特別な1日  

-Una Giornata Particolare,Parte2-

3・11の幻影:12.07大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議

今日の夕方、M7.3の地震にはちょっとびびった。東京は震度4でたいしたことはなかったが、揺れ始めるちょっと前はまるで大風のような、ごーっという音がした。激しい揺れの時間も長くて、昨年3・11で体験した『泣いても喚いてもどうにもならない』ような地震追体験しているようだった。真っ先に頭に浮かんだのは使用済み核燃料プールが崩れたら関東地方がオシマイになる、フクシマ第一のことだ。
幸い震源が遠かったおかげで各地ともたいした被害はなかったが、昨年のような地震はいつでも起こりえるってことなんだよな。安全基準も作らず、ろくな安全対策もとらないまま原発が放置されている現状に対する神様の警鐘じゃないのか。もう一発 福島みたいな事故を起こしたら日本はオシマイなのに。
                                                     
                                                      
おととい通勤時 最寄り駅に民主党の候補者(現職)が立っていた。ビラを渡されそうになったので、思わず『嘘つき政党はダメだよ!』と言ってしまった。彼は苦笑いしながら手を引っ込める。言葉は穏やかに言ったつもりだが、内心は結構怒っていた。電車に乗って職場に着くまで、自分でもすこし興奮していたと思う。やはり直接 犯人の一味と対面するとムッとする(笑)。
消費税にしろ、原発にしろ、沖縄の基地にしろ、ウソばかり並べ立ててきた民主党については多くの人が『嘘つき』と感じているはずだ。ボクだけでなく多くの人が民主党に対して怒っているだろう。
だが、だからと言って自民党や維新に入れるんじゃ短絡的すぎるだろ。どういう発想なんだろう。だって、彼らの正体はこうじゃないか。
                                                  
自民党原発維持、国防軍(笑)、目標は2%だか3%だか知らないがインフレになったら利払いで財政が破綻する計算くらいできないのか(笑)。建設国債200兆に至ってはマジ、気が狂ってるんじゃね〜の。

維新⇒言ってることがコロコロ変わるんで何がしたいかわかんない。ただ最低賃金制廃止など弱者を切り捨てようとしていることだけはわかる(笑)。
                                                   
ボクには理解できないが100歩、一万歩譲って、『仕方なく自民党』という発想はあるのかもしれない。だけど、今の自民党は言っていることから判断すると、右から左まで包含していたかっての姿とは大きく違う、極右従米政党だ。きっと、小泉の時の郵政選挙と同じで、自民や維新の政策でより多く痛みを受ける人たちがより多く、わざわざ自民や維新に投票するんだろう(笑)。それにしても極右従米って、意味わかんね〜よ(笑)。
                                                      
ボクは比例区は『未来』に投票するつもり。 代表の嘉田氏も代表代行の飯田氏もボクは評価も信用もしていない。それでも原発を止める現実的な可能性は彼らが一番ありそうだからだ(みんなの党も現実的に原発を止めるという点ではよさそうだ)。
だけど小選挙区は自民、公明、維新以外なら、勝ち目がありそうな候補に投票します。むかつくけど民主もオプションに入れる。あんな連中でも安倍や橋下よりマシだから。世の中ままならないことばかりなのだから、その中でもマシな選択をするのが大人の態度ってもんだ(笑)。
棄権するとか選挙に行かないっていうのは悪いけどアホじゃないかと思っている。確かに日本の政治家なんて、殆どが一般より劣る下等な人種ばかりで投票するのもイヤになる。だけど投票を放棄して喜ぶのは圧力団体の連中だ。それが現実なのだ。(不在者投票制度をもっと拡充した上で)棄権した人から罰金を取るようにして投票率を上げたら、組織票の効果が減ってそれだけで日本はかなり良くなるんじゃないだろうか。

あと同時に行われるのが最高裁裁判官の国民審査。都市部と地方部で5倍にもなっている一票の格差について、この10月にさすがに最高裁違憲判決を出したが選挙の無効までは認めなかった。いつまでたっても一票の格差を真面目に是正しようとしない最高裁の裁判官全員にボクは×をつけるつもりだ。

                                          
             

今日も仕事帰りに官邸前抗議へ。★首都圏反原発連合/全原発即時廃止キャンペーン | 首都圏反原発連合
今日の参加者は官邸前は3000人くらい、国会前は1000人強くらい、延べだと合計で5000人くらいかな。先週より参加している人は多いように感じた。客層は年配の人が多かったが、先週は見かけなかった子供連れもいた。ゴミ候補だらけの選挙で頭に来ている人が多かったのだと思う。

経産省テント前

                            
●抗議風景






●この日は政党選別のポスター、パンフも配られた(最下部参照)
             

●自転車抗議


                                             
ここのところ東京も完全に真冬状態だ。今日は毛のコートに分厚いマフラーで完全武装(笑)していたが、足元から寒さがせりあがってくる。寒さを吹き飛ばそうと、シュプレヒコールの声も一段と大きくなりますよ(笑)。
                                                             
●国会前




                                               
●お母さんと子供

                                                       
盲導犬のお尻(笑)


                              
春頃 官邸前抗議が始まった頃は想像もしなかったことだが、抗議がこんなに長く続くと思わなかった。12月になっても依然 官邸前に多くの人が集まっているのは政府や東電に対する怒りだけじゃない。この国の政治家も国も全く!信用できないけれど、少なくとも自分たちは無力ではない、ということを感じたいからだ。そう思っているのはボクだけじゃないと思う。
                                      
●首都圏反原発連合の政党選別(笑)ポスター&パンフ