているのにファンがタオルを落とすと、さっと駆け寄ってわざわざ拾ってあげるかしゆかちゃん。やっぱし、めちゃくちゃ性格が良いです。